私もＴＶドラマ見てからはまりましたが、そこで思ったのは、生活物質はともかく(まだ余りがあるという過程で)突然みんな死んでしまうのだから電気やガスなど、つけっぱなしもありうるわけで、そうすると火事やガス爆発などの災害もありうるわけでその場合レスキューも期待できないわけで、そうすると１つの街が壊滅的な打撃受けるということもなきにあらずなことや原子炉など人が管理しなければ危険な施設の事考えるのはニホン人的すぎるか....。

[2002年12月12日 0時26分21秒]

いやー長かった。おわり。
では済まないのでもう少し書きますと、人類滅亡の過程を多視点描写で綴った前半が
とにかく面白いのなんの。この頃のキングは視覚的な描写と作中人物の心理描写の配分が
程好いので、人がばたばた死んでいくだけの話なのに飽きさせません。
後半はどうかと言えば、善と悪の最終決戦が意外にも地味なのがなんともキング的で、
この辺が評価の分かれ目でしょうか。マキャモンが同じ世界破滅テーマの
『スワン・ソング』をスペクタクル調で書いた気持ちが良く分かります。
注文をつけたくなる個所も幾つかありますが、そこはまあ長い小説ですので。
さあ来年の正月はどんな大長編を読もうかな。

[2001年1月10日 19時18分49秒]