記事タイトル:小松崎茂関係で質問 


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お名前: ヨッチン   
『空魔X団』の連載の中断の理由は、雑誌を見るかぎり多忙な小松崎先生(雑誌者の人)がおもしろブックに同時に連載していた『太平原児』とくらべて人気のなかった『空魔X団』の連載を終わらせたと思います。空魔X団は近日中に復刻が出る噂があります。
もうひとつの作品は、昭和28〜29年頃まで少年に連載した『第二の地球』です。この作品は当時の読者にはかなり人気があったみたいですね
[2005年4月15日 3時0分34秒]

お名前: 通りすがり   
門外漢ですが
http://www.takinoya.com/
の雑誌リストの少年ブックの所におもしろブックのリストもあります
それで題名は思い出せますでしょうか
参考までに
[2004年12月5日 3時4分27秒]

お名前: 樋口   
凄く昔の雑誌のことなのですが
昭和20年代の「おもしろぶっく」(集英社)を読んでいたのですが、当時は占領下で、特に登場人物には強い制約があったものと考えられ、戦闘場面に登場するヒーローは外国人(英米人)に限定されていて、日本名のヒーローは時代劇、スポーツ、探検もの、探偵とかだけでした。連載されていたので記憶にあるものに「空魔X団」(小松崎茂)これは中米を基地とする私設空軍が最新式の航空機(当時やっと実用になったばかりのジェット機など)で誘拐などを繰り返しているのを阻止する筋書きだったがアマチュアパイロットのヒーローが兄を救出に敵基地に乗り込むのですが結末は知りません。昭和24年11月から26年新年号までと言う資料があるからどうも突然に打ち切られた模様です。もう一つは「鉄の鯨」(安部和助)でこれは海底基地を舞台とした鯨型の潜水艦(艦長はニヒルと言う名のロボット)の物語で昭和25年3月から25年10月までとなっています。最後のほうは海底基地での反乱による戦闘で傷ついた潜水艦が逃れていくところまでは覚えています。共通しているのは、どちらもこの私設軍基地が先住民とかの奴隷的労働で成立していたことで、このあたり占領下の鬱屈した世界が表われていようです。このあたりの打ち切り(?)の経過は判らないでしょうか。
小松崎ものではもう一つ、昭和20年代から30年初めまで連載の、宇宙人を装い人工衛星基地で世界制服を企む一派との戦闘もので、主人公の兄が科学的興味からこれに加担していたのが最後に宇宙基地での反乱を行い壊滅させるのですが、この筋書きが東宝映画の「宇宙防衛軍」に似ているのと、更にこのときに地球から略奪した美術品の中の「関の孫六」を眺めているうちに良心が蘇り、それで斬り付ける(相沢中佐か)のですが、まさか三島由紀夫がこれに影響を受けたとも思えませんが奇妙な一致が気になるけれど題名が思い出せません。
[2004年11月28日 11時32分9秒]

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