|
|
商品名
|
「ジパング ZIPANG」シリーズ |
作者
|
かわぐちかいじ |
出版社
|
講談社モーニングKC |
定価
|
定価505円+税 |
購入場所等
|
BOOK OFFにて300円で購入
|
コメント
|
最近、ハマリつつあるコミックをご紹介します。
原作者であるかわぐちかいじ氏(ちなみに尾道出身)と言えば
「沈黙の艦隊」など自衛隊がらみの漫画で有名ですがこの「ジパング」に登場するのも海上自衛隊の最新鋭イージス艦
とその乗組員である自衛隊員です。
しかし、今回は潜水艦が国家を宣言するとか そんなキナ臭いものではなく
最新鋭の自衛隊艦船が”時気嵐?”に巻き込まれ第二次世界大戦
下にタイムスリップしてしまう一種のファンタジーになっていることが
この漫画のキモと言えるでしょう。
この手のタイムスリップ物はSFの世界では定番中の定番SFの王道でもあり 個人的には大好きなテーマですが(このタイムスリップ物については後日、このコーナーで発表予定) 自衛隊が過去にタイムスリップするというのは 映画にもなった半村良原作「戦国自衛隊」もあることから 一種似たり寄ったりになるのではと正直、実際に読むまでは疑問視してました。
だが、しかし!!これが読み始めると 非常に面白い。
実質的に先制攻撃など積極的な攻撃行動が認めれていない
「専守防衛」が本分の自衛隊において 激戦続く連合国との戦争に
どうからんでいくのか今後の展開が興味津々。
また この種のタイムスリップ物についてまわる「歴史の改変のジレンマ」も 一隻の最新鋭戦艦でどう乗り超えていくのか
SF的興味も尽きませんです。ハイ。
物語的には映画「ファイナルカウントダウン」(同じく米の最新鋭航空母艦ニミッツが真珠湾攻撃時のハワイ沖にタイムスリップするというもの)と先の「戦国自衛隊」の魅力を併せ持つものという感じですが
戦時下での日本を振り返る意味でも そこら辺の日本史の教科書よりも良いかも??しれないですね。
|
|
|
|
|
|