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お名前: ストラングル・成田
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>ドコに書こうかと思ったんですが、映像関係のネタだからここでもいいか、と。
ためらわず、新たにタイトルつけてくださいませ。なかなか気づきにくいのです(笑)
しかし、これは朗報であります。明治物は、ドラマに向いていると常々思っていたので。
かなり期待に応えてくれる出来になるのでは。
こちらの常連さんであちらに書込みしている人がいるかは謎。私は最近、
プロレス板ばかり見ています。
[2001年7月9日 4時28分6秒]
お名前: MOTO
えと、久々に。
ドコに書こうかと思ったんですが、映像関係のネタだからここでもいいか、と。
秋から、NHKで「警視庁草子」のテレビドラマをやるらしいですね。主演は小林桂樹とか。
某巨大掲示板(笑)の「山田風太郎スレッド」で話題が出てました(もしかして、こちらの
常連さんで向こうに書き込みしてる方もいらっしゃいますんでしょうか。…愛蔵太さんの
お名前は、あちらで知りました)。
唐沢氏の裏モノ日記にテルミンネタが載ってて、ついでに雑誌「リラックス」でもテルミンの
特集が。これはご報告しなければ、と思って伺ったのですが、すでにテルミンスレッドに
リンクがはってありましたね。皆さん、情報早っ!
[2001年7月9日 0時26分32秒]
お名前: 関 英樹
どうも。原作を逸脱した映像作品って、時に許しがたいものがありますよね。
昔TVで「エラリー・クイーン選傑作推理」だか何だかでクイーンが選んだ日本人作家の原作を
毎回ドラマ化したシリーズがあり、御大の「七匹の黒猫の冒険」をドラマ化した時には登場人物
の名前が「猫山」「犬田」とかになっていたり、クイーン役が秋野大作だったり、最後に屋根の
上で追いかけっこしたり、見ていて激怒した憶えがあります。
ところで、この番組毎回冒頭でフレデリック・ダネイが作品の解説(勿論吹き替え)をするの
ですが、頭の弱い大学生がこれをカセットテープに録音(しかも録音用コードも使わずに)して
いたことがあります。背景に母親の声が入っていたその幻のテープは今どこに?
ねぇ、成田さん。
[2001年5月22日 2時18分27秒]
お名前: 川口@白梅軒
え〜と、御存知だとは思うのですが、いちおう書いておくと、高倉健金田一はもじゃもじゃ頭の
袴姿ではありません。白いスポーツカーを乗り回す青年探偵(しかも警視庁嘱託)。
事件は流行歌「鬼首村手毬唄」を歌う歌手和泉須摩子が帰省途中に殺されたことから始まります。
須摩子の実家仁礼家は、この村一番の金持ちで実力者。
なぜかこの家の当主は、須摩子がTVで歌う手毬唄を聞いて、はげしく同様するのでした。
やがて、長男も死亡。一見自殺に見えたこの事件、実は毒殺であることが判明しました。
実家に不吉なことが起きるのではと、事前に須摩子から調査を依頼されていた金田一は温泉宿に
泊り込み調査をすすめます。
調べるうちに、事件は20年前に起った「青沼家の一家心中事件」に関係がありそう。
青沼家は仁礼に土地・家屋など、財産一切をだましとられ、心中したのでした。
例の「枡ではかって漏斗で飲んで」等の見立て殺人はなく、恩田育三の存在もない。
なんであんなおもしろい設定を無視した、正直言ってありきたりな事件にしたのか、
理解に苦しんだのですが、原作未読なら納得です。
以上、およそ想像しがたい映画なので、あえてストーリーを紹介させていただきました。
[2001年5月22日 0時0分31秒]
お名前: ストラングル・成田
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川口@白梅軒さま
「少年探偵〜」のみならず、こちらにも、いらっしゃいませ。「豹の眼」で
よかったのか気になるこの頃です。
映画データベースで勝手に思いこんでおりましたが、映画「刺青殺人事件」には、
神津は、登場しないんですね。御教示感謝。そうなると、唯一の銀幕の神津は、
岡田英次か木村功か気になってきました。この辺の映画は、なかなか観られそうも
ありませんね。
高倉健の金田一というのも、観てみたかったですねえ。
もじゃもじゃ頭で、「不器用ですから」とか。
[2001年5月20日 12時29分10秒]
お名前: 川口@白梅軒
えーと聞いたところによると、
「刺青殺人事件」(1953年新東宝)には神津は登場しないとか。
「拳銃対拳銃」(1956東映)にも登場しないそうです。
すると残りは「わが一高時代の犯罪」(1952東映)ですね。
出演者からすると岡田英次が神津だと思うのですが、ひょっとしたら木村功の方なのかな。
いずれも未見です。
高倉版「悪魔の手毬唄」は「原作を読まずに…」というのも納得してしまう作品でした。
石坂以前ではやはり片岡版「獄門島」(映画ではずっと「ごくもんじま」と読んでいます)が一番の出来だったと思いました。
[2001年5月19日 23時48分42秒]
お名前: ストラングル・成田
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小松の親分は、怒りのやり場に困っただけなので(笑)、お気になさらず。
田宮次郎っすか。ちょっと苦み走ってないですか。もうちょっと、蒼白き
インテリという感じが欲しいような気もします。神津恭介は、三大名探偵
といわれながら、映画化は2本しかないようです。TVシリーズでは、近
藤正臣がやっていたとか。
>『夜より他に聴くものもなし』ゲット。
毎度あり〜。
>なんか、犯罪者とそれを取り巻く世間の目って、これが書かれた時代から全然変わってない
ような気がします。
細かいところは忘れていますが、人の心はいつの時代も不変というのは、山風の作品を支え
る確信の一つだと思われ、それゆえに普遍的だといえるかもしれませぬ。
今回、はじめて解説に収録された元版の「あとがき」も興味深いですね。
[2001年5月19日 23時33分23秒]
お名前: MOTO
>荊木歓喜がベンジャミン伊東なら、神津恭介は、小松の親分だな(もう自棄)
そ、そりわご勘弁…(泣)いや、茨木歓喜じゃなくて神津恭介の話ですが。
なんとなくあのお方は、若き頃の田宮次郎とかそーゆー感じではないかと(大概古いな)
『夜より他に聴くものもなし』ゲット。
なんか、犯罪者とそれを取り巻く世間の目って、これが書かれた時代から全然変わってない
ような気がします。
[2001年5月19日 0時50分14秒]
お名前: ストラングル・成田
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原作を読まないで脚本を書いたというのは武勇伝だなあ。
調べたら、この映画、高倉健が金田一耕助を演じたやつなんだよね。
つい、この前、東京で上映されたらしく、「カフェ白梅軒」さんで、
集って観に行ったようです。川口さんによれば、原作と全然違うので、
全然先が読めない、らしい。
荊木歓喜がベンジャミン伊東なら、神津恭介は、小松の親分だな(もう自棄)
[2001年5月18日 22時38分33秒]
お名前: 関 英樹
反応どうも。ところで、この脚本書いた結束信二って人は東映「悪魔の手毬唄」の
脚本化で原作を読まずに書いた人なのですね(二見文庫「金田一耕助99の謎」より)。
この手のプログラム・ピクチュアでは原作の香気を求める方が無理なのかも。
最近はオリジナル・ビデオでかなりマニアックな作品も映像化されてる事だし、
ヤマフーブームに乗って、どこかでやりませんかね。
勿論その時の荊木歓喜はベンジャミン伊東で(笑)。
[2001年5月15日 3時48分54秒]
お名前: ストラングル・成田
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遅くなりました。出典は、映画データベースかな。
配役も出ているというは、失念。ここで調べれば良
かったのか。
なんでも出てくる凄いデータベースですね。ここで、
みると風太郎作品は、25本映画化されていること
がわかる。
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0148480.htm
検索してみると、江戸川乱歩42本、高木彬光20本(他に2本に出演)、
鷲尾三郎3本、楠田匡介が2本映画化されているなど立ちどころに出てく
るので楽しいっす。
「悪霊の群」をざっと見返したけど、三谷純(歌手)、真鍋三郎(記者/原作では
雄吉)、呉真成(中国代表団)は、皆、原作に出てくる人物ですね。挙げられた中
では、「神山達人」が出てこないようです。(見逃しの可能性あり)これがもしか
すると、探偵役か。他の登場人物をざっとあたってみても、名前の改変はあるけれ
ど、登場人物の多くが原作中の人物のようです。ただ、主役と思われる三谷純(岡
田英次)は、原作ではほとんど点景人物なので、ストーリーはかなり変更されてい
るかも。
神山達人という名は、名探偵っぽいのだけれど。
[2001年5月13日 2時0分14秒]
お名前: 関 英樹
どうも。映画「拳銃対拳銃」調べてみました(笑)。
56年1月製作の東映映画。84分モノクロ。
監督小沢茂弘、脚本結束信二。原作は山田風太郎、高木彬光となっております。
主演は岡田英次(三谷純役)で、手元に今テキストが無いので登場人物が「悪霊の群」
とどこまでラップするのか判りませんが、以下配役順に登場人物名を列記すると、
真鍋三郎・呉真成・神山達人・山田裕天・相馬敏秋・・・とあり、茨木歓喜の名は
どこにもありません。こんなこと、もう知ってた?
[2001年5月8日 8時52分12秒]
お名前: ストラングル・成田
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「帰去来殺人事件」
確かに映像化は、厳しいかも。でも、日本の名探偵の中でも際だった
キャラクターの持ち主、荊木歓喜を知らしめるために、どこかドラマ
化してくれないかなあ。やはり、、放送禁止用語がネックでしょうか。
「悪霊の群」が「拳銃対拳銃」のタイトルで映画化されているはずな
んですけど、それに、荊木歓喜が出てきたのか気になっております。
多分、全然違う話になっているような気が。
>「夜より〜」とか「誰にでも〜」等、一生懸命探して読んだ、若か
りしころ。
忍法帖をのぞけば、現代教養文庫版が、ほとんど、唯一のアクセス手段
だった時代が結構続きましたもんね。風太郎読者にとっては、ここ数年
は黄金期。
「魔界転生」
やはり世間的には、アレですか。映画化のときに角川の「バラエティ」
とかで、煽りに煽られていたので期待して観たけど、がっくり。確か、
戦いに赴く沢田研二に向かって、「男の人はなぜ戦うのですか」とか
いうセリフがあって、こんな風太郎の世界から遠いセリフはないと思い
ました。しかし、これも昔語りだなあ。
講談社のノベルス化や文庫化で、小説の方の新しいファンも生まれてい
るとは思うのですが・・。
[2001年5月6日 14時14分11秒]
お名前: MOTO
わはは。
唐澤薬局、時計台の近くでしたっけ。
もしかしたらご存知かなー、と思っていましたが、そーですか。毎日通っていましたか。
『帰去来殺人事件』って、おそらく映像化できない話としてはトップクラスでしょうね。
茨木歓喜シリーズ自体、かなりヤバげな話が多いですが…『帰去来』は、謎解きのメインになる
のが「○っこ」と「×ンば」という言葉の使い方。…どっちも、重篤な放送禁止用語ですわなあ。
有名な「▲違いじゃが仕方ない」より二倍マズい、という。
それにしても、「夜より〜」とか「誰にでも〜」等、一生懸命探して読んだ、若かりしころ。
今改めて、こういう形で再評価されてるみたいなのがちょっと嬉しいですね。
余談ですが、『魔界転生』というと、世間様の印象は一番が映画(あ、ジュリーの奴ね〜
とか言われる…)、二番目が石川賢のマンガ、らしいです。
ええ、もちろんソレはソレでアレなんですが(意味不明)、やっぱり原典ももうちょっと
知られて欲しいなあ、と思う今日この頃。
あ。そう言えば『柳生十兵衛死す』未読だ…。
[2001年5月5日 11時13分51秒]
お名前: ストラングル・成田
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いつも、唐沢薬局の前を通勤している成田です(笑)。
『ブンカザツロン』立ち読みしてみました。これは奇縁なり。
小学生のときに、伯父さんから「十三角関係」を貰って読んだけど、
難しくて途中でオチたとか。その後に「甲賀」で、ハマったとかありましたね。
私も「おぼろ」のタイトル好きです。
光文社叛「十三角関係」は、荊木歓喜物が一挙に読めるお徳用叛。
「帰去来〜」は、大和書房版の後に、未収録の「怪盗七面相」を収録して、
出版芸術社で出ています。こちらも、山風の詳細な書誌がついた一家に一冊
必携のアイテムですよ。今回のは、出版芸術社叛が底本になってます。
大和書房で2冊出たときは、本当に嬉しかったなあ、と昔語り。
光文社叛は、山風のミステリがほぼ網羅されそうなので、瀕死の財布と相談
しながらも、続刊もよろしく、です。
[2001年5月3日 16時41分34秒]
お名前: MOTO
ども。
前の書き込み、改行しくじってエライことになっちゃいましたね。ごめんなさい。
さて。唐沢俊一と鶴岡法斎の対談集『ブンカザツロン』を読んでいたら、
突然山風の名前が出てきて、ちょっとびっくりしました。
唐沢俊一の伯父さんが、山田風太郎と医大で同級生だったのだそうです。
伯父さんの本棚に、お堅い医学書に混じって「十三角関係」があったとか。
『「魔界転生」というよりは、「おぼろ忍法帖」の方がなじみがいい』のだそうで。
やはり、コアなヒトだ。
「十三角関係」と言えば、光文社で出た山風ミステリー傑作選(ハードカバーの全集の話は
避けます…つーか、買えねえ)。
ソフトカバーの「十三角関係」と「帰去来殺人事件」、むかーし古本市でゲットしたんです
けどねえ。まだ未収録作があったとは。
「眼中の悪魔」もそうですが、なんつーかこう収録作が絶妙ですな、商売的に。
3月から4月にかけて、それでなくてもあれこれと怒涛の新刊ラッシュだったので、
サイフが瀕死になりました。
何でこう、イッキに出るかなー。
[2001年5月1日 23時55分53秒]
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