記事タイトル:戦時中の「少年倶楽部」について教えてください |
京様。 情報が役に立ったようで、何よりです。 探偵小説に限らず、戦前・戦中の作品に関する調査は、やはり難しいですよね。 参考までに、昭和18年度の『少年倶楽部』所蔵図書館情報を、以下に書いておき ますので、資料調査の羅針盤として下さい。 主に、東京近郊で、(基本的に)電話やメールでのコピーサービスを行っている施設 です。 三康図書館 昭和18年4月号〜8月号、10月号〜12月号 神奈川近代文学館 昭和18年分、全号所蔵 日本近代文学館 昭和18年分、全号所蔵 国会図書館は、大正4年1月号〜昭和21年3月号まで所蔵しているそうですが、欠 号が多いようですので、目当ての号が所蔵されているかどうか、確認をした方がいいか も知れません。 神奈川近代文学館は、コピーサービスを利用した事がないので、複写依頼を受け付け てくれるか、問い合わせてみて下さい。 なお、コピー1枚の価格は、三康図書館が(確か)30円、日本近代文学館は100 円、国会が(確か)25円です。 不確かな金額ばかりで、申し訳ありませんが、この金額を目安に、コピー依頼をどこ に出すか、考えてみてはいかがでしょうか?[2005年7月4日 22時26分33秒]
川村万梨弥 様 お答えくださり、ありがとうございます。さっそく国会図書館で調べてみます。お知らせくださり本当に感謝いたしております。[2005年7月4日 15時17分44秒]
「栗水兵戦記」ですが、これは海野十三氏の軍事小説です。 初出は、『少年倶楽部』昭和18年1月号〜12月号。全12回連載です。 単行本には、一度だけしか収録されていません。 昭和19年8月に、大日本雄弁会講談社(現:講談社)から刊行された『栗水兵戦 記』です。 現在は絶版となっている、三一書房の『海野十三全集 第10巻』にも収録されて いますが、こちらは抄録バージョンです。 オリジナルで読みたいというのであれば、初出誌をコピーした方が、初刊本を探す よりも、早いと思いますよ。 連載一回分のページ数は、十ページ前後です。 『少年倶楽部』はメジャーな雑誌ですから、多分、国会などに所蔵されていると思 います。 三康図書館では、昭和18年分は飛び飛びで揃っています。 もう一点の、「火の玉カンチャン」については、ちょっと分かりかねます。[2005年7月1日 23時45分5秒]
どなたか、ご存じでしたら教えてください。戦時中、『少年倶楽部』に掲載されていた物語で、「火の玉カンチャン」なる主人公がモグラ型戦車で地中を進み、NYの自由の女神像の前に出現するというものがありますでしょうか。ご存じでしたら、タイトルと作者名を教えてください。また、『栗水兵戦記』というような話をご存じでしたらあわせて教えてください。[2005年7月1日 16時17分55秒]