チーム・負けん気
7大都市ツアー 〜本気☆輝きます〜

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アップアップガールズ（仮）、吉川友、THE ポッシボーのハロプロキッズ時代の 仲間達で組んだ「チーム負けん気」のツアーは今回で3回目である。 　東名阪、仙台で行われた前回のツアーから、今回はそれに加え福岡、広島、札幌 と開催地も増え大々的に7大都市ツアーとなった。 　名古屋の会場も、前回のボトムラインからクラブクアトロへと変わり、着実に 大掛かり（？）になってきているようである。（次回はZEPP NAGOYAか？） 　今回の7大都市ツアーは、それぞれのグループが単独で歌うコーナーはもちろん、 アンコール後の「メンバーによるプロデュースコーナー」が目玉となっていた。 　これは全13公演をメンバー13人でそれぞれ、自由にプロデュースするものだが、 プロデューサーとなったメンバーの色が如実に反映されたものとなった。 　名古屋公演は1回目が本日、誕生日であったTHE ポッシボーの 岡田ロビン翔子が自らプロデュースするものであったが、自分が参加した2回目は アップアップガールズ（仮）の関根梓がプロデュースするものとなった。 　このプロデュースコーナーは関根梓が冒頭、宣言したように「職権乱用」に彩られた（？） 公演であった。 　「職権乱用」？　何のこと？　と思うだろう。 　これを理解するには、アップアップガールズ（仮）とTHE ポッシボーの関係を知って いなければならない。と言っても、今回、見るまで自分も知らなかったのだが....。 　THE ポッシボーのあっきゃんこと秋山ゆりかは関根梓に慕われている（というかほとんど恋愛対象？）。その恋愛対象（？）であるあっきゃんに愛を告白する。と いうのが今回のテーマであった。 　しかも、そのあっきゃんを慕うのがもう一人。それは同じアップアップガールズ（仮）の 佐藤綾乃である。つまり、秋山ゆりかを頂点とする”三角関係”が出来上がっているのである。 　そんな関係性の中、関根梓が秋山ゆりかに対する想いを歌に乗せて表現するという、簡単にいうと、宝塚チックな演出が施されたのだった。 　そこで、関根梓プロデューサーが選んだ曲は3曲。 　恋がダンシン！　（THE ポッシボー） 　Do Me! Do!　　　（THE ポッシボー） 　Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜　（モーニング娘。） 　まず、THE ポッシボーの「恋がダンシン！」では曲途中に、曲を止めてまで 寸劇？コント？を挟み込んできたのだ。 　ステージに登場していなかった森咲樹と新井愛瞳が、何やら長い板を持って 現れ、板を縦にして後ろから支えた。其処に関根梓がもたれ掛かかった。 　「こ、これは？」 　秋山ゆりかが関根梓に近づき、決めのセリフを言い放った。 　「梓、今日から俺の女になれよ」 　関根梓はもちろん、こう応えた。 　「なりまーす」 　一斉に、場内から嬌声が上がった。 　いわゆる、壁ドンっていうヤツである。壁ドンをリアルに見たのは初めてだったが、まさかその初めてが百合百合なものだったとは！ 　2曲目もTHE ポッシボーの「Do Me! Do!」。歌うは先程の主役となった関根、秋山の二人に加えて佐藤綾乃、ロビンである。つまり、前述した”三角関係”が再現されたのだった。 　しかし、この「Do Me! Do!」の歌詞がエロいったらありゃしない。 　『裸のあなたを見つめていたいわ』 　『ZUKIN　DOKIN　DOKIN　DOKIN　ドッキング！』 　『GOIN！　強引！　抱いて欲しい！』 　『感じちゃって　ちゃっていいから』 　『愛の濃い行為　Danceだね』 　百合な関係が、余計、妄想を逞しくしてもうーたまらない（笑） 　そして、最後はモーニング娘。の「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」であった。 　まさか、負けん気でモーニング娘。が聞けるとは思わなかったので、気分が高まった。 　「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」と云えば、ハロプロ流宝塚を提示した曲であり、吉澤ひとみがセンターを務め、その脇を安倍なつみ、後藤真希が固め、それぞれが男装して歌っているのが印象深い。 　だからこそ、この選曲はピッタリであった。 　もちろん、センターは秋山ゆりか、きっかとロビンが脇を務める。後藤真希をリスペクトしているきっかはおそらく、自ら立候補したのではないか。と想像出来た。 　ゴージャスな雰囲気な中、曲を歌い終えると、ワチャワチャとステージに全員集合。 　笑顔が爆発する関根梓、やや不満気な佐藤綾乃とそれぞれの顔色を見比べると面白かったが、板係の出番しかなかった森咲樹と新井愛瞳が少々怒っていたのには笑った。 　新井愛瞳によれば、これをやるのが今日、決まったばかりと暴露したが、こういう緩さが お互い気心がしれた「チーム負けん気」の良さではないだろうか。 　関根梓が改めて、今回のプロデュースの流れ＝ストーリーを説明した。それによると 　「恋がダンシン！」で関根が告白され「Do Me! Do!」では恋の宿敵、佐藤綾乃が現れ嵐が巻き起こり、 「Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜」で関根があっきゃん（秋山ゆりか）を奪う。 　というものだった。 　関根梓、曰く「（私が）どうでもしていいコーナーだよね」の通り、プロデューサーの「職権乱用」が際立ったパフォーマンスに我々、観客も十分に楽しませて貰ったのだった。 　公演最後は「チーム負けん気」の未発表曲「ライとも」を全員で合唱。 　今回も、三者三様の楽しいライヴとなったのだった。 　全13公演プロデュースコーナーは、それぞれが趣向を凝らしたものであった。 （下記参照） 　今回も本ツアーの映像化が期待されるが、おそらくプロデュースコーナー東京公演の衣装交換が収録されるのだろう。 （個人的には、あの”きっかの（狩り）衣装”を着た森咲樹も見たいものだが） 　なんとか　特典映像として他の公演も収録して欲しいと切に望んでいる。 　 各公演のプロデュースを pdfファイル でまとめてみました。

◯　アップアップガールズ（仮）
(仙石みなみ、古川小夏、森咲樹、佐藤綾乃、佐保明梨、関根梓、新井愛瞳）


◯　吉川友


◯　THE ポッシボー
（岡田ロビン翔子、橋本愛奈、秋山ゆりか、諸塚香奈実、後藤夕貴）

	SET LIST
1	無限 Fly High
	MC 1
	アップアップガールズ（仮）パート
2	虹色モザイク　（Short Version）
	MC 2
3	キラキラミライ
4	(仮)は返すぜ☆be your soul
5	サバイバルガールズ
6	全力！Pump UP!!
	MC 3
7	Runway　（New Song)
	MC 4
	THE ポッシボーパート
8	全力バンザーイ！My Glory！
	MC 5
9	ふらちMistake
10	勇気スーパーボール！
11	希望と青春のヒカリ
12	さぁ来い！ハピネス！
13	桜色のロマンチック
	MC 6
	吉川友パート
14	ignition 〜 きっかけはYOU！
	MC 7
15	LOVE YOU FOREVER
16	恋愛遠慕
	MC 8
17	ヒラヒラ星
18	いいじゃん
	MC 9
19	ずっとずっとずっと君がスキだ
	MC 10
	MC 11　　関根梓
	関根梓　プロデュースコーナー『職権乱用』
20	恋がダンシン！　（THE ポッシボー）
21	Do Me! Do!　（THE ポッシボー）
22	Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜　（モーニング娘。）
	MC 12
23	ライとも

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