第15回 鉄道模型展 ラストラン!
鉄道トークショー







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 2004年から 栄の丸栄でGW期間中に開催されている「鉄道模型展」が丸栄の閉店に伴い、今回の15回目で最後ということで 5月5日の「こどもの日」行ってきました。

 私にとって「鉄道模型展」には2016年以来、3回目であったのですが、元々は、亡くなった従兄弟の影響で足を運ぶようになりました。
 今回はトークショーで「芸能人鉄道ファンクラブ」「芸能人鉄道研究会」の中心人物であるホリプロの南田裕介マネージャーが出演するという事もあり、楽しみにしてきました。
 南田さんとは、2009年、東海高校・中学でのサタデープログラムにおいて、一度、ご挨拶したこともあり、また従兄弟とも「銀座パノラマ」という鉄道模型バーを通じ顔なじみだったということもあって、最後にちょっとでもお話できればいいなと思っておりました。

 そんな思いを携えて丸栄を訪れました。
 チケット売り場に行列が出来る程、大混雑と訊いていたので入場制限?でもあるかとある意味、危機感もあったのですが、さすがにそれ程ではなかったものの、今まで経験した事ない程に会場は親子連れを中心に混んでいました。「こどもの日」を実感しました(笑)


丸栄で「鉄道模型展 ラストラン!」ジオラマ展示や模型運転体験






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五重塔と大仏まである!?





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桜を横目に見て走る列車





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E5系新幹線も走る





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色んな列車が揃い踏み





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良く出来たジオラマ





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電車だけでなく 建造物や車、人のディテイルの細かさ





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個人的に一番好きだったジオラマと電車





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駅に入ってくる貨物車





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素晴らしいジオラマ。たまらないですね。





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高架橋で交差する電車達





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某メーカーブースのジオラマ





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テニスコートまであるジオラマ





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鉄道ジオラマの醍醐味はやはりカーブでしょう





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映画館と出版社が並んでいる





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圧巻の駅舎と列車





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名鉄パノラマカーと現行列車が並ぶ夢の共演





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現在の丸栄と十一屋のジオラマ
丸栄閉店が迫る中での特別展示である






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プリンセス大通り側から見た今の丸栄
壁画も再現されている






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丸栄のエンブレム





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昔の十一屋を向かい側に展示





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丸栄の壁画





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屋上ではビアガーデンとSUPER BELL"Z のイベントが
行われているのを再現している






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屋上の作り込みもかなり精巧である





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十一屋の周辺には線路も配置





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懐かしき市電が走っているのを再現





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機関車トーマスのプラレールも配置していた





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大盛況の中、トークショー開幕!





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司会は久野知美アナウンサー





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南田マネージャーのトークが弾む、弾む(笑)





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爆笑に次ぐ、爆笑





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山本紗由美さん、堂込聖美さん、久野アナ、南田マネ





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映像を見て、爆笑の南田さん





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SUPER BELL"Zの野月さんと南田さんの漫才のようなトーク





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鉄オタしか判らない映像に同意を求める久野アナウンサー





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濃すぎる鉄オタ話に花が咲く





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映像に笑いが溢れる





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新旧「丸栄」のジオラマを製作したポポプロの方も登場





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売り切れが続くクリアファイルの説明





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最後には「鉄道模型展」を立ち上げた丸栄の社員さんも登場





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ラストに「日本鉄道党歌」を皆で合唱しました





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サイン会の様子





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購入したクリアファイル(2003年・第3回のポスター復刻)





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トークショーゲストの皆さんに貰ったサイン
SUPER BELL"Z(野月貴弘さん/土屋基さん)堂込聖美さん
山本紗由美さん、 久野知美さん(アナウンサー)
ホリプロの南田裕介さん









 トークショーは、有料の模型展示スペースとは別の、無銭で見る事ができる場所で行われたのですが、私が会場に到着した時点で既に椅子席は満杯。
 それだけ期待されたイベントでありました。
 鉄道模型をゆっくり見て周って戻ってくると、トークショー会場は人で溢れ、立ち見客もいっぱい。私はその後方に位置しました。
 ほぼ時間どおりに発車を知らせるベルが鳴り響き、SUPER BELL"Zのミニライブが始まった。
 スピーカーから聞こえてくるのは、耳馴染みのある「地下鉄 名城線」の場内アナウンスが....(笑)さっきも本物を聞いたばかり(爆)
 SUPER BELL"Zのパフォーマンスを見聞きするのは、意外にも今回が初めてでありましたが、こういうものだったのか!
 そのライヴ中にステージには、今回のトークショー出演者が並んだ。司会進行を務めるホリプロのフリーアナウンサー、久野知美さんを中心にSUPER BELL"ZのDJ 野月貴弘さん、保線DJ 土屋基さん、女性メンバーの山本紗由美さん、堂込聖美さん、そして南田裕介さんという布陣であった。
 このメンバーで、まずはモニターを使って「鉄道模型展」での毎年出演していたSUPER BELL"Zのパフォーマンスをスライドで2008年から振り返りました。
 まさに”「鉄道模型展」にSUPER BELL"Zあり”という歴史を証明するようで、まさかSUPER BELL"Zがミステリー電車を企画し、走らせていたのには驚きました。

 次は久野知美さんのコーナー。
 久野知美さんの名古屋の(鉄道に関する)想い出をスライドで紹介するものであった。なんでも、名古屋に来ると必ず名鉄の名古屋駅(めいえき)で30分ぐらいは過ごすそうで、特に通称:DJブースは「世界遺産に認定すべき」とまで力説していました。
 それから、久野さんが「名古屋に来たら、ここに寄らないと...」東名古屋港の”ダイヤモンドクロス”を紹介。正直な処、私にはさっぱり判りませんでした(笑)。

 最後は南田さんのオススメスポットを紹介するスライド。
 名古屋駅の13番線(ホーム)が大好きを熱弁し、その説明が細かすぎて爆笑。「ドクター東海」なんて初めて聞きましたよ。ドクター・イエローは知っているのですが(苦笑)。
 また南田さん、お得意の電車音(?)の形態模写も炸裂して、もはやホリプロ、アナウンス室のマネージャーというよりは完全に「鉄道芸人」でありました。いや〜凄いわ。
 その熱演に場内は、爆笑からやがては拍手の渦へと変わっていったのでした。
 その後は、南田さんが中学生の頃撮った列車の写真を紹介したりと南田さんが大好きなモノばかりをモニターに映し出したりと、ひたすら濃すぎる鉄オタ話で盛り上がりました。
  トークショーも終盤に入ると「鉄道模型展」を15年前に立ち上げた丸栄の社員である橋本さん、中井さん、毎年出展しているTOMIXや今回、新旧「丸栄」のジオラマを製作したポポプロの社員の方まで登場された。
 立ち上げた中井さんによると、当時、銀座のデパートで開催されていた鉄道模型展を視察し、メーカーにも企画を話すものの「名古屋では難しいよ」(名古屋の場合、大体、何事でもいつもこんな感じです 苦笑)と言われて意気消沈した苦労話には泣けました^^; やはり何事でもイチから始めるのは、並々ならぬ苦労がついて回りますね。
 思わぬゲストも総登場した「鉄道トークショー」は、日本鉄道党歌 ラストラン!丸栄ヴァージョン』をみんなで歌って終了。拍手の中、出演者の皆さんがステージを降りていったのだった。



 「鉄道トークショー」の後は、出演者全員によるサイン会。
 −ですが、私は ギリギリまで参加すべきかどうか迷いました。というのも亡くなった従兄弟の話を このようなハレの場で言うのも、なんだかな。と思ったからです。
 しかし、もうお話する機会もないのでは?と意を決して、クリアファイルを購入しサイン会列最後尾に加わりました。
 サインは久野さん、堂込さん、山本さんの女性陣が先で、その後が男性陣3人。
 女性出演者にサインを貰った後、男性陣先頭が南田さんでありました。
 ここで前述したように「2009年に東海高校のイベントでお会いしました」と紹介した後、従兄弟の事を伝えると、ほんの少し顔色が変わったのが伺い知れました。
 正直、言わなかった方が良かったかな。失敗した。とも思ったんですが、それでも「銀座パノラマ」のお箸を今も使っていると仰ってくれたのは身内として嬉しかったです。
 SUPER BELL"Zの土屋さんを挟み、ラストは野月さん。ここでも、従兄弟の話をすると、意外にも絡みがあったようで、よく覚えていらしゃいました。
 おそらく、この「鉄道模型展」に入場していたお客さんの中にも実際、店を訪れた事がある人も居たでしょう。そういう事を考えると鉄道模型ファンや、鉄道ファンの中に何らかの足跡を残したのかなと感慨深くなりました。
 ただ、身内以外で、従兄弟の話をしたのは今回が初めてだったので、なんともいえない気持ちになったのも事実です。それでも、自分の気持に一区切りするには良かったと思います。

 最後の「鉄道模型展」に参加した甲斐はありました。













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