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本日は、私にとって半年ぶりの吉川友(きっか)のリリースイベント。 GWの谷間、平日の夜(月曜)の開催であったが、地元ばかりでなく 関東からのきっかファン(友フレ)も駆けつけ、いつもどおり賑やかに行われた。 会場である、お馴染み「タワーレコード 近鉄パッセ店」(いつも、きっかが上手く言えずに噛む事でも有名 笑)のイベントフロアに集合時間30分ほど前に着くと、既に何人か友フレの方々は壁を背にして立っていた。 私はそれを横目で見ながら、CD予約臨時受付所で「歯をくいしばれっっ!/チャーミング勝負世代」 の購入予約を(書類記入)行った。 今回は、上記2曲ばかりでなく、ボーナストラック(新曲)も収録しているという『初期限定盤 B』(1,300円)をチョイスした。 今回、このCDを予約すると特典券「1枚」が配布され、イベント後の握手会に1回、参加出来る事になっている。DVD付きの『初期限定盤 A』(2,400円)にいたっては特典券「2枚」。 それは握手会の後、行われる「あっち向いてホイ!ジャンケン」大会に参加する為のチケットでもあった。 ちなみに「あっち向いてホイ!ジャンケン」に勝利すると、きっかとのツーショット(スマフォ・携帯による)撮影 が叶うのである。(負けの場合は、特製「きっか」名刺のお渡し)ヒートアップは必至であった。 ともかくも、購入予約の為の書類を書き終え、その場所を離れると、一人の友フレから声を掛けられた。 「きっかへ バースデーメッセージを書いて貰えませんか」 昨日(5/1)に24歳の誕生日を迎えたきっかへ、バースデーメッセージを書いて贈ろうという企画が ツイッターで展開されていたのだが、それが今回も実施されていたのだった。 そのお願いを私は快く受け入れたものの、全く考えてこなかった為か、気の利いた文章が思い浮かばい。 タワレコ店内の端っこに、出来るだけ目立たないように座り込み、結局、当たり障りのない文言をバースデイカード に書き込んで、先程の友フレに手渡した。 一端、その場を離れると、店内書籍売り場へ向かい、わずかな時間を立ち読み(苦笑)で過ごした。 集合時間5分前にイベントフロアに戻ると、友フレが大挙、集まってきていた。 集合時間になり、ユニバーサルの名物A&R、RMさんが諸注意と共に、整理番号順に優先エリアへの入場が 促された。自分は確か、20番台ぐらいだったが、かろうじてステージに立つきっかの全身を見渡せそうであった。 開始時間 19:00前になると、そのRM氏から驚くべきアナウンスがされた。 「本番に先立ちまして、サウンドチェック・リハーサルを行わさせて頂きます」 (えっ 間に合ったのか?) きっかが名古屋入りしたこの日。 実は、夕方からテレビ愛知の番組の公開収録イベントが大須で行われ、そこにきっかもゲスト出演する事になっており、恐らくリリースイベントには遅れてやってくるに違いないと踏んでいたのである。 だが、そんな心配は杞憂だった。という事だろうか。 ふとステージから目を離した隙に、いつの間にか きっかはステージ袖でスタンバイしていたのだった。 拍手と共に、ステージ上にきっかが現われた。 大音量のカラオケが鳴り響く。手拍子がそれに続く。曲は「Stairways」である。 本番となんら変わりなく、全力で歌うきっか。我々はそんなきっかに声援を贈った。 (個人的には、髪を切って「ボブスタイル」にしたきっかを初めて見て、見とれてしまった。(笑)) だが、曲は1ハーフほどで、カラオケもストップ。 サウンドチェックを兼ねたリハーサルは終了した。 ステージを降りたきっかは、一端、我々の視界から消えたがそれは僅か、1、2分の事であった。 PAからデビッド・ボウイの曲が、一段と大きくなる。それは同時に、ミニライヴの始まりを知らせる合図であった。 盛大な拍手に包まれ、きっかが再び、ステージに降臨。客席から「きっかー」の声が掛かった。 PAから聞き慣れないメロディと共に、きっかが絞りだすように、語りかけるように歌い出す。 それが話題の新曲「歯をくいしばれっっ!」であったのだ。 まるでシャンソンのような、越路吹雪のような.... 全く想像もしなかった音像に私は、驚きを隠せなかった。 そして、これが作詞・作曲を大森靖子が担当した曲なのか?と逆説的に納得したのだった。 なんというか、まるで大森靖子さんが歌っているかのような錯覚を覚える程の、今ままでにないきっかの歌唱に、当初は違和感を感じて仕方なかった。 まず、歌詞があまりよく聞き取れないのが辛かったのだ。 (とは云え、歌詞の内容がフルヴァージョンMV公開で全て判明した今、逆に癖になっているのだが 笑) 直後のMCで昨日、誕生日を迎えた事を報告したきっかは、 「24歳になったニュー吉川友は『タワーレコード 近鉄パッセ店さん』と噛まずに言えるようになりました」 と鼻高々に自慢した。確かに、今宵のきっかはちょっと違う(笑)。 2曲目は「アカネディスコ」。運動量の多い激しいダンスが、我々を魅了する。それに対し、コールや手拍子で 我々も応える。「やっぱり きっかはこうでなくちゃ」。 「ラララ〜」のコーラス部分では自然と、観客を巻き込んでシングアウト。一瞬にして小さなイベントスペースが ライヴ会場へとスケールアップした。 曲終了後、きっかは横の下り方向のエスカレータまで身を乗り出し 「ぜひ、インターネットで吉川友を検索してね」 と叫んだ。 どうやら、後方で見ていた女性客?に対してのアピールだったようだ。 きっかのこのガツガツ感が面白い。 勢いそのままに3曲目「URAHARAテンプテーション」。再び、攻めの激しい曲である。 歌詞の「跪まずくのよ」では客が一斉に”しゃがみ込む”というお約束も、何も躊躇することなく友フレは実行する。もちろん、自分もである。 切れ目なく、4曲目に突入する。曲は「Staiways」。リハーサルで披露していた曲であった。 自然と手拍子が湧き上がり、友フレの準備も万端という感じである。 曲中にきっかから「フリマネしてください」という指令も出て、各々にきっかの真似を始めた。 そして、お馴染みとなった曲間の「フリートーク?」「セリフ?」ももはや、堂に入ったものである。 最後のMCでは、久々な名古屋へ帰って来た思いと、翌日に迫った「バースデイライヴ」を宣伝。 それから、この後 22:00からのネット配信番組「吉川友のShowroomで配信してみっか!」 を告知した。 (名古屋の宿泊ホテルの部屋からの放送と−遠征では定例のスタイル(前回も大阪からだったかな)だったが、 記念すべき地元からのこの放送において、久々に私のメールが読まれるのを、当然ながら私はまだ知らなかった。) ラストは新曲「チャーミング勝負世代」であった。 この曲はアカシックのVo 理姫氏、Guitarの奥脇達也氏のペンによるもので、きっかの楽曲には今まであまり無かった バンド・サウンドは新鮮である。 今、注目のバンド作の曲をシングルに据えるというスタッフの嗅覚の鋭さに敬服した。 ミニライヴ終了後は、お楽しみの特典会(握手会/じゃんけん大会/ツーショット撮影会)である。 私は握手会のみであったが(それはそれで、毎回、緊張を強いられるが)、「あっち向いてホイ!ジャンケン」大会 はかなり面白いイベントになっていた。 兎に角、きっかが「あっち向いてホイ」が強すぎたのだ(笑)。 ツイッター情報では弱いとあったのだが.... どうやら連日のリリースイベントでの激烈な戦いがきっかを鍛えたのだろう。RM氏によると「あっち向いてホイ」時にきっかの目を見すぎて(幻惑されて?) 負けてしまうのだろう。という話ではあったのだが......。 しかし、それも徐々に友フレの形成が逆転し始めると、途端に外野が大きく盛り上がり始めた。 特に制限時間いっぱいギリギリにCDの予約を終えた、仕事帰りの友フレ氏が最後の最後に「あっち向いてホイ」できっかに勝利を収めた 瞬間は大きな歓声があがった程であった。 最後にきっかの挨拶を聞いた我々は、既に明日のライヴへと思いを馳せ、三々五々、帰っていった。 |
SET LIST | |
0 | Stairways (Rehearsal) |
1 | 歯をくいしばれっっ!(New Song) |
MC | |
2 | アカネディスコ |
3 | URAHARAテンプテーション |
4 | Stairways |
MC | |
5 | チャーミング勝負世代(New Song) |
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