12/02/2007
パワーアップクーラント ERG TIFONE とサーモスタット交換
すぐ下の画像は2004年4月に交換した時のサーモスタットです。
この時はサーモカバーからクーラントが漏れていたのでカバーを外して見たところ、ゴムパッキンがボロボロ
になっていたと言ったものでした。 そして今回・・・・・・・・
a
ははは
終わり
その時に破断したゴムの細かな欠片が完全に抜け切れず、最終的にサブタンクの隙間に蓄積していて気
持ち悪い為、クーラント&リザーブタンクを交換することにしました。
2年前にもTIFONEに全交換していて、5年間は交換不要と言う説明だったが事情が事情なので今回はあき
らめて、新しく再投入しました。
作業は行き付けの専門ショップにお願いしました。
そして、以前に上記の様な不快な現象が出ていたのでサーモスタットを念の為に開けて見ました。
取り出してみると、なんと! 嫌な予感は的中です! ゴムリングは破断していないものの画像の通り、リン
グは肥大化しています。(下の画像)
更にサーモの開いた口にあるゴムパッキンは、部分的に浮き上がり、そこが裂けて中の金属プレートが露
出しています。
クーラントそのものでは、ここまでゴム自体が肥大化?劣化?するとは思えないので怪しいのは、サーモ
カバー上のエンジンヘッド側面にあるディスビ穴を塞いでいるパッキン。 そこから微妙にうっすら滲み漏
れるオイルがカバーの隙間から染込んでゴムリングを劣化させたのでしょうか?
しかし、抜いたクーラントを観察しても、油が浮いているような事も無いし、原因がさっぱり解らないと言うの
が本音です。
倶楽部メンバーさんにも以前に聞きましたが同様の症状が出ているとは聞いていないので余計に気持ち
悪いです。
気持ち悪いですが3度目の正直という事で様子を見ることにしました。
そして、ERGのTIFONE(パワーアップクーラント)です。
通常のクーラントよりも分子構造が細かい為、エンジン内部での液の金属接地面積が格段に多くなり、熱
交換効率が向上することで水温安定化が図れ、燃焼効率が上がり完全燃焼に近い状態が保たれる・・・・
と言った商品です。
今回交換で約5リッター強のTIFONEが飲み込まれていきました。
リッター¥2.6Kと高価なものですが確かに水温は夏場でも安定しています。
燃焼効率によるパワーアップは鈍感なので解りません。(^_^;)
リザーブタンクも、クーラントも新しくなったし、何より原因は究明中だけどサーモスタットも交換できたし
気分的にも身軽になった感じです。
血液サラサラって感じかな!
サーモは前回交換から3年8ヶ月でこの状態だから、今後もよく観察してまたレポート入れます。
古いクーラントをラジエター下部からとリザーブタンク側から全て抜き去ります。
そして、新調したリザーブタンクの口にエアーコンプレッサーのエアーを利用してラジエター、エンジンブロ
ックの真空引きをするクーラントチャージャーを取り付けてコンプレッサースタート!
見る見る空気が抜けていき、ホース類もペッタンコです。
この段階でしばらく放置して観察します。 ここで圧が上がってくると、どこかで空気を吸っていると言う事
だから更に大変な事になりますが、全く正常で問題なしとなりました。
いよいよ、TIFONEの注入です。
クーラントチャージャーのホースをTIFONEボトルに突っ込んで、チャージーのバルブを少しずつ開けていくと真空状
態になっているラインに「マリンブルー」の液体がチュルチュルと吸い込まれていきます。
綺麗な色でしょう! こんな色の海で泳いでみたい〜(笑)