07/31/2005
クラッチワイヤーの交換

今回はクラッチワイヤーの交換です。
スピダーのクラッチワイヤーはその取り回しやフロントからリヤまでの距離が長いこともあって
数年経つと動きが渋くなります。
人によってはワイヤーの回りを覆っている白色のインナーチューブを引き抜いて、グリス充填で
対処しておられる方もいます。
渋いと、クラッチを繋ぐ際にアクセル開度とのタイミングが合わなくて、エンストさせてしまったり
半クラ状態を長く続けてしまったり、発進時に神経を使うことになります。
a
@ミッション側からワイヤーの調整ボルトを緩めて取り外します。
A次にペダル側のワイヤーを取り外します。  
Aペダル側のワイヤーに紐など外れないように結び付けます。
 (後で新しいワイヤーに結んで引く為に使用します。)
Bエンジンルームからクラッチワイヤーをゆっくり引き抜きます。
C新しいクラッチワイヤーに先ほど取り付けた紐を括り直し後は、それをペダル側から引き抜けばOK!
D後は外したときの逆を行なえば完了です。
ははは
◆番外編
今回のクラッチケーブル交換で、ABCペダル類を支えるステーのボルトが緩んでいる事がわかりました。
下の図の黄色の矢印のボルトなのですが、相当前から緩んでいたらしく、クラッチペダルのON・OFFを
繰り返し続けたことで、メス側のネジ山は見事に無くなっていました。

今回はボルト&ナットを新調し、何とか処置できましたが9年目ともなると各部ボルトの増し締めを必要と
する頃かも知れませんね。

その際にはロックタイトで緩み防止ですね!!
終わり