回転投法の欠点を克服したい。どうしたら体重をロッドにかけた投げ方が出来るのか。
ポイントを4点。
 1つ目として、助走をつけたやり投げではなくて野球のピッチャーをイメージすることです。オモリを回すのはその遠心力によってオモリをより重くすることにあります。助走をつけた投げ方では、これは得られません。ロッドを遠くへ投げるのではなく、オモリを遠くに投げるのですから。
 2つ目は、右脇を締め、肩とともに押し出していくことです。脇が甘くなると、ロッドに充分な力が伝わりません。
 3つ目はタラシを短めにすることです。回転投法の人は、短いと回しづらいとのことで長めにしたがります。余計にロッドを回す必要はないのですから、タラシを短めにし「ズバッ」と押し出したほうがロッドを曲げられますし、高い弾道を得ることができます。
 4つ目は早めに力をかけること。これを心がければ,少なくともずるずると砂浜を引きずるようなオモリの回し方はしなくなり,自然とV字になります。
 回転投法ができなければ、真の投げ釣り人にあらずといった風潮があり、大抵の人は回転をマスターしようと考えています。
 しかしながら、より遠くへ・正確にを考えるならばV字をお勧めします。大会結果の第5種目上位入賞者はすべてV字です。回転投法では勝つことができません。つまり、遠くへ飛ばないのです。