記事タイトル:横溝正史氏の長篇作品連載『譚海』所蔵図書館について 


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お名前: 川村万梨弥   
 このたび、戦前の『譚海』及び『少年少女譚海』に連載されていた、横溝正史氏の
長篇作品掲載号所蔵図書館・文学館リストが出来上がりましたので、この掲示板を借
りて、情報公開をさせていただきます。
 なお、過去の書誌では「南海囚人島」となっている単行本未収録の長篇冒険小説が
ありますが、正しくは「南海囚人塔」です。
 『新青年』の他誌広告では、この他、「南国囚人島」というタイトルで予告が載っ
た事もあります。

 南海囚人塔(全7回) 大阪国際児童文学館(連載4回目と6回目のみ)※

 怪盗ルパン・海底水晶宮(全9回) 三康図書館(連載5回目と最終回は欠)※
                  多摩図書館(連載6回目と7回目は欠)
                  神奈川近代文学館(連載4回目のみ)
                  昭和館(連載1回目〜最終回まで揃い)※
                  大阪国際児童文学館(連載8回目と最終回
                  のみ)※
                  山梨県立文学館(連載最終回のみ)

 神変稲妻車(全15回?)  多摩図書館(連載1回目〜5回目のみ) 
 ・連載12回説もあり    神奈川近代文学館(連載2回目、4回目、7回目〜
               9回目、12回目、14回目のみ)
               昭和館(連載5回目と最終回は欠)
               大阪国際児童文学館(連載1回目〜2回目、4回目、
               7回目〜11回目、14回目のみ)

 奇傑左一平(全6話)  神奈川近代文学館(第1話〜6話まで揃い)
             昭和館(第1話のみ欠) ※

 南海の太陽児(全10回)     三康図書館(連載4回目のみ欠) ※
                  神奈川近代文学館(連載3回目のみ)
                  大阪国際児童文学館(連載8回目のみ)

(※)現物確認済み。

 なお、昭和館でのコピーはセルフサービスのため、メールや電話でのコピーサービ
スには応じていないそうです。

 このリストによって、一人でも多くの方が、単行本未収録(または文庫未収録)の
横溝作品に接する事ができるようになれば、幸いです。

 佐山さん、Hさん、「南海囚人塔」、「怪盗ルパン・海底水晶宮」(第5回目、最
終回)に関する情報提供、ありがとうございました。
[2005年5月19日 22時47分52秒]

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