”札幌ミステリースポット”

平和の滝



石碑

 札幌市手稲区西野の平和にある 平和の滝 は、手稲山が望め、新緑・紅葉が美しい観光名所と して広く知られている。しかし、滝壺への投身自殺、公衆トイレでの焼身自殺、某S高校生による首吊り 自殺など 怪奇な事件 が数多く発生。裏の顔として自殺のメッカ、ミステリーゾーンとしての一面も知られている。
  歴史をたどると、平和の滝が古くから「霊場」だということがわかる。「右股の滝」 と伝えられるこの滝は、日蓮宗の修行場になっており道場も存在する。また、「朝鮮人殉難者之慰霊塔」 という戦時中、強制連行で犠牲になった朝鮮の方々を祀る石碑もある。そのため、 「強制労働で無念の死を迎えた朝鮮人労働者が、 怨霊 となって現れるのでは?」という話もある。

 実際に行ってみると、「平和の滝」付近は人家もまばらで道の両端には畑と森が延々と広がっており、 カエルの鳴き声が聞こえる。滝のふもとには、地蔵や、祭壇、治安維持法に弾圧された人々をしのぶ石碑等 が立ち並んでいる。
 私は、地蔵に賽銭を入れ、興味本位に来た自分の身の安全を祈らずにはいられなかった。滝の周囲は 点灯が全くなく、静寂の中、水の流れる音だけが聞こえてくる。神秘的にも怪奇的にも感じられる場所だ。 写真を撮ろうとした瞬間、奇妙な事が起こった。シャッターを押しても動かなくなったり、 オートフォーカスに設定していたはずが、マニュアル操作に設定されていたのだ! (怖くもないが本当)。帰り道の途中、秋口にもかかわらず生暖かい風が吹きねけ、 口笛のような奇妙な音が聞こえた。

 自殺者多発地帯の平和の滝は 「滝を見つめて立っている不気味な人をみた」 「樹木に無数の浮遊霊がいる」 など、噂は今でも絶えることはない。

-平和の滝手前のバス停(市営)にも、出るという噂。-

平和の滝

平和の滝手前のバス停

道場?

トイレ(新築)

(札幌市西区西野/平成9年8月20日制作)