スウィング投法で最適なタラシの長さはどのくらいか?
 スウィングのタラシの長さはリール下20cmからロッドエンドまでの位置で,その人によって異なります。すくなくともリールの位置よりも上でセットすることはありません。
 これもロッドの固さ選びと同様なところがあり,遠心力を大きく利用できるとの考えから長めに採る傾向にあります。しかし,長すぎるとロッドを振り過ぎてしまい,かえってロッドを曲げにくくしてしまいます。
 短めの状態から徐々に長くし,自分に合った長さをつかむことです。タラシは10cm違えば結果に大きく影響します。適当なタラシが決まれば,ロッドにマーキングしておけばいいでしょう。
 両軸リールは問題ないのですが,スピニングリールは構造上適切な位置に合わない場合もあります。そのような時には,スプールを外して半回転単位で調整を行います。
 ※過去にメカサーフなるリールがありました。50mmの超ロングストロークですが,構造上半回転単位の調整が出来ず,加えて重く,厳密な意味で遠投には不向きでした。