| 所感 |
| ○総括 今大会の開催に当たりルール改正があった。第５種目において，投てき前のオモリのセットについては，これまで投てきラインを超えることは許されなかったが，これが許されることとなり，オモリを背面にセットする者には少しでも距離を稼げることとなった。 また，飛距離計算については，前回の東海道オープンからレーザー測距による迅速かつ正確な飛距離計算が可能となった。これにより，測定方法も変更され，従前はオモリの落下地点と投てきラインまでの最短距離を測っていたが（投てきラインから落下点まで垂直な線で測る），陸上競技のように投てきライン中央点からの実飛距離での計測となった。これまではまっすぐに飛ぶことが飛距離を稼ぐ要因となっていたが，コート内であれば有利不利はなく，風向に合わせた投てきが重要になってくるものと思われる。 さらに，今回の特別ルールとしては，発煙筒を付けずに行ったこと。これは，現行の発煙筒が発火しやすいことから火災等のトラブルを防ぐための処置で，あくまでも暫定的なものである。現在，発煙筒はメーカーにおいてより信頼性の高いものを開発中とのことである。発煙筒は号数にして２号程度の重さがあり，第４種目などの軽いオモリを使う種目では影響が大きく，ロッドを充分に曲げられないなどの声も聞かれた。 ○競技結果 ＳＴは本命の矢代が練習不足もあってか３Ｆ。遠藤もあと一つ入れば１位だったが３Ｆ。実釣でのポイントキャストを生かし，小野瀬が確実にコートを捉え勝利をものにした。 第一種目は本命の藤地が糸切れで，また渡辺はリール不調でそれぞれ３Ｆとなり，初出場の村山が見事勝利。必ずしも満足行く飛距離ではないが，着実な練習が実を結んだといえる。 第二種目は二名の参加であったが，両名とも実績のあるキャスター。にもかかわらず，バックラッシュ等に悩まされ，ともに３Ｆとは見る側にとっても残念な結果であった。 第四種目は，上位混戦のなか高濱，筒井，猪狩の順となった。佐々木は５０センチ及ばず四位。最長は風を計算に入れ右をねらった筒井が獲得した。 第五種目は，トップキャスターズの出場権を得るため，種目変更してエントリーした山田が優勝した。熊谷，竹下も善戦したが，平均した力が出せず一歩及ばなかった。 第六種目は例によって黒澤が他を圧倒し１位。黒澤を脅かす存在がなかった故か，前日深夜までの酒を全く感じさせない切れのあるキャスティングを見せた。 【文責：高濱】 |
 |
前日からの雨がひどく，試合が行われるかどうか危ぶまれた。 会場の茨城では１０：００時頃には雨も止み，どうにかこうにか試合を始められる状況となった。 |
 |
ついに登場のレーザー測定。 パソコンによる集計が当たり前ならば，これも当然当たり前。 今まで使わなかったのが不思議なくらい。 |
 |
 |
| トップページでも紹介した新たなガイド。 涙滴型ガイドは一番手元のガイド。 これより先に向かっては， 通常のハイスピンダーが装着されている。 このような形状を見ると， ガイドはどんな形でも大丈夫ではないか と感じてしまう。 |
|
