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 私の趣味として重要なものに、ギター演奏がある。
 始めたのは確か高校2年生だったと思う。
 今となってはそのきっかけは定かではないが、ギター奏法を意識し始めたのは高校2年生の時、観たNight Rangerの初来日公演だったと思う。Night Rangerを知っているファンはもう30代後半以上の方だと思うが、登場した時のインパクトはそれは大きいものだったと感じている。曲のキャッチーさはさることながら、特にブラッドギルスのフロイトローズアームを使ったアーミング、ジェフワトソンの8フィンガータッピングを絡めたツインリードギターは素晴しかった。
 そんな影響下のもとギターを始めたが、なかなかうまく弾けるようにならなかった。そんな諦めかけた時、ラジオ番組『パープルエクスプレス』(文化放送)のなかで行われるギター講座に出会った。
 この番組はギターの弾き方をラジオという音声だけの世界で教えるという不思議なもので、それが案外、役に立つものでした。













STS550
STS-550  Fender Japan 製
私のメインギターの一本。
ショートスケール、スーパーナロウネックの優れモノ。とにかく弾きやすい。スケールとはここでは1フレットから12フレットまでの長さを示し、ロングスケールは324ミリ、ミディアムスケールは314ミリ、ショートスケールは305ミリをあらわす。由にショートとロングでは2センチも差がでるのである。またスーパーナロウの為非常にネックが薄く握りやすい作りとなっている。なおこのギターは、渋谷カワイサウンドシティで購入。ペグはGOTOH製。そしてリアピックアップを後にダンカンのホットレイルに交換し、パワー不足解消を施した。

その後、2005年11月、リアピックアップをディマジオのToneZoneに交換。音は想像していたよりは微妙な感じ(苦笑)







STS780
STS-780  Fender Japan 製
現在一番のお気に入りのギター。
STS-550と同様にショートスケール、スーパーナロウネック。
唯一違う点はピックアップ構成がシングルーシングルーハムバッキングとなっている点で、セレクターでリアピックアップを選択するとより高い歪み、パワー感を得られる。このギターは東京 御茶ノ水の石橋楽器ロックサイドにて購入。そしてこのギターはDr.シーゲルこと成毛滋氏が製作に関わったDr.シーゲルモデルで限定数本という貴重なものである。わたしはより高いパワー感と歪みを得る為、リアピックアップをディマジオのPAF Proに交換した。今、自分にとって最も理想に近いギターである。











KSC60
KSC-60 SH  Kawai Inc 製
前述のラジオ番組『パープルエクスプレス』にて成毛滋氏が推薦していたギター。 これはミディアムスケール、ナロウネックのギターで、真空管アンプと共に私に ”歪みの音”に目覚めさせたものである。
渋谷カワイサウンドシティの通販にて購入。
「Guitar Magazine」(1987年7月号)仕様の詳細がイラスト付で載っていたので、すぐ注文した。
ピックアップはドイツのシャーラー製で、歪み感もなかなか。ただ長年、弾いて きた感じではこのギターはソロ向きというより、リフ=バッキング向きかな。と 思う。
ブリッジはフロイトローズタイプでアームアップも可能となり、これでNight Rangerの「You Can Still Rock in America」を練習したのも懐かしい思い出。

(公式データ)ネック:ミディアムスケール(314mm)、シャトルヘッド、Narrow& Slim ネック、22フレット。ピックアップ:シャーラーS6 x 2、シャーラーGolden 50B (Steg)。ブリッジ:ロックンローラー。 コントロール:1VOL、1TONE、5WAY セレクトSW。ペグ:シャーラータイプ(GOTOH製)、 ロトマチック。ボディカラー:Black、White、Red 定価¥60,000

改めて公式データを調べて、ボディカラーに白と黒が有った事に驚いた。私が 赤をチョイスしたのはもちろん、Night Rangerのブラッドギルスの影響です。







RST50
RST-50 '57MODEL  Fernandes 製
記念すべき初めて購入したエレキギター。当時のフェルナンデスの カタログでは1983年発売のようですが、私が購入したのはおそらく 84年。つまり−入手してそろそろ30年が経過しようとしている。これも一つ のジャパン・ビィンテージとなるのでしょうか(笑)。
機種名が示す通り、57年のメイプルストラトのコピーモデルでU字ネック。 ペグはオールド・クルーソンタイプでかなり忠実に57年のストラトを コピーしている。改めてネットでこの機種を検索すると結構、評判の良い ギターであったようではじめてのエレキとしては今、思えば上々であった と思う。
また、黒ボディのメイプルネックのストラトと云えば、ERIC CLAPTONの 通称”ブラッキー”が思い出されるけれど、購入当時はクラプトンなど 全く興味など無かった。後年、来日の度にライヴに通う事になるなど 考えもしなかったがこの頃からクラプトンには縁があったのかもしれない。
自分のメインギターは上の三機種だが、実は一番手にとっているのは このストラトだったりする。いわば、自分のルーツ的なギターであるとも 云える訳でレスポールよりもストラトに萌える自分の体質はこのギターで 培われたと思う。



【2020年9月追記】

ボリュームが回らず(効かず)、ずっと生音で練習する為だけに使っていたこのギター。2020年夏、コロナ禍の中、一念発起し、修理交換することを決意しました。
ハンダがボリュームポッドになかなか乗らずに、大変苦労して(半ば熱で壊れることを覚悟しながら)修理を完了。音出しを行うものの、音が出たり出なかったりと失敗。
おそらく、セレクタースイッチの劣化が原因ではないかと当たりをつけて、セレクタースイッチを音家で購入。早速、ピックガードを開けて電装品を引き出すと苦労したボリュームポッドから複数の線材が剥がれ取れました。
そしてセレクタースイッチから元々の線材をハンダを溶かして引き剥がし、新しいセレクタースイッチを借り止めすると、元々の古い線材の長さが足らず(PUからの線以外は)届かない。
結局、Beledenの新しい線材で取り替えることとなり、ボリュームポッドの再ハンダ作業と共に大変、手間取りましたが、そんな苦労を乗り越え、緊張の音出し。なんとか音が出ました!
ただ、なぜか、リアとフロントが逆。セレクタースイッチが逆に配線されてしまったようです。ネットにある配線図を見て確認しながら、作業をしたのですが(苦笑)やり直しが面倒くさいのと、これはこれで面白いとしばらくは、このままにしておきます(笑)

交換部品
[ボリュームポット]ALPHA / ALP-250A
[セレクタースイッチ]SCUD / VLX53
[線材]Belden / #8503 Green
[線材]Belden / #8020 Bus Wire 1 meter
[スイッチノブ]MONTREUX / Lever Switch Knob(ミリ規格)







TAKAMINE
PT-106-6  Takamine 製
小学校の時買ってもらった以来のアコースティックギター。
それもエレアコなのでアンプにつなげることも可能に。
GUNS & ROSESの”Patience”に出会ってアコースティックの楽曲の格好良さに目覚めて以来、コード弾きの練習に励みやっとこのギターを手にいれた。
このギターも石橋楽器ロックサイドにて購入。
Takamineはアメリカでは”タカマイン”と呼ばれブルース スプリングスティーン、ポール マッカートニーなど超有名ミユージシャンに使われている。











Palour
Palour  Larriee 製
久しぶりに購入したギター。 7、8年ぶりでしょうか。
このラリビーのギターは初の海外生産、カナダ製です。基本的には3/4スケールのミニギターなのですが、ミニギターとは思えないほど良い音してます。明るい音がしますね。
上京の際、立ち寄ったイシバシ楽器ロックサイドで購入しました。
なかなか手に入らないギターだったのですが輸送途中にサイドに傷が入り、修理したということで定価7万のところ5万以下だった為、手持ち資金もないのに買ってしまいました。(苦笑)












YAMAHA
FG-152  YAMAHA 製
タカミネのギターの項に書いてある「小学校の時買ってもらった」 ギターというのがこのYMAHAのFG-152。一見するとマーチンのOOO シリーズを彷彿とさせる小振りなボディが特徴である。 購入したのは1978年3月5日−という事でこのギターは既に40年以上の歴史を刻んでいる。
私の微かな記憶では親戚の家でギターを触らせて貰い、興味を持って 親にねだったような気がするが正確な事は判らない。ただ、当時の自分にはハードルが高すぎた。 今ほど音楽に興味もなく、当然、弾きたい曲がある訳でもない。教則本を買っても退屈なばかりだったし、 コードも思うように押さえる事が出来なかった。よってすぐに このギターはステレオのスピーカーの後ろで埃をかぶるだけの存在になってしまった。
当然、保存も最悪。何度も倒れボディを傷つけた。
それからこのギターが次に日の目を見たのは、エレキを弾きだした後の事。コードを覚え、押さえられるようにするにはエレキより弦の張力のキツいアコギの方が良いと思ったからだった。その役目をこのFG-152は十分に果たしてくれた。
その後、アコギの役割は上の機種に譲られ、再び埃をかぶるだけの隠遁生活へ。しかし、この度、30数年目にして初めて本格的なレストア(単なる掃除だが)を敢行。ペグやフレットを磨き弦を張り直した。
おそらくネックは反り気味だと思う。それでも、今まで感じたことの ないキラキラとした音を響かせてくれたのだった。
ネットの情報では70年代のYAMAHAが最近、激鳴りすると評判だが、 このFG-152もそうなり始めたのかもしれない。

公式データ)1975年11月〜1978年販売。表板:エゾ松、 裏板:アフリカン・マホガニー 、側板:アフリカン・マホガニー、 オレンジラベル。定価¥15,000の普及帯製品。



【2020年12月追記】

古いYAMAHAのアコギに共通するのは、弦高が非常に高いこと。それがYAMAHAの安定的な音につながっていると思うのですが、いかんせん弾きにくい。他のアコギと比べるとやはり段違いでした。ということで、弦高の高さの原因のひとつであるサドルを削り(実際にはカッターで切ったのですが)ました。どうやら、サドルの下辺と上辺、どちらを削るかで音が変わるらしいですが、上辺を弦ごとに調整しながら削る場合は音が変わることは少ない分、難しく、下辺は平行にまっすぐ削るだけなので簡単なものの音が大きく変わると(ネット情報では)ありました。上辺を削るのは根気とテクニックが必要そうなので(苦笑)、失敗してもいいやという気持ちで今回は下辺を削り(切り)ました。
その削った(切った)のは2.5mmほど。削りすぎるとビビるというのもあって、これぐらいにしておきました。低くしたサドルをセッティングして弦を張りましたが、やはり格段と弾きやすくなりました。ビビリもなく満足な出来でしたが、音量は小さくなった感じはします。まあ、これは仕方ないでしょうか。







GA300FC
GA300FC  Guyatone 製
H&M Model30(Guyatone製)というプリアンプ真空管ギターアンプの後に手に入れた同じくGuyatone製のプリアンプ真空管ギターアンプ。
Guyatone製の真空管ギターアンプはどの製品もそうだが、実に素晴らしい。ボリューム1からサスティーンが良く延び、良く歪む。このアンプさえあればディストーションなどの歪み系のエフェクターは必要はない。「俺はギターとアンプとシールド1本で十分だぜ」というギタリストにお薦めのギターアンプである。
Guyatoneはその後もGA300FCX、 GA100FCNなど優れたギターアンプを発表し続けている。
なおアンプスタンドは中学の技術家庭科の時間に作った台を利用している。(笑)




GA100FCN
GA100FCN  Guyatone 製
ほぼ10年ぶりに購入したギターアンプ。
今回もGA300FCと同様Guyatone製のプリアンプ真空管アンプだが 、長らく生産中止となっていた為、一部では「幻のギターアンプ」と言われていたものでもある。
しかし、昨年、某所でのユーザー有志による再発運動がきっかけで、再発売が決定され争奪戦が繰り広げられたがアンプに使われる(あのマーシャルにも使われている)セレッションの8インチのスピーカー(G8L-35PE)が日本では生産中止になっている為に国内にあるだけの同型スピーカーをかき集め40台あまりが生産されただけであっという間にSOLD OUT。もうほとんど入手不可能と思われたが この度、目出度くゲットに成功。肝心の音はマーシャルの1959を彷彿とさせる歪み具合でピッキング・ハーモニクスなどまるで”ザック・ワイルド”かのよう!
またノーマルチャンネルとオーバードライブの完全独立2チャンネル仕様なので スイッチ一つで瞬時に切り替える事も出来る優れもの。 最高の国産10Wギターアンプです。




HM30
H&M MODEL 30  Guyatone 製
GA300FCの項でも、記述して いるように初めて購入した(プリアンプ)真空管アンプ。
もちろん、『パープルエクスプレス』で成毛滋氏が推奨していたものです。
資料によれば、発売は1985年2月らしいので、私もその年に購入したと思われます。
ギターアンプとしては当時、かなりのヒット商品になったとの事ですが、これには秘密があります。
まずは、初心者でも購入出来る5万円以下の価格帯であったこと。そして、エフェクター無しに、ギターとアンプだけで(当時としては)理想的な歪みを得ることが出来たことです。上記したようにその基本路線はGAシリーズにも継承されていきます。
また、夜中でも小さい音で練習しても、Hard Rock & Heavy Metalな歪みを出す事が出来る「ミッドナ イト・ジャック」という機構を標準装備。私はずっと これを使ってました。
ちなみに、私が購入したH&M MODEL 30に付いて いたスピーカーは東京サウンド(Guyatoneのメーカー) オリジナルですが、その後、セレッションのG8L-35PE に載せ替え販売され、そのバージョンにはH&Mのロゴ の下にCelestionの文字が刻まれています。









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