記事タイトル:『雨の午後の降霊術』 |
>中学生の頃、植草甚一の名著『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』に詳しく 紹介されているのを読んで以来、 『雨降りだから・・』で紹介されているんですよね。この本、私も中学時代に図書館 から借りて読んで、面白そうな本やエピソードなどノートにメモとったりしたんですが、 この小説は、ちょっと記憶に残っていなくて。その後、無論古本で買ったんでけど、何 処行った「雨降り・・」。 「心地よい陰気さ」というのは、言い得て妙ですね。解説にモノクローム映画のよう とありましたけど、サイドストーリーなしの、映画でいえば90分で終わるような感じ の物語。最近は、あんまりありませんね。 結末は、うまく書けませんでしたが、救いのあるラストのように、感じました。[2001年2月6日 20時42分48秒]
中学生の頃、植草甚一の名著『雨降りだからミステリーでも勉強しよう』に詳しく 紹介されているのを読んで以来、頭の片隅にずっと引っ掛かっていた小説だったので、 出たときは迷わず買いました。 心地よい陰気さとでもいうべき魅力のある作品ですね。 邦訳と植草エッセイとではラスト・シーンの印象がまるで違うのには驚きましたが。[2001年2月6日 19時24分3秒]