記事タイトル:そういえば。 |
「謎宮会」の「極私的・宮原龍雄作品鑑賞(下)」を拝読。宮原作品、 幾つかしか読んでませんが、ほんと面白い作品を書いてますよね。特に、 昨年「絢爛たる殺人」で読んだ「ニッポン・海鷹」は、個人的なツボを 直撃されました。戸田さんの紹介に係る「灰色の柩」「瓢と鯰」「死体 に触れるな」なども面白そうですね。(上)の方も、楽しみにしていま す。どこかで短編集出さないかあ。 不可能犯罪の定義は、コアな部分は別として、外延は曖昧ですよね。 私のリストも、その時々によって判断基準が違っているところもありま す。この辺は、小さな胸(笑)を痛めているところなのですが、いずれ 整理しなくてはと思っています。 ただ、密室物を多く書いている作家については、どうしても基準が緩く なってしまうんですよね。 適宜、改行をよろしくお願いしますね。[2001年3月1日 1時6分12秒]
某所にUPした、宮原レビューなんですけど、見方によっては“広義の密室”にも分類できる作品があったりする(例えば、密室に死体ともう一人の男がいた、というもの=鍵をかけたのがこの男だから、密室とは言えない気もするが=とか、川中の密室=地形と人の注視によって、密室状況にあったと思われる、というもの。トリックを見ると、密室とは言えない気もするが=とか……)のですけど、定義が分からないこともあって、ご報告してません。 何か、改めて考え出すと、(純然たる密室は別にすると、)定義が難しいんですよね。[2001年2月27日 10時37分7秒]