歯科医師、歯科医院、歯科医師会などが開いているホームページはたくさんありますので、ここではあまり歯科医師らしくない歯科のことを書こうと思っています。
　たとえば、患者が自分や家族の場合どのような治療をしてもらいたい、またはするかなど、歯科医師の治療に対する本音みたいなものを書きたいと思います。
　質問などがありましたら下記までメールを下さい。必ず返事をします。
　また、私の返事に疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますので、私の話はあくまでも参考で、最終決断はご本人がして下さい。また、他の歯科医師のホームページも紹介しておきます。　　
　なお、他の皆さんに参考になると思ったことは掲載させていただきたいと思います。

参考　その１
Ｑ．右の上の虫歯で歯医者に行ったら頭全部のレントゲン写真を撮られた。その必要はあったのでしょうか？
Ａ．虫歯の治療だけではその必要はありません。しかし、その歯科医院が初めての所で、今後そこへ通ってもいいと考えるならば大きな写真を撮っておいてもらうことをおすすめします。
　下の写真の患者さんは向かって右（患者にしてみれば左）の上顎の歯槽膿漏（赤丸内）が主訴で来院しましたが、向かって左（患者にしてみれば右）の下顎に腫瘍（黄色丸内）が発見されました。幸いこの腫瘍は良性でしたが、もし悪性で、上顎の写真のみ撮影し、歯槽膿漏の抜歯をしただけでしたら知らずに経過してしまうところでした。
　社会保険の本人で小さな写真は１００円ぐらい、大きな写真は７００円ぐらいです。国民健康保険、又は社会保険の家族の方の場合では１５０円と１１００円ぐらいの差しかありません。
　また、次の写真は一枚目が初診時、二枚目が治療後半年のものです。もちろん全体の写真もありますが、わかりやすいように小さな写真をお見せします。半年後の写真では根の先の膿の袋が小さくなっているのがわかります。しかし、治療後半年の写真だけでは大きな膿の袋があるようにしか見えません。ですからその時点の写真だけでなく前の写真と見比べることが大事ですので、今後その歯科医院に通院なさるなら他の部位についても記録を保存しておくために全体の写真を撮っておくことをおすすめします。
　

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　訪問者リストもありますので大内先生以外の方からもお答えがいただけると思います。

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