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自分史上初のAKBイベント。 AKBと云えば、大規模握手会である。 もちろん、参加にはあの握手券やらイベント参加券が必要である。 だが、しかし、なんと今回は無料でも参加できる。という一報が数週間前に 入ってきた。「これは 行かなくては(笑)」 一週間前には名古屋の都心部で、ゲリラ的に(当日発表)無料でミニライヴを行ったAKB48。 こちらは気づくのが遅すぎて、見に行けなかったが、YouTubeにあがった映像を 見る限り、若手メンバーを配したライヴはなかなか評判は良かった。 ゆえに期待は高まるばかりだった。 だが、ステージイベント(ミニライヴ)は12:30開始。 最も見たかったが、恐らく握手券を持った者が優先的に(アリーナ席?) 見られるんだろうな。と思い、躊躇しているうちにあっという間に昼。 結局、ライヴの様子は、Twitterで画像と文字で実況する形で確認するだけに 終わった。 未確認情報としては、13曲。若手メンバーとベテランメンバーが混ざる形で 披露されたらしい。 ライヴが終了すると、その後はおなじみの握手会である。 しかし、握手会を待つ客や終わった客の為にステージではイベントが行われる ような事が判った。 それはどんな内容なのか、全く判らず、誰が参加するのかよく判らなかったものの とりあえず、これを見に行こうと考えていた。 そうなれば行動は早い。 イベントが開始される頃までにと、会場であるナゴヤドームを目指した。 |
SET LIST | |
1 | さよならクロール |
2 | 言い訳メイビー |
MC 1 | |
リクエストアワー・セットリスト・ベスト10 | |
3 | Green Flash (ランク 10位) |
4 | ポニーテールとシュシュ (ランク 9位) |
5 | 心のプラカード (ランク 8位) |
MC 2 | |
6 | 大声ダイヤモンド |
7 | Everyday カチューシャ |
MC 3 | |
8 | 会いたかった |
9 | フライングゲット (ランク 4位) |
10 | 希望的リフレイン (ランク 3位) |
11 | ヘビーローテション (ランク 2位) |
MC 4 | |
12 | 恋するフォーチュンクッキー (ランク 1位) |
13 | ハロウィン・ナイト |
握手会レーン | |
@ | 柏木由紀 |
A | 渡辺麻友 |
B | 高橋みなみ |
C | 小嶋陽菜 |
D | 木浮艪閧 |
E | 峯岸みなみ / 茂木忍 |
F | 小笠原茉由 / 高橋朱里 |
G | 武藤十夢 / 野澤玲奈 / 福岡聖菜 |
H | 岡田奈々 / 谷口めぐ |
I | 内山奈月 / 込山榛香 |
J | 加藤玲奈 / 小嶋菜月 |
K | 大島涼花 / 川本紗矢 |
L | 樋渡結依 / 野村奈央 / 久保怜音 / 高橋希良 / 西川怜 / 山邊歩夢 / 千葉恵里 (研修生) |
ナゴヤドームの駅に降りると、イベントに向かう客は増えてきた。 ドラゴンズの選手の写真が飾られた通路を辿り、ドームに向かう。 ドームに近づけば近づくほど、AKBファンらしき若者の集団が目立つようになる。 ドームがその全景を現す頃になると、階下の駐車場に人の列とその先にあるテントが見えてきた。 おそらく、AKBのグッズを販売しているのだろう(確認は出来ず)。 ドームの敷地に入ると、立て看板で行き先を促された。 どうやら自分のように「イベント参加券を持たない人」は入場ゲートも別のようである。 早速、そのゲートに向かうと、物々しいチェックが待っていた。 これはひとえに、例の事件の影響によるものだが、少なくとも自分は握手会に 参加せず、メンバーとの接触もないので、簡単な荷物のチェックぐらいだろうと たかをくくっていた。 だが、そんな甘い幻想はいとも簡単に破られた。 まずポケットから財布等は出さされ、荷物も内ポケットの中など全て調べられた。 そして、最も閉口したのが、本日の不安定な天候を危惧して持っていった折り畳み傘まで その場で”開かせて”それが傘である事までチェックされたのだ。 これには自然と「メンドクセー」という言葉が口から出てしまったぐらいだった。 荷物チェックが終わったと思ったら、今度は足踏み台に乗って、身体の前、後ろで 円形の金属探知機でチェックを受けた。チェックするのは、例の元警察官で配された おじさんグループ「OJS48」だろうか。一瞬だが、緊張が走った。 そのチェックで異常なしと認められて、ようやくチケットを貰い入場が叶ったのだった。 ドーム内に入れば球場独特の雰囲気に包まれた。 指定された3塁側の階段を上ると、急に視界が拡がる。 其処には まばゆい野球場ならではの光景があった。 しかし、本来、アリーナにあるはずのダイヤモンドは消え失せ、椅子が引き詰められて 多くの人が着席し、その後ろの白いテント群には何重もの列が出来、忙しそうに人が行き来していた。 椅子に座った客の視線の先には、ステージが備え付けられ既にイベントが始まっていた。 つまり、こちら−バックネット側からは後ろ姿しか見えないのだ。 ただ、バックスクリーンのオーロラビジョンには、イベントの様子を捉えた中継映像が流されていたので かろうじてその様子を伺い知る事は出来た。 ステージでは「新女子七種競技」というイベントが行われており、なにやら、AKBのメンバーが ボールをバットで客席に打ち込む競技を行っているのが見えた。 (「宝丸投げ」という競技名らしい ?) 競技者は、若手中心のメンバーに、高城亜樹らベテランが絡む感じであったが、 ああ あれが「三銃士」の西野未姫か、東北の震災で被災したという岩田華怜がいる、伊豆田莉奈は名前は聞いたことがある... というのをビジョンでメンバーを見ながら確認した。 そんな若手中心メンバーが二手に分かれて、競技(ゲーム)を行うものであった。 その後「スマホの早打ち競争」、二手に分かれて意思疎通をチェックする「思いやりなげ」、 哺乳瓶の牛乳を長いストローで吸い合う競争「哺乳走」....とゲームを進めてきたが 個人的に注目は、メンバーよりもMCを担当したAKB、乃木坂の番組ではお馴染みのイジリー岡田氏 であった。 世代的に90年代には「ギルガメッシュないと」を見ていただけに、思わぬ場所での”再会”にはちょっと感激してしまった。 第6種目は「パシリ幅跳び」。 この競技は二人一組となって、命令された事を時間内に行ってくるというもので、簡単に云うと文字通り ”パシリ”をさせられるものであった。 では その競技をする2チームは、前田亜美と高城亜樹という両チームキャプテンを擁するものでキャプテン自らが”パシリ”をさせられるというのが可笑しかった。 しかも、高城亜樹がお尻が筋肉痛だとかで歩くのにもヨチヨチとして全く使えないポンコツぶり。 そんな光景をみるだけで爆笑が客席から、スタンド席からとあがっていた。 この2チームが命令された内容は、前田亜美チームが楽屋のケータリングから食事を持ってくる事、 高城亜樹チームは、現在、握手会をおこなっているたかみなこと、高橋みなみの処に行ってサインを貰って くる事であった。 「よーいドン!」で、バックヤードに消えていく2チーム。それを追いかけていく中継カメラ。 食い入るようにオーロラビジョンを眺めた。 しばらくすると、ケータリングコーナーに辿り着いた前田亜美チームの二人が早速、トレーにおかずを よそっているのが中継された。こちらのチームの方がリードしているようだ。 その直後、高橋みなみの握手会の様子がバーンとビジョンに映しだされた。 よく事情を理解していない たかみなはかなり驚いた顔をしている。(それが、また面白い) そんなたかみなに無理矢理、色紙にサインをさせ、また来た道を急いで戻っていった。 だが、バックネット裏から一番に現われたのはやはり前田亜美チームの二人。 トレーにおかずを乗せ、それが落とさないようステージにあがっていった。 勝者は決まったが、その直後に高城亜樹チームの相棒(誰だったか、失念)がサイン色紙を持って 戻ってきた。ただ、いつまでもたっても高城亜樹は戻ってこない(笑) やっと戻ってきたかと思ったら、ステージへの階段も手すりを伝ってじゃないと登れないぐらいフラフラ で再び、笑いを誘っていた。 「パシリ幅跳び」終了後は、次の競技の準備に時間が必要ということでしばし休憩タイムを発動。 メンバーはいったん、ステージを捌けて楽屋に消えていった。 それでも、イジリー岡田はステージ下で椅子に座り次の出番が来るのを待っているのが双眼鏡で見て取れる。 その待ち時間の間に、アリーナに横付けされたクレーン車が唸りを上げて動き出した。 そうなのだ。次の最終競技はこのクレーン車を使って地上何10メートル上からマシュマロを落とし 口でキャッチするという−どこかで聞いた事があるものであった。 クレーンまで持ちだして、しかもドームでお遊びをやるところが、さすがAKBグループという 感じである(苦笑) 準備完了と共にメンバーが再び、現れるとクレーン先端に取り付けられた客車(?)に高城・前田の両キャプテン が乗り込み、ズンズンと釣り上げられていった。 オイオイとツッコミを入れたいぐらいクレーンがあがっていく。 その高さは最終的に、なんと30メートルを記録していた。 クレーン車が、ドームで30メートルの高さまで上がる光景なんて初めて見たので それだけで驚いてしまった。 前述したように競技はその30メートル上から、高城・前田がそれぞれマシュマロを下のメンバーに投げ下ろし、どれだけの 人がキャッチ出来るかなのだが、当然、そんな簡単に成功するものではない。 かろうじてメンバーの手に当たったり、胸に当たったりする中、高城チームの一人が口にあたりポイントを確保。 その結果、高城チームが勝利し、競技全体でも逃げ切りで優勝した。 終始、イベントらしくワチャワチャした「新女子七種競技」は最後にクレーン車を使うという大仕掛で大団円を 迎えたが、暇な客の気持ちを紛らわすには結構、有意義なイベントであった。 時間は5時半を回ろうとしていた。さて、この後、何かあるのか?と思ったら、スタンド席を閉鎖するというアナウンスが ドームに響き渡った。 つまり、ステージイベントもこれで終了。もう帰れという事である(笑) 依然として、握手会は続行中。そんな光景を横目で見ながら、私はドームから退場した。 結局、柏木由紀、渡辺麻友、高橋みなみ、小嶋陽菜ら有名メンバーを肉眼で見る事も、声も聞く事もなく (唯一、高橋みなみだけは中継映像で見たが)終わったのは残念だった。 マア、それでもAKBグループの握手会の様子を実際にほんの少しでも垣間見れたのは良かったのでは ないかと思う。何事も経験っていう事です。 後日、東京ドームではAKB、SKE、NMB、HKT揃い踏みによる「第1回AKBグループ対抗大運動会」が行われたが(8月25日) これも入場無料のイベントであったらしい。 AKBグループは、今後、新規ファン開拓の為に、今までのハードルを下げ無料イベントを増やす意向のようである? |
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新女子七種競技 | |
1種目目 | 宝丸投げ |
2種目目 | スマホ走 (スマホの早打ち競争) |
3種目目 | 思いやりなげ |
4種目目 | 哺乳走 |
5種目目 | 不明 |
6種目目 | パシリ幅跳び |
休憩(準備) | |
7種目目 | 30mマシュマロ・キャッチ |
参加メンバー | |
高城亜樹(キャプテン)チーム | |
伊豆田莉奈・佐々木優佳里・梅田綾乃・名取稚菜・村山彩希 | |
前田亜美(キャプテン)チーム | |
岩田華怜・岩立沙穂・西野未姫・田北香世子・北澤早紀 |