レポート#14 2000.11.18 中川透、島久平&南郷三郎
ご無沙汰しております。
ようやっと週末だあ、と喜んだのもつかのま、明日もまた出勤ですう。火曜日あたりに代休をもらえるそうです。あは、あはは、はあ……
札幌は吹雪です・・・(あ、ご存知ですかそうですか)
ってまだ終わんないんだってば。
ええと、まず「太陽少年」の再チェックから(本番入ってます)、図書館には増刊を含めて四冊しかない(はずだった)です。このまえ自宅で発掘した(とほほ)「別冊太陽 子供の昭和史 少年マンガの世界1 昭和二十年〜三十五年」(長い誌名だ)(それにしても()が(多すぎる)文章(だな))(閑話休題)では「通俗大衆少年読物誌」の見出しで「譚海」と並べて紹介されていました。
昭和26年の6月号と8月号には久米元一の「黒魔団」と山中峯太郎の「荒野に立つ火柱」が連載。あと増刊号があったのですが、しまったメモしていない。次が30年の2
月号で、高木彬光のSF「戦慄の大地球」が連載中。これがひょっとして「宇宙戦争」の原題かと思って再チェックしたのですが、別物でした。次が同年8月号……え?? ノートに書いてないぞ、この号。
最初の頃のチェックはかなりずさんだったので、目次をちらっと見て黙殺してしまったのかも。このまえの「おもしろブック」の件に続いて、またしてもへこんだ瞬間でした。
中川透の連載が載ってたんです。タイトルは「魔人鋼鉄仮面」。おお、鮎川の怪人ものじゃないかあ。
「冒険王」や「少年画報」なども再チェックする必要があるなあ……
気を取り直して「痛快ブック」を調べます。「野球少年」の増刊として出発し、その後独立創刊されたようです。28年9月号には楠田匡介の捕物帖「地獄の子」があり、武田武彦が「黒面将軍」を連載開始。29年11月号では同じく楠田の「人殺しカッパ」、「黒面将軍」は連載中。 30年2月号には朝島靖之助、千葉浩、伊勢駒鳥……知らん知らん。なかったことにしましょう。
あとは武田武彦の独壇場です。「地獄の魔王」昭和30年6月号〜12月号「恐怖の怪宝」昭和31年2月号〜7月号「恐怖の怪宝第二部 死神の王冠」昭和31年8月号〜12月号 32年になってようやく楠田匡介が登場。「魔の25時0分」(1月号〜2月号)。これを皮切りに前後編の短編ものが続きます。 島久平が書いてます。加藤六郎のシリーズです。「特急幽霊列車」3月号〜4月号「恐怖の東京駅」9月号〜10月号「狼人間」33年1月号〜2月号「怪盗四本指」5月号〜6月号 武田武彦もあります。「妖怪紳士」32年5月号〜6月号「三本指の怪獣」34年1月号〜2月号 梶原一騎だってあります。「地獄から来た少年」32年7月号〜8月号 尺丈助とか西田靖とか河上清とかもあるけど、これはなかったことにします。
あとは「中学時代」です。山前さんのリストの落ち穂拾いと補注をいくつか。
「一年生」では島田一男の「青ギツネの秘密」(33年4月号〜34年3月号)、これは香月シリーズです。 35年12月号に三橋一夫の怪奇実話「そこにもうひとりの和子が!」。36年1月号に楠田「消えた少女」、2月号に同じく「おかしと宝石」、3月号に「ヤギ小屋の秘密」。
「二年生」の33年12月号に楠田「とけいを売る男」。 懸賞推理クイズの執筆が水谷準「あらしの殺人鬼」(33年11月号)、「夜行列車の惨劇」(34年2月号)と宮野村子「消えた真珠」(34年1月号)、「ゲレンデの銃声」(同3月号)。 で、34年4月号から島田の「世界一周探偵日記」シリーズが開始。中学生の男女コンビが(もちろん保護者同伴で)世界旅行に出かけ、行く先々で事件に遭遇するトラべルミステリーですが、主人公の少年が「南郷三郎」といいます。
探偵役を務めるのがその父親で、フルネームは出てこないけど、弁護士です。
「日本ミステリー事典」で「南郷次郎」を引くと、「一男一女をもうけたものの、妻とは死別したようだ」とありました。 ……どうなんでしょ? ちなみに翌年の「世界一周探偵飛行」の方は全然別のキャラクターでした。津田とか庄司とか海堂とかいう名前だったら面白かったのに。あ、でも38年には元鉄道公安官の「香月」おじさんが「一郎」君「ルミ子」さんと一緒に鉄道もので活躍してますわ。
あと、34年には楠田匡介が時代もの「どくろ小判」(4月号〜12月号)を連載、翌年は一年にわたって懸賞クイズを担当しています。
といったあたりでしょうか。
次回は「少年」を調べて、あとノートのあやしい部分を再チェックして、とりあえず一段落したいのですが(「なかよし」「りぼん」「ひとみ」と「たのしい&小学一年生」「二年生」はこの際飛ばします)、どうなることやら。ぼちぼちデータの整理にも手をつけてはいるのですが……
では、また。