Q | リールを握る際,どの指の間に挟めばよいのか。 |
A | 握り方のパターンとしては,リール足を@薬指と小指の間,A中指と薬指の間のいずれかにするのが主流となっています。6:4の割合で@の方が多いのではないでしょうか。ごくまれに,B指を挟まないでリールの上方に握る人や,C人差し指と中指の挟む人もいます。(投げ釣りに関する本では@を推していることが多いので@が多数を占めているものと思われますが,どれをとってもその明確な理由は示されていません。) ロッドの振り抜き易さ=ロッドの先軽感=モーメントを考えれば,例外を除いて,当然@が有利です。ただし,Aにしてもほんのわずかな差ですから,飛距離差が生じるとは思えません。@,Aは好みによるものでしょう。 個人的には私はAです。過去に@にしたことがありますが,ライントラブルが発生しやすいこと,小指,薬指の根元が痛む(変形する)等のことから,Aに戻しています。 ロッドを曲げる瞬間には,右利きの場合リール真上からみて左方向に捻れようとします。これを押さえるように単一面でロッドを振る=押すのですから,右手握り部分にはしっかりとしたグリップが必要となります。握りがしっかりとしないと,ロッドが捻れ,ガイドがらみが発生しやすくなりなりますし,指も痛めることになります。 この,しっかりとした握りは私にとってはAの方が得やすいということです。 シマノ,ダイワいずれのメーカーもロッドの#3は細くなっています。細ければ握りにくく,捻れやすくなります。このようなことから,多くのキャスターは@,Aにとらわれることなく,何らかの細工によって握りを太くしています。(※サンダウナーに付属するグリップテープは握りを太くしてずれないようにするためのもですね。) 例外まで含めて,リール近辺でロッドを握ることができ力糸をピックアップでき,捻れをくい止めるような握りであれば,どのようなパターンであってもOKと考えます。 |