42,000km
10/10/2004
エンジンマウントブラケットひび割れ修理

10月3日(日)ほぼ毎週恒例になっている朝練に参加。

いつもの様に朝早くから集まって車談義に花を咲かせていると、T氏が我が
スピダーのエンジンルームを眺めながら何やら叫んでいます。
『ヒビ!ヒビ!』 えっ・・・・・・・・・・・

Renaultspider
A↑
@←
自宅のガレージにて早速観察してみます。
場所は左アッパー側のエンジンマウントブラケットの溶接部にヒビが入ってます。
しかもヒビ割れた箇所は0.5mmほど口が開いている状態です。
新品パーツも考えましたがこの程度であれば溶接の達人を見つければ何とかなりそ
うです。

幸いにも職場のグループ会社に自動車修理工場があった為、無理やりお願いするこ
とにしました。

アッパー側のエンジンマウントはバルクヘッドからエンジンを吊っている状態なの
で、そのまま外すとエンジンが後ろに倒れかかるため、ミッションにジャッキをあ
てがって支えておく必要があります。

マウントがフリーになるところまでジャッキで支え、吊っているマウントを外します。
後はブラケットを固定している3本のボルトを外せば完了です。
ブラケットの固定してあるネジ部はもともとディストリビューターの為に設けられ
たものなので本来重量物を吊るような部分ではありません。

ボルトの緩み・締めすぎには注意しなければならない箇所の一つです。
定期的に点検して、ボルトが水平に締まっているか?緩んできていないかチェック
してみましょう! 知っているだけで過去2人ほどネジ部を割ってしまわれた方が
います。

ディスビが無いので代わりにOリング付フタで栓がしてあります。
このOリングも点検して劣化していたら交換しないとオイル漏れの原因になり、そ
の下にあるサーモスタットのパッキンがお陀仏くんです。

10月10日(日)
きれいに溶接処理されたブラケットに塗装して組み付けます。
組み付けは外したときの反対をやればOKですが、スペーサーワッシャーがあるの
で組むときに忘れないようにすることと、適正トルクでしっかりと丁寧に組み付け
ます。




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