ごくろうさま デジカメ1号

 OLYMPUS CAMEDIA C-2zoom

 

                                           '02年04月入手

 ついにというか、とうとうというか、デジタルに手を出してしまいました。
今年に入って、経費削減でカメラの購入ペースがスローダウンしていたのですが、
久々のゲットがデジタルになるとは、本人も思っていませんでした。
 実を言うと、このカメラは、誕生日のプレゼントにもらった物である。よって、
私にの、購入予定リスト(そんな物があるのか?)には存在しないカメラであり、
機種の選択権も無いのである。だからといって、受け取りを拒否する理由も無け
れば、その権利を行使するつもりも全くない。カメラというだけでタダでもらえ
るのならば、何でもウエルカム&感謝感激・雨あられの人ですから。
 前置きはこのくらいにして、このカメラは、3月の21日に発売になったばか
りのバリバリの新製品なのだ。そのせいもあって、これを送ってくれた人(わが
妻)は、結構苦労したようである。やっぱり八代は田舎やね。
 そんでもって、200万画素普及機クラスでは、抜群のコストパフォーマンス
ではないかと思うのである。同クラスの他社と比較して、性能的には抜きんでる
物はないし、大きさもカードサイズクラスに比べると大きい。しかし、同一性能
でライバルとなるフジのFinPix2600より、実売価格で1万円は安いのである。同
価格のモデルと比較すると、光学ズームは付いているは(他社は単焦点)、CF
カードは16MB(他社および、先代モデルのC−200Zoomは8MB)だっ
たり、ちゃんとしたAF(他社は固定焦点or3点AF)だったりするのだ。
 さらに、このカメラの良い点として、単3アルカリ電池2本で100枚以上撮
影可能というのも大変良い。単3電池なら日本中どこでも簡単に手にはいるため、
不意に電池切れになってもなんとかなりそうだ。
 デザイン的には、オリンパスのμシリーズをちょっと角張らせたようなデザイ
ンで、レンズバリヤが電源と連動している点もμと同じ。サイズも同程度。むし
ろ、μより薄いので携帯性は良い。
 画質に関しては、ピントも良く合っていて悪くない。元々200万画素なので
はがきサイズ程度なら問題なし。発色もオリンパスらしい自然な感じ。
 マクロモードで、ズーム全域で20cmまで寄れるのもいい。カメラによって
は、マクロはズームのワイド端でしか使えない物があったりするので3万円以下
のカメラとしては結構がんばっているのではないだろうか。
 ただし、焦点距離の短いズームの場合どうしても取りきれない歪曲収差が広角
側で目立つのである。窓枠などを、フレーム一杯に写し込むと樽型に歪むのが判
る。まあ、カールツァイスや、ライカのレンズを付けた某社のデジカメでも歪曲
は結構目立つので、小さいCCDを使ったデジカメ全般の欠点と言うことであき
らめるしかない。今後の光学メーカーの技術課題と言うところでしょうか。
 なんだかんだ言っても、私的(仕事的にはいろんなデジカメを使ってきた)に
は初めてのデジカメであり、結構気に入ってしまった。このカメラの前に増えた
パソコンと共に今後、八代通信Webがさらにパワーアップされることは間違い
がないであろう。

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あれから1年半。ご存じの方も多いと思いますが、八代通信Webの取材カメラと
して、このC-2ZOOMは、大変活躍してくれました。国内だけでなく、海外まで行
きました。そして、浜松カメラ通信よりDIMAGE G400にバトンタッチした今も活
躍しています。送り主である妻の専用デジカメとして・・・ トレードマークの
スネーク模様もそのままで。ちょっとはがれかけてきたけど。

八代通信19号('02.04.22発行)から再録+加筆('04.04.05)