出張の帰り、くたくたになって新幹線の指定席に座り、ひとときの惰 眠をむさぼる至福の時…と思いきや、お子様どもが大ブレイク。ああ、 イライライライラ…。
オマエら静かにせぃ〜!!(心の叫び)
いきなり怒鳴って悪かったね、お願いやから寝かせて…。たのむわ、 いやほんま。頼むっちゅうてるやろ、コラ!まだわからんかコラ!
横のバカ親!首しめてでもそいつを黙らせろ!
最近、電車の指定席で、こういうハズレを引く事が多いんです。まあ、 赤ちゃんは泣くのが商売なので、こちらも諦めざるを得ないのですが、 (それでも、「ババ引いた〜」という敗北感は残る。カナダに行く飛行 機ではガキが4時間以上もグズっていた。それも夜中だ!)丁度しつけ の年ごろのガキが公共の場所で騒ぐのは非常にケシカランと思っている わけです。親がタワケであるというのが本質ですけど。 私の幼少時代は電車で騒ごうものなら、即ビンタでした。泣き叫ぼう としたら、もう一発…。その当時でも厳しい方だったのかもしれないけ れど、それが普通と教えられたから何とも思いませんでした。ひじ付き して御飯を食べても同様でした。その反動なのか、中学・高校時代は親 から「世間一般で言うところのウルサイ事」言われずに過ごすことにな りました。良い方に解釈すれば、「一人前の人間」として認めてもらっ ていて、自由が与えられた代わりに責任ももたされるといった所でしょ うか。 もう少し親の話で引っ張ります。よく「なんとかでちゅよ〜」とかい う赤ちゃん(に向けて話す)言葉がありますが、両親は幼少の私に対し て一切赤ちゃん言葉で話さず、普通に話しかけたそうです。もうそんな 事、覚えちゃいないのですが、今でも赤ちゃん言葉に嫌悪感をもつのは、 そこらへんの刷り込みがあったからかもしれません。将来、結婚して子 供が出来ても一切赤ちゃん言葉で話さないようにするつもりです、嫁さ んに(なる人に)もそう言い含めます。何かマセたガキが出来そうです けど、「子供らしい=行儀悪い」では決してないのです。 話を電車に戻しますと、バカガキのバカ親は、ガキが注意さえると、 「○○に怒られるから静かにしようねぇ〜」とか定番中の定番のセリフ を吐いてくれます。子供を怒るのは親の仕事です。きっとそういう親は 「教育は学校がするもの」とか「ウチの子に限って」とかホザいている に違いない。んな事やってるから頭も素行も悪いガキが完成してしまう のです。(きっと遺伝の法則でね)これではバカの拡大再生産です。 こんな事を言っていてもラチが開かない事は分かっています。この現 状を私が改善しようなどと、大きく出れるほどの人間でもなし。せめて 快適に電車に乗せてほしいという思いをこめて「禁ガキ車」なワケです。 「18才未満お断り車両(何かいかがわしいな)」が16両のうち1両 ぐらいあってもいいでしょ?料金は指定券+1000円なら払います。 旅館だって、子供がいたらイイ部屋をあてがってくれないし、欧米には 子供同伴で入れないレストランもあるのです。JRも大人のサービスを して欲しいですね。グリーン車でガキに騒がれたら、目もあてられない のです。 3年程前の話です。新幹線のグリーン車に乗っておりましたら、小学 校低学年のガキどもが騒いでいてムカツキまくってた所に初老の品格い やしからぬ男性が現れました。はじめは、ガキをやんわりと注意してい たのですが効果は全くありませんでした。そこでガキの親を一瞥して、 こう言い放ちました。 「恐れ入りますが、そこのサル2匹、 何とかしてもらえませんか」 「さ、さるぅ〜?」 「そうです、言うてきかん所を見ると、 言葉が通じないようでしたので」 「失礼なっ」 「猿まわしの猿ですら言う事は聞きます。あ、これは猿に対して いささか失礼でしたかな」 「その通りや!」(私+2名の援護射撃(^^;)) その親子は、バツが悪そうに席を立ち、食堂車の方に向かっていきま した。そのあと、「よぅ言うてくれた」とパラパラと拍手まで起こりま した。 この男性、私よりよっぽどハラワタが煮えくりかえっていたに違いな い(笑)