記事タイトル:レポートそのいち 


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お名前: おげまる   
 昨日はどうもでした。
 えーとえーとオレの見つけた風太郎がプラス20点で、島田がゼロで、久米元一がマイナ
ス28点で……そーゆうことは捜す前に教えてください(泣)。
 また島田一男を見つけてしまったではないですか。学研の「三年ブック」連載の「時計
仙人」(昭和30年4月号〜6月号〜?)。同時期連載の香山の「怪獣ライガ」ともども6月号
では「続く」になってるけど、竹内博氏の書誌では「ライガ」は(4月号〜6月号)になっ
てます。ということはこの号で休刊でしょうか? ちなみに「時計仙人」の主人公は五郎
くんというのですが、島田のジュヴナイルにはやたらと五郎くんが出てきます。「めくら
仮面」とか「D山荘の秘密」とか。これらの五郎くんたちが果たして同一人物なのか、ひ
いては香月先生の助手の五郎くんと同一人物なのかどうか。だれか教えてください。あ、
読めばいいのか。
 ほかにも「よいこ三年生」で武田武彦と久米元一と西条八十をまとめてみつけたけど、
穴を掘って埋めておきます。

 つぎに「冒険王」ちぇっく。山村正夫の「東京キッド」は36年の4月号で完結。後はヒル
トンとかルブランとかのリライトがありますけど、総じて不作です。やはり少年探偵小説
の黄金時代は昭和20年代後半で、30年代前半はその余燼ということですか。福島正実のS
F「TBI宇宙特捜隊 地球SOS(黒い宇宙船)」(37年1月号〜7月号)、光瀬龍の
「テレビから来た宇宙人」(40年4月号)、などSFが若干。39〜40年のバックナンバー
がほとんどないのはなぜでしょう。
 ついでに「まんが王」。福本和也の西部小説「少年拳銃王」(36年4月号〜9月号)、同
じく冒険小説「ヘリコプター少年」(10月号〜?)。あとはなにもなし。
 私が幼少のみぎりに読んでたのがこのあたりの年代なので、きっと郷愁にむせび泣くの
だろうなあ……と覚悟してたのですが、たいして懐かしくもない。どっぷり過去に浸かっ
て感覚が麻痺してるのでしょうか。望月三起也の「雷神サブー」、加来あきら(小沢さと
るでしょ?)の「電光人間サンダー」、わちさんぺいの「モーちゃんター坊」あたりに再
会できたのは嬉しかった。というより長年の憑き物が落ちた気分ですね。
[2000年12月11日 5時54分56秒]

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