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伝説の第二期DeepPurpleが! 「HIGHWAY STAR」が! 「SMOKE ON THE WATER」が! 遂に生で聞く事が出来る!! −と、来日公演が発表された時はかなり興奮しました。 だって あの名盤「Live in Japan」と同じ黄金期のラインナップなディープ・パープルですよ。 ホント、夢のようでありました。 あれから18年。 流石に当時の記憶はほとんど無いのですが某所から上記ジャケットのブートレッグ(海賊盤=下に貼っている音源です)が発売されたのを機に補足程度にライヴレポを書いてみようかと今回、ペンを取りました。 下のセットリスト見て頂ければ判るように再結成アルバムとしてリリースされた「PERFECT STRANGERS」からの選曲が多かった(M3.M6.M7.M12)ライヴでした。 そうそう、この頃は「HIGHWAY STAR」からいきなり始まってました。 当時のリッチーは序盤から飛ばしていたんですね。しみじみ.... 新曲の間には「STRANGE KIND OF WOMAN」「LAZY」「CHILD IN TIME」「WOMAN FROM TOKYO 」など定番の超有名曲を挟みオールドファン、そしてPurpleの伝説だけは知っていた若いファンの心もつかんだのでしょう。 それにRainbow時代の「DIFFICULT TO CURE 」「SPACE TRUCKIN'」を披露しているあたりが いかにこのバンドがリッチー主導であったか判る選曲であります。 ちなみに「THE YELLOW ROSE OF TEXAS」はカバーらしいのですがこれは全く記憶にないです。(「THE YELLOW ROSE OF TEXAS」は調査の結果、西部劇映画の主題歌と判りました) −と、ここまではこのセットリストを見てなんとなく思い出した事。 もっともこの公演で記憶に残っているのは あの超が1000個付くぐらいの有名曲「SMOKE ON THE WATER」(最近は松浦亜弥 がCMで弾いていて(弾いているフリ?)有名ですが)結局、演奏されなかった事。 当然、アンコールで演奏されるであろうと身構えもしていたのにあっさりと「公演終了」のアナウンスが......もうガッカリでした。 しかも後の情報で、他会場ではアンコールで「SMOKE ON THE WATER」は演奏されたと知って余計、失望感が増してしまいました。演奏しなかったのは いつものリッチーの気まぐれだったのでしょうか。 (私達がアンコールを心待ちとしていた時、既にリッチーはタクシーに乗り込み会場を後にしていたらしい)つくづく名古屋もバカにされたもんだなとリッチーを当時、うらみもしました(苦笑) リッチーはその後、(案の定 ?)DeepPurpleを脱退、Rainowを一時的に再結成し来日公演を行ったものの、私は所用で参加出来ず 未だにまともな「SMOKE ON THE WATER」を生で聞いたことがありません。 現在のリッチーがアコースティカルな「Blackmore's Night」でお茶を濁している以上、もうあのエレキな「SMOKE ON THE WATER」も聞く機会はないのかもしれない。と一抹の寂しさも感じてしまいます。 嗚呼、つくづくリッチー、ロニー、コージーの三頭政治時代のメンツで Rainbowが再結成出来ていたら.............。 それだけにコージー・パウエルの急逝が悔やまれてならないです。 追記:その後、ロニー・ジェイムス・ディオは2010年、逝去。 Rainbow再結成は、永遠の夢と思われたが、2016年突如、全く新たなメンバーで再結成。 2018年現在、4月からヨーロッパでツアーが予定されている。果たして 日本にもやってくるのか!? 大いに気になる処です。 |
Deep Purple Live at INTERNATIONAL EXHIBITION HALL, Nagoya, Japan 5/11/1985 |
SET LIST | |
1 | OPENING:BACH TOCCATA & FUGUE |
2 | HIGHWAY STAR |
3 | NOBODY'S HOME |
4 | STRANGE KIND OF WOMAN |
5 | BLUES |
6 | A GYPSY'S KISS |
7 | PERFECT STRANGERS |
8 | UNDER THE GUN |
9 | LAZY |
10 | IAN PAICE DRUMS SOLO |
11 | CHILD IN TIME |
12 | KNOCKIN' AT YOUR BACK DOOR |
13 | DIFFICULT TO CURE |
14 | JON LORD KEYBOARD SOLO |
15 | SPACE TRUCKIN' |
16 | WOMAN FROM TOKYO |
17 | THE YELLOW ROSE OF TEXAS |
18 | BLACK NIGHT |