サイトの管理人です。古書関係には、ほとんど何の知識もありませんが、
多少でも参考になればと思い、書き込みさせていただきます。
探偵小説社発行の本として、上記のほかに芳林文庫古書目録に、
『魔の陰謀團』、『列車殺人事件』(いずれもS26・著者は江川蘭平)が
2作掲載されておりました。
また、ご存じかもしれませんが、
小林文庫ゲストブック No.206以降で古本まゆさんと末永昭二さんらの間で、
探偵文庫「青自動車」等に関して興味深いやりとりがされています。
http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/tnote9.cgi?book=tsguest01b&from=192&to=216
さらに、同No.408で桜さんが探偵小説社の「失われた花嫁」「恐怖の一夜」に
触れています。
http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/tnote9.cgi?book=tsguest01b&from=392&to=416
この道の権威の桜さんが探偵小説社の本を2冊しか所有されていないということは、
相当に全貌の把握が困難なシリーズなんでしょうね。
[2005年5月18日 23時39分7秒]