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先日、2年ぶりの来日公演(2003.11.22)がありました。 今回はそれを記念して10年前のライブレポを発掘公開です。 ...と言ってもほとんど覚えていないのでDeep Purpleの時のように適当に述べる訳ですが(苦笑) この時はちょうどあの「アンプラグド」 が出た後の来日公演であったので、その影響が色濃く出たものでした。 オープニングのアコースティックセット。曲も「アンプラグド」にも収録されたRobert Johnsonの「MALTED MILK」「TERRAPLANE BLUES」と続き、その後も渋いBLUESと通好みの選曲でした。 それからは「WHITE ROOM」「BADGE」「WONDERFUL TONIGHT」と超有名曲の3連発! そして特筆すべき事はジミヘンの「STONE FREE」を演奏した事ですね。やっぱり。 確か、ジミヘンのトリビュートアルバムでクラプトンがカバーした事に始まった選曲だと思いましたがスピード感溢れたこの演奏はこの時のライブの正にハイライトであったと思います。 それから「アンプラグド」には収録されず、本番のMTVの放送だけで紹介された「CIRCUS LEFT TOWN」(その後、アルバム「PILGRIM」に「CIRCUS」というタイトルで収録)が演奏されたのはとっても良かった。 元々、この曲も「TEARS IN HEAVEN」と同じように悲劇の転落事故で亡くなった息子コナーを想ってクラプトンが作った曲でしたが「息子と最後に行ったサーカスの事を思い出して」というテーマが泣かせます。私は「TEARS IN HEAVEN」よりも断然、こちらの方が好きでした。 また 往年の「CROSSROADS」、定番の「COCAIN」と続く中、「AIN'T NOBODY BUSINESS」で歌をしっとりと聴かせるあたりはその後、ギタリストというより”ギターも弾けるボーカリスト”という(あまりファンではない)世間の評価を象徴する瞬間でもありました。 思い返してみると、結構、貴重なライヴでありました。 |
EC LIVE IN NAGOYA 1993 part1 EC LIVE IN NAGOYA 1993 part2 |
SET LIST | |
1 | MALTED MILK |
2 | TERRAPLANE BLUES |
3 | HOW LONG |
4 | 32-20 |
5 | KIDMAN BLUES |
6 | COUNTRY JAIL BLUES |
7 | FORTY FOUR |
8 | LEAVE ME ALONE |
9 | TELL ME MAMA |
10 | WHITE ROOM |
11 | BADGE |
12 | WONDERFUL TONIGHT |
13 | STONE FREE |
14 | CIRCUS LEFT TOWN |
15 | TEARS IN HEAVEN |
16 | CROSSROADS |
17 | TEARING US APRT |
18 | GROANING THE BLUES |
19 | COCAIN |
20 | AIN'T NOBODY BUSINESS |
21 | LAYLA |