吉川友
10th Anniversary LIVE きっかけはMe! on ツイキャス







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 5月1日 表参道GROUNDにて開催予定であった単独ライヴ「吉川友 10th Anniversary LIVE きっかけはMe! 」は22日、同所で行われることになっていたが、今回は有観客となり、全国の友フレは駆けつけた。

 緊急事態宣言下ではあったが、記念すべきソロデビュー10周年のライヴだけに決して、中止にせずに延期、しかも今月以内に開催するという所属事務所(YU-M Entertainment)の英断には感謝したい気持ちである。
 そんな10周年記念ライヴであるが、今回もツイキャスで有料生配信という形で中継される予定となっており、自分も前日までに購入した。

 HPの説明によれば『本公演はGoToイベント事業に登録をしています。関係する業種別ガイドラインに基づいた感染拡大防止対策を行うとともに、感染拡大防止対策を実施していることを宣言します。』
 ということで 配信のチケット料金はGO TOキャンペーン価格で2,200円となっていた(定価は 2750円)。



 今回のライヴも、公演は昼、夜の二回。

 私は例によって、17:30からの夜公演を予約し、ツイッターで昼公演の情報は敢えて封印し、その時を待った。




 「吉川友 10th Anniversary LIVE きっかけはMe! 」を知らせる静止画像が、17:30になると切り替わり、カメラは暗闇のステージ・バックの映像を映し出した。
 壊れかけたオルゴール・メロディが鳴り響く中、画面には「きっかけはYOU!」のMVが流れ、それを端緒として年代を経て各楽曲のMVへと繋がっていった。
 「デビューから現在」という10周年を記念したプロモーションビデオ上映という意表を突いたライヴのオープニングとなったが「ignition」が流れれば もういつもの吉川友のライブである。
 ステージ上のライトが点滅する中、きっかこと 吉川友がセンターマイクの前に立った。

 1曲目は「冬空花火」だ。
 バンドメンバーは登場せず、かってのライヴスタイルである「(カラ)オケ」での歌唱である。
 ただ、PCのスピーカーから聞こえてくる音は、なんとも調子外れである。
 「自分の通信状況が悪いのかな?」と思い、何度も配信のページを再読み込みするものの、状況は一向に改善しなかった。
 そうこうするうちに、配信ページのタイムラインに、自分と同じような症状に悩まされる視聴者の声が並び始めた。
 どうやら配信側の問題であるようだった。
 そんな視聴者の不満は、すぐにスタッフに認識され最終的にはYU-M Entertainmentの山田社長もツイキャスのタイムライン上に現れ、コメントする事態にまでなったが、2曲目、3曲目とセットリストが順調に進むものの、音声が大きくなったり小さくなったりと改善する様子は見えなかった。
 映像が途中で一旦、途切れ、また再開するなど配信側が調整に苦心しているのは手にとるように判ったものの、結果は芳しくなかった。
 ライヴは中盤から、後半へ。結局、状況は改善せず、最終的に生放送中には「原因不明で復旧せず」と正式にコメントされると、諦めの気持ちが強くなった。
 その為、気分は、早くも この配信が正常な状態でアーカイブ(録画)が残り、公開されること。を望むのだった。
 しかし、きっかに「ツイキャスを見ているみなさん、楽しんで頂いていますか」と視聴者に向けて訊かれる度に「それほど楽しめていません」とツッコミを入れるのが哀しくなってしまうのだった。


 ほぼ映像を見るだけで終わってしまった「吉川友 10th Anniversary LIVE きっかけはMe! 」のリアルタイム視聴。

 翌日の夕方になってツイキャス側からこんなメールが送られてきたのだった。


 『昨日の配信では音声トラブルを起こしお客さまには多大なご迷惑をお掛けしました。
 先ほど修正したアーカイブの公開を行わせて頂きました。
 次回以降、このようなトラブルを起こさぬ様、細心の注意を払い配信を心がけます。
 当日、生配信をご覧になり返金をご希望の方はお手数ですが
 info@xxxxx.jp まで
 タイトル「吉川友 返金希望」に加え、
 ご購入されましたID、お名前、振込先を明記の上、5月26日(水)23時59分までにメールをお送りください。
 この度は大変ご迷惑をお掛けしました。』




 音声が修正されたアーカイヴが残ることで一安心したものの、返金に対応するのは意外であった。
 アーカイヴも見れて、返金して貰ったらタダじゃん。と思わなくもなかったが、それによって視聴不可になったら意味がないので返金希望とはしなかった。

 ということで、仕切り直し。アーカイヴを見て このライヴレポートを書いてみる。




 正しいオルゴール調「きっかけはYOU!」のメロディに乗った「デビュー〜現在」のオープニングムービーが流れ、「ignition」がきっかのライヴ開始を告げた。

 センターマイクに立ったきっかが1曲目「冬空花火」を歌い始めた。


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 佳曲「冬空花火」はリリース以来、友フレに永遠の人気曲である。
 シルバーのスパンコール衣装がフットライトに当たり、キラキラ輝いていて綺麗だ。
 それはまるで「冬空花火」のタイトルを模しているかのようでもある。
 2曲目は記念すべきデビュー曲「きっかけはYOU!」
 デビュー時を反芻するように、忠実にあの特徴的な振りを再現していく。
 今宵はやはり10周年を意識したライヴになるであろう。ということをこの曲で大いに予感させた。
 それにしても この曲を訊くと10年前のデビューイベントや、映画館ライヴを思い出す。
 パフォーマンスが終わり、ステージセンターに用意された高椅子(ハイスツール)に座り、まずは場内の客や我々、視聴者に挨拶。
 そして、バンドメンバーがステージに呼び込まれた。
 今回のメンバーは きっかバンドとして馴染み深いドラムのごっちんさん、ベースのコレティさんの他に新顔の(どうやら初参加ではないようですが)キーボードのエミツィンさん、ギターのナラヤンさんという女性ひとりを含む、紅一点バンドとなり、新鮮であった。

 そんなバンドメンバーをバックに吉川さんは

 「バンドメンバーさんの服装の指定もさ、礼服っていうの?喪服っぽくて暗くてさ、あたし、死んじゃった人みたいじゃん。って。話しているんですが、今日は 記念すべきライヴにするしかないですね。」

 「2020年までのきっかは死にました。今日から2021年のきっかが新しく生まれ変わります。今日は楽しんでいって下さい」

 昼間のライヴでも このMCタイムで やたら「私が“ダイ”した時」とdieを連呼していた吉川さんが気を取り直して(?)3曲目に選んだのは「暁 -yoake-」であった。
 エミツィンさんの優しげなキーボード(ピアノ音色)の調べに乗って(椅子に座りながら)優しく歌い上げていく。
 時折、目を閉じて歌詞の世界に浸っている姿はまごうことなきミューズだ。


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 「私のライヴ、久々に来るよっていう方、いらっしゃいます?」

 パフォーマンスの後には、ライヴ恒例の出席調査を行うきっかであったが、こういうことも有観客だからこそ出来る行為であるとつくづく思ってしまう。

 そんな観客に向かって「(私)輝いています? 今日ね、衣装が輝いているから、私に光を当てたらミラーボールとかになりそう。素敵な衣装を用意して頂きました。アニバーサリー感が増して歌うのが楽しみです」

 と言って次曲に「DISTORTION」を紹介し、今宵初めて、フルバンドでの演奏となった。
 椅子に軽く身体を預ける形で熱唱するきっか。
 高音を多用する楽曲ゆえか、やや歌いづらそうであった。
 5曲目は「恋」
 「DISTORTION」に続く配信限定曲である。
 場内に吉川さんの伸びやかな声が拡がっていく。
 それに呼応するように客席で、黄色のサイリュウムが勢いよく振られているのが視界に入ってくる。
 6曲目も配信限定の「NEO SUGAR SUGAR YOU」
 どうやら このセットリストは2019年7月31日リリースの「暁 -yoake-」から順番に時を遡って披露しているようである。
 サビやコーラスの部分で手の振りが特徴的なこの曲。
 観客も、それを真似る”振りコピ”が綺麗に決まっているのが見える。
 この一体感こそ、有観客の醍醐味と言えるだろう。

 「私が作詞した曲です。Yellow Butterfly」

 2019年に「吉川友のShowroomで配信してみっか!」を通じて作詞に初挑戦した「Yellow Butterfly」は ハロプロエッグに加入以来 10年間の芸能人生で日々感じたことを歌詞に込めた曲でもある。
 「走り出すシャイン・ビート」「舞い上がれ飛べっ!!」などの歌詞が示すように、疾走感溢れるアップテンポなナンバーだけに大いに場内は盛り上がっていた。
 歌唱を終え、一旦、ステージは暗転。
 バンドメンバーはキーボードのエミツィンさんだけを残し、ステージを捌けていった。

 「ツイキャスのみなさんも楽しめてますか?」という我々の視聴者への問いかけをきっかけに、ツイッターに(パスワードを忘れて)ログイン出来ない話へと転化した。

 「パスワードってめちゃくちゃ、忘れません?」
 「パスワードってカマ掛けそうじゃないですか。絶対、誕生日とかにしないタイプに見えません?。私、○○○。言っちゃった(笑)駄目なのか(笑)」
 「でも、誕生日プラス、○○。それを言っても危ないか(笑)」
 「パスワード最近、すぐ忘れるからメモ帳みたいなところにロック掛けて保存してるけど、メモ帳のロックを解除する番号さえ忘れているから一向に開けないんですよ。あるあるですよね。」

 パスワードのヒントを公共の場で発表してしまう....相変わらず、吉川さんのMCタイムは破天荒です(笑)。

 スタッフに自前のiPadを用意してもらうきっか。

 「デビュー当時、よくイベントで 『きっかへの質問』というものを(観客に)ライブコーナーで募集して、司会の芸人さんに読んで頂くという、トーク&歌というのが結構、あったんですが、最近は喋って、歌ってのライヴが多くなってきましたが(今回は)事前に今までお世話になってきたスタッフさんに訊いた『吉川友に直して欲しいこと』が何個かありますので、ちょっと読まさせて頂きます。」

 それは

 1. リハーサルの時に足を開かないように。

 2. すぐ人に頼ろうとすること。

 3. YouTubeに取り組んで欲しい。


 の3つ。

 1.『リハーサルの時に足を開かないように。』に関しては(足を開かないようには)デビュー当時からずっと言われてきたことだけど、今回のような高い椅子だとヒールを履いて姿勢を良くすると自然と開いてしまうから仕方がない。でも20代後半になってオンナを意識するようになってからは直ってきた。でも最近はまた緩くなってきたかな。今年は直したい。

 2.『すぐ人に頼ろうとすること』については グループではなく ソロでやってきて頼れないから、ある程度は自分でも頑張ろうとするけど、優しい大人の方たちが多かったからすぐ頼ってしまうかもしれない。今日からソロ活動します。

 最後の『YouTubeに取り組んで欲しい』は、最近、最も言われる事。釣りも好きだけど(釣りをして)キャーキャー言っているだけではファンの方しか見ない。目指すなら110万人とか、バズりたい。楽屋でも「ギターを始めればいいじゃん」と言われ、その話からギターのエフェクターをド素人が作る配信をやればいいじゃん。と勧められたとか。あと、キャンプ配信は近々、やろうかなと思っている。YouTubeは(キャンプ配信も含め)やろうかと思っています。


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 ただ「すぐ人に頼ろうとすること」が余程、心に引っ掛かったのか、反省しきりのきっかであった。

 長めのMCタイムが終わり、エミツィンさんを改めて紹介。

 「ここからは ちゃんとした29歳っぽいオトナを見せつけてやりましょう」

 キーボード(ピアノ音色)の演奏と共に 呼吸を合わせ歌唱が始まった。曲は「ありのままのI LOVE YOU」である。
 個人的には久々に聞いたという感じだが、ピアノ伴奏だけの、装飾なしの謂わばむきだしの歌唱はより吉川友という歌手の歌の巧さを際立たせる。
 それは次の「運命」でも印象は変わらない(出だしは多少、声が上ずっていたとは思うが それは全体的に見れば些細なことだろう)。
 今回のライヴで特筆すべきシーンの一つは、このピアノ伴奏の2曲だったのは間違いないだろう。
 「運命」の演奏が終わると....いや終わらなかった。
 そのままエミツィンさんが「Happy Birthday To You」のメロディを弾き始めたのである。
 それを聞くやいなや、きっかは目を大きく見開き、先程注意した声もどこへやら(笑)足を大きく開く。
 メンバーがステージにプレゼントを持って復帰すると「やーん!!」「やだー」と絶叫した。
 プレゼントは、スタバのギフト券だったらしく(スターバックスの手提げ袋に入っていたので詳細は不明)メンバー全員からの贈り物のようだった。
 「うれしいこと、たのしいこと、いっぱいあるといいね」という牧野真莉愛(モーニング娘。'21)ゆずりのメッセージカードも客席に見せ、ご満悦な吉川さんであった。
 (誕生日にスタッフから頂いたプレゼントはことごとく「今の私に大切なものばかり」で、先程もスタイリストさんにヘアオイルをプレセントされ感激したばかりだったとか。)
 毎日、コーヒーを愛飲する吉川さんにとって、スターバックスのギフト券はプレゼントなら最上、最適なものだろう。「わかってる〜」と頷くのもよく判る。

 「続いてはカバーアルバムから。結構、歌うのめちゃくちゃ久々かもしれません。茨城の成人式で最後に歌ったのを覚えてます。」

 と言って披露されたのはZONEのカバー曲「secret base 〜君がくれたもの〜」であった。
 きっかにとっては 成人式では歌詞(を忘れて?)がボロボロだったという有り難くない記憶が蘇るという楽曲らしいが、もちろん今夜は違う。
 原曲よりも ぐっとムーディな感じに仕上がったのは何もアレンジがそれっぽいからだけではないだろう。年齢とステージでの経験が加味された結果とも言える。
 11曲目は「TO BE...」
 これも友フレの間で人気ある楽曲だが、切なさを前面に出した歌詞がきっかの歌唱に伴って、心に響く。
 (ちなみに、この10曲目、11曲目は昼公演では松浦亜弥のカバーで「LOVE涙色」「さよなら涙」であった。残りの曲は昼夜共通である。)

 ライヴは後半戦に入った。

 後半戦1曲目は「チャーミング勝負世代」
 勢いある曲で会場を熱くさせていく。
 今回、ギターはいつものコーハンさんではなく、きっかバンドでは2回目の登板となったらしいナラヤン(楢原英介)さんであったが、この曲のギターソロの速弾きはオリジナルがそうであるように流麗で、早いパッセージが炸裂し全く相違を感じないぐらいだった。


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 13曲目は今や、アイドル界隈で歌われ続けている名曲「こんな私でよかったら」であった。
 オリジネーターだけが持つ堂々たる歌唱。
 もう流石としか言う他なかった。
 客席で黄色いサイリュームの灯火が激しく乱舞するのが見え、会場の盛り上がりを画面のこちら側でも感じ取る事ができる。
 引き続き披露された「TABOO」は、椅子に浅く座る形で歌われた。
 昨年12月10日に配信されたばかりのこのミディアムテンポの楽曲は、29歳という年齢を迎えたオトナな女性であるきっかにとって 今最も理想的で相応しい曲だろう。
 先程、スタッフに足を開かないように注意されたりとか、スターバックスのギフト券をプレゼントされて子供っぽく嬉しさを爆発させていた人と同一人物とは思えないほどの色気を自然と醸し出していた。
 10周年記念のライヴという意識もあってか、デビューから見てきた(自分も含めた)ファンには感慨深さというか、随分、遠くまで来たなという想いを感じたのだった。

 「吉川友 10th Anniversary LIVE きっかけはMe! みなさん、いかがでしたでしょうか?」と観客とツイキャスの視聴者に問いかけると

 「この世界に入るきっかけもさ、多分、あたし、モーニング娘。のオーディション受けてなかったら、ソロになってなかった気がする。」

 と10周年を意識した話を始めるきっか。

 そして、今まで語られる事がなかった秘話が披露され 我々は驚かされるのだった。

 「モーニング娘。を、ハロープロジェクトを受ける前に、ワタナベエンターテインメントさんやスターダスト、オスカープロモーションなど結構、受けていたんですよ。
 ハロープロジェクトが好きだったけど、難易度高いから、芸能人になりたいというのもあったので、ハロプロ以外の事務所さんを受けていたんですけど一次審査は通っていて、でもそんな中、最後に受けたのはモーニング娘。8期のオーディションでした。
 そこから研修生やって、2011年にデビューしてという形だったので、違う人生も見てみたかったとも思うんですが、もしかしたら私が大女優になっているかもしれないし、ワタナベエンターテインメントさんで芸人になっていたかもしれないし、何になるか判らなかったけれど でも、今、ハロープロジェクトを受けて、ハロプロ・デビューという形ではなかったですが、ソロで10年、歌わせて頂くことが出来て本当に良かったなあと思っております。
 みなさん、ホントに出会ってくれてありがとうございます。」


 吉川さんほどの逸材が、他の事務所のオーディションを受けていない筈もないのだが、モーニング娘。オーディションの印象が大きすぎて 今まで考えたこともなかったのだ。

 所謂、これも”人に歴史あり”である。

 「今年で10年を迎えましたが、11年、12年、13年とドンドンドンドン皆さんと楽しい思い出を作っていけたらなと思います。めざせ20年。これからも吉川友の応援お願いします。」

 そんな思いを込めて〜と紹介された最後の曲は、中島卓偉さん作詞・作曲(?)による新曲「どんなときも笑顔で」であった。
 ハロプロの各グループに多くの楽曲を提供してきた卓偉さんであったが、吉川さんへの楽曲提供は今回が初である。
 ただ、卓偉さんには過去、ライヴでのギター弾き語りというチャレンジ企画の為にアコースティックギターを譲与されるということもあったので、今まで音楽的タッグを組むことがなかったのが不思議なくらいであった。
 要するに満を持してということなのだが「どんなときも笑顔で」はそんな我々の期待に十分に応える、前向きな明るい曲で 率直に言って良い曲であった。


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 歌唱を終え、バンドメンバーを送り出すとステージに一人残ったきっか。

 「みなさん、笑顔で帰れそうですか?無事に開催できてホッとしております。これからも応援よろしくお願いします。本日はありがとうございました。」

 とお礼を述べると「じゃ、帰ります〜 さよなら〜」とステージを降りていくきっかの手には、メンバーから貰ったスターバックスの手提げ袋がしっかりと握られていたのだった。




 緊急事態宣言が延長され、開催も危ぶまれた今回の公演であったが、無事に有観客で出来たのは幸いであった。
 この10年の日本の音楽業界、アイドル業界は”激動”という言葉が相応しい。
 AKBグループの覇権が、坂道グループへと移り、グループアイドルも群雄割拠の時代から淘汰が進み、多くのグループが解散、活動停止となって大きく変動した。
 そんな中、きっかは数少ないソロアイドルとして活動し10周年を迎えたというのは ほぼ奇跡に近い。
 だからこそ、この10年を再確認し、次の5年、10年を歩む為のイベントである10周年ライヴは必要であったと思う。
 それに祝祭としての意味でも、観客=ファンに直接、祝って貰うことも重要な意味があったと思う。



 なお、新曲の「どんなときも笑顔で」は7月7日に配信でリリース。

 当日にはTSUTAYA O-nestにて単独ライブ『吉川友 どんなときも笑顔になれるLIVE』が開催されることも発表された。









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SET LIST
00Opening Movie「デビュー〜現在」
0ignition
1冬空花火
2きっかけはYOU!
MC(バンドメンバー紹介)
3暁 -yoake-                              
MC
4DISTORTION
5
6NEO SUGAR SUGAR YOU
7Yellow Butterfly
MC
8ありのままのI LOVE YOU
9運命
MC(バンドメンバーからプレゼント)
10secret base 〜君がくれたもの〜(ZONE)
11TO BE...
MC
12チャーミング勝負世代
13こんな私でよかったら
14TABOO
MC
15どんなときも笑顔で(新曲)
MC










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