9月10日、”See What A Fool I've Been”が”Love Of My Life”とカップリングで、シングルとしてリリースされる。また同日、カーディフ城で「QUEEN AT THE CASTEL」と題されたコンサートを行う。MANFRED MAN'S EATH BAND、フランキー・ミラーなどが共演。
9月18日、ロンドンのハイド・パークでフリー・コンサートを行う。'69年のROLLING STONES以来の大規模なもので、スティーヴ・ヒレッジ、キキ・ディー等がサポートを務め、会場にはロイ・トーマス・ベイカーやPINK FLOYDのロジャー・ウォーターズなども顔を見せた。また、小の前には、「A NIGHT AT THE OPERA」のヒットの対してのゴールド・ディスクが贈られた。
12月、「A DAY AT THE RACES」の完成記念パーティーが行われる。カール・パーマー、イアン・ハンター、THIN LIZZYのフィル・ライノットらがお祝いにかけつけた。
11月12日、5枚目のアルバムに先がけて、シングル”Somebody To Love / White Man”をリリース。
「A DAY AT THE RACES」は全米チャートで最高6位をマーク。3月2日には、LAの「フォーラム」でのコンサート終了後、ゴールド・ディスク受賞パーティーが行われ、アリス・クーパー、バーニー・トウビン(エルトン・ジョンの作曲パートナー)らが姿を見せている。また、シングル”Somebody To Love”はイギリスでは最高2位をマーク。アメリカでも13位まで上昇した。
3月4日、「A DAY AT THE RACES」からの2枚目のシングル「Tie Your Mother Down / You And I」をリリース。
3月25日、シングル”Teo Tori Atte(手をとりあって) / Good Old Fashioned Lover Boy”が日本だけでリリースされる。
5月、オランダ、ドイツ、スイスをサーキット。
5月23日、UKツアーを開始。
UKツアーを終了後、レコーディングを開始。
10月7日、アルバムに先がけてシングル”We Are The Champpions / We Will Rock You”をリリース。
10月28日、アルバム「NEWS OF THE WORLD」をリリース。
11月11日から、5度目のアメリカ・ツアーを開始。12月22日までに、全26回のコンサートを行う。
[ 1978年 ]
”We Are The Champpions”がアメリカで大ヒット。200万枚のセールスを記録し、プラチナ・ディスクを受賞。「ビルボード」誌では最高4位、「キャッシュボックス」ではNo.1の座についている。イギリスのチャートでも2位まで上昇。
「NEWS OF THE WORLD」が300万枚を売り尽くし、トリプル・プラチナムとなる。
2月10日、イギリスでシングル”Spread Your Wings / Sheer Heart Attack”をリリース。アメリカ、日本では””It's Late”がカットされる。
「SOUTH AMERICA BITES THE DUST TOUR」と題された南米ツアーを開始。まず3月には、アルゼンチンで4回公演し、19万人を動員。続いてブラジルでは2回公演で25万人を動員している。中でも3月20日、ブラジルのサンパウロの「モンルビ・スタジアム」でのコンサートでは13万1000人ものオーディエンスを集め、1回のコンサートでの
動員世界記録を塗りかえている。
4月、ロジャー・テイラーが初のソロ・アルバム「FUN IN SPACE」を発表。それに先がけ、シングル”Future Management”もリリースしている。