06/25/2005
トロフィー用 エンジンマウント/クロスケーブル

メンテナンスコーナーで取り上げてありますが、ロアー側のエンジンマウントを交換した際
単にノーマルに交換するのも面白くないのでトロフィー用のブラケットとブッシュを取り寄せ
て交換しました。

トロフィー用のエンジンマウントの最大の特徴は、エンジン/ミッション側のブラケットから
シャーシー側のブッシュの取り付けボルトへ左右からクロスする形でケーブルを張る事が
出来る事でしょう!

このケーブルの役割は、簡単に言うと走行中に加わる横Gや振動でパワーユニットが左右
に横ぶれする事を抑えるものだそうです。

このトロフィー用クロスケーブルは、本国でも既に欠品状態となっていた為、クラブ有志が
在庫していたものを参考に、これまた別の有志が国内で製作したものです。
出来はオリジナルよりも数段よくステンレス製のワイヤーをわざわざこの為に編んでもらっ
たと言う拘りようです。
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ブラケットの形状はノーマルとほとんど変わらない品物ですが、ケーブルを取り付けるため
パイプにタップをきった物が溶接されています。
取り付けは、いたって簡単です。
@ブラケットにケーブルをねじ込んで行きます。
Aバルクヘッドのブッシュを固定してあるボルト2本の内、内側のボルトを外します。
Bケーブルの長さをボルトの位置に合わせながら調整します。
Cケーブルはあまりガチガチに張らなくてもOKの様です。
Dケーブルの長さが決まったら左右のボルトを仮組みします。
Eこの仮組みをせずに片方だけ組んでしまうと、マウントが片方に引っ張られ、反対側の
 ネジ穴がずれてしまいボルトが入らなくなってしまいます。  
 仮組みの基本は忘れてはダメですね!
F左右の仮組みが済んだら、ケーブルの張り具合を見ながら本締めを行ない完了です。
ははは
◆取り付けての感想。

@エンジンの振動が室内?に、より伝わるようになった。 乗っていられない程ではない。

A荒れた路面を特に1速フル加速で通過する様な条件でのギア抜けが無くなった。

B左右の続くコーナー等、スムースにトレース出来る様になった気がする。・・・・・ 
 コーナーでの安心感が増した様な感じです。  これって結構いけるかも!