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お名前: ストラングル・成田
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あらら、いわれてみればそのとおり。しらっと恥ずか
しいこと書いているなあ。すみません。
この後のクマクスブームの印象が強くて、記憶の中で
埋もれてしまったかも。
[2001年7月3日 1時19分51秒]
お名前: おげまる
蛇足とは思いますが一応。
>風太郎があまり南方熊楠に言及している覚えがないので、意外でした。
エッセイでは覚えがないけど、小説で活躍させていますね。『明治波涛歌/風の中の蝶』。
おかげさまで私の熊楠のイメージは「食いだめして反芻するタガの外れた天才」に固着して
おります。
雑誌初出が1980年、単行本が81年、新潮文庫版が84年。やはりこの小説がらみで依頼があっ
たように思えますが、どうなんでしょうか。
それはそれとして、川口さま、貴重な文章をご紹介いただき、ありがとうございます。ええもん読ませてもらいました。居候の私が感謝するスジはないかもしれないけど、そこんとこは
無理押しして感謝します(なに、ワシの感謝がいらんゆうんかい?)。
[2001年7月2日 21時34分4秒]
お名前: ストラングル・成田
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川口さん@白梅軒 さん
もちろん存じておりません。
そんなのありましたか!
風太郎エッセイ集には、収録されていないと思います。
風太郎があまり南方熊楠に言及している覚えがないので、意外でした。
「人間臨終図鑑」をみたら、「日本人の可能性の極限」という柳田国男
の言葉をひいているくらいで。
中野美代子、松岡正剛とは、錚々たるメンバーと並んでいますね。
(中野美代子は、某大推理研の顧問だったんですよ。ちょっと自慢)
こんな短文でも、真似の出来ない作家の文章でありますことよ。
お知らせありがとうございました。
[2001年6月30日 0時30分2秒]
お名前: 川口@白梅軒
えーと、よく考えたら風太郎関係では初めての書き込みかもしれません。
本日、『南方熊楠研究』第3号を購入して眺めていたら急に思い出したもので。
和歌山の地方出版物で『第一次南方熊楠研究 コンティンジェントメッセージ群』という本が
あるのをご存知でしょうか?
1985年に発行されたもので、中野美代子や松岡正剛らとともに山田風太郎が200字にも
満たない短文ですが、寄稿しております。
短いものですので、以下に全文を掲げておきます(改行ママ)。
野の神仙
山田風太郎
熊楠が生涯を捧げたのが、粘菌という、人間に
は一見何の役にも立たない、しかし生物の根源に
かかわる――植物だか動物だか、エタイの知れな
い対象であったということが面白い。
熊楠自体が、大粘菌的存在に感じられます。
童子首をめぐらせばすなわち神仙。古代中国は
知らず、こういう人物は、日本人にはほかにちょ
っと思い浮かびません。
(6行目「首」には「こうべ」とルビあり)
すでに単行本収録されておりましたら、無知ゆえのふるまいと笑ってお許しください。
[2001年6月29日 23時46分16秒]
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