ものを見る目は高いが、作り出す能力は低いこと。
世の評論家なんて、概ねこのクチだろう。作り出す能力があれば、評論される対象になるのが常ってものだ。しかし、作り出す能力が低くても、見る目が高いというのは、意外とジャンルが狭いのではなかろうか。
絵画や古美術の評価なんてのも、「チョメチョメだから評価が高い」と言っている以上は、他人の鑑賞眼に乗っただけで、決して自分の目では見ていないのだ。これは評論家以前の問題だな。食通(個人的には「くいどおし」と読んでいるが)がまあ、コレに当てはまるかもしれない。しかし、この世界も突き詰めれば自分で調理という世界になる。
矛盾するようだが、作り出す能力が水準以下であると、ものを見る目が高くなることなどありえないと思うがどうか。