Chisato Moritaka
Tour 1996 "TAIYO "










 以下の文章はライヴ終了後、ラジオ番組「森高千里 週末計画」(旧「森高千里のキイトカナイト」)に送ったメールの全文です。このメールは抜粋した形で番組内で紹介されました。(”あきら”という名前で紹介)





 こんにちは千里さん、はじめてメールを差し上げます。

 今、Concert tour 1996[TAIYO]の第1日目、名古屋公演から帰ってこのメールを書いています。
 本日のライヴ、この地方では約3年ぶりということで、千里さんと同じくらい僕達ファンもこの日を心待ちにしてきました。
 会場に到着するまでは、レインボーホールみたいな大きなホールで大丈夫だろうか?とか、顎の調子は本当に大丈夫だろうかなど心配もいたしましたが、ライヴが始まった時点でそんな心配など、どこかへ吹き飛んでしまいました。
 千里さんは以前と同じくらい、いやそれ以上に思いっきり歌い、踊り、そしてドラムを叩き僕達ファンを楽しませてくれましたし(途中、『ララ・サンシャイン』で間違えるという御愛嬌もありましたが)それにコンサートのセットが今まで以上に大がかりでレーザー光線が飛び交う美しさには、まるで外国のバンドのライヴのような錯覚を覚えたほどでした。
 そして今回、千里さんはドラムを2曲叩かれましたが、つくづくウマクなりましたね。リズムもしっかりしていますし、タイトになった気がします。それに歌いながらドラムを叩くという事を考えると、相当腕をあげられたのではないでしょうか。
 また衣装に関しても、今回、早替え等の衣装替えが幾分少なかったものの1曲目のドレスや、『GIN.GIN.GIN』のサンタクロースの衣装などとっても可愛いかったですよ。

 でも 今日のライヴのハイライトは、なんといってもダブルアンコールの『今日から』でした。
 この曲が千里さんからコールされたときは、最後にしては地味な曲だなと正直、思いましたが、千里さんのこの曲への思い入れを聞いてなるほどと納得し、この曲の良さを再認識しました。
 そして歌の途中での千里さんの涙、涙...........................。
これには思いがけない出来事でしたので驚きましたが、この曲が一番苦しい時に作られたということでしたので自分も胸にグッとくるものがあり、こちらももらい泣きしそうになりました。
 ライヴが出来なかった3年余りの間、千里さんにも口には出さなくても辛いことが色々あり、悩まれたのだと思います。でもまた、ライヴで歌うことが出来るようになるという希望を持ち続け、あきらめずに病気と闘ってきたからこその涙だと思い、この曲の歌詞と相まって感動的なライヴのエンディングとなりました。

 これから大阪、東京とライヴは続きますが、健康には気をつけて頑張ってやり遂げて下さい。そしてまた名古屋にもツアーで帰ってきてください。そのときは天むす、手羽先、みそかつに続いて、ひつまぶし(うなぎ丼のようなもの)も味わってみて下さい。おいしいですよ!


 感動的なライヴ ありがとう!












SET LIST
1夏はパラレイロン
2私の夏
3ファイト!!
4NEW SEASON
517才
6SO BLUE
7ストレス
8
9渡良瀬橋
10気分爽快
11ビデオ上映
12手をたたこう (Chisato Plays Drum)
13ロックン・オムレツ (Chisato Plays Drum)               
14照れ屋
15二人は恋人
16董が立つ
17GIN GIN GIN・・ジン ジン ジングルベル
18ラ ラ サンシャイン
19この街
・・・Encore 1・・・
20太陽と青い月 (with 小太鼓)
21銀色の夢
22私がオバさんになっても
・・・Encore 2・・・
23今日から











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