記事タイトル:『バニー・レークは行方不明』 |
小山君は奥様が大会ゲストだったんですね。 ついでですが、トンプスンの『深夜のベルボーイ』はまたもこの作家の 凄みを満喫できます。こうなったら全作翻訳してくれ。[2003年4月9日 22時13分42秒]
「バニー・レーク」、MYSCON3「海外ミステリの部屋」で、ゲストの小山正さんも、 読みかけながら先が楽しみでたまらないと、おっしゃってました。万博ネタもあるですか。 例によってツン読ですが、早めにとりかかります。[2003年4月8日 0時23分55秒]
ポケミス名画座のラインナップの中で、個人的に最も期待していた ニューロティック・スリラーが出たのでちょっと書き込ませて下さい。 映画版の方は当時としてはかなり大胆だったと思われる異常心理 (製作は「コレクター」と同年)を気味悪く描いて見応えありましたが、 原作の方も期待以上に、もう読んでいて疲れるくらいニューロティックでした。 但し映画とは別の種類の異常心理だったのは意外。 それと特筆すべきは、例のパリ万博奇譚が、後半の主人公を動かす 重要な小道具として機能するんですよ。 おまけにエンディングではまた別の高名なミステリを引用してみせる遊び心も立派。 『ハイ・シエラ』もいい小説だったし、なかなか打率の高いシリーズになりそうです。[2003年4月7日 21時35分20秒]