岐阜県明智町 日本大正村

 

                               '04.05.01

ここは、愛知県北部と接していることもあり、個人的に岐阜県という印象は薄い。
 浜松からだと、国道257号線をひたすら北上する。愛知県を抜け、岐阜県に
入り、岩村より363号線とぶつかるのでそこを西(左)へ向かう。やや戻る様
な方向感覚になるがひたすら進むと自動的に大正村に行ける。少しでも近道をし
たければ、岐阜県に入ったところで、越沢というところで県道33号線をひたす
ら行くということもできる。ただし、途中はかなり狭い道プラスくねくね道が続
くので多少の覚悟は必要。
 363号線沿いに大きな観光駐車場があるので車はそこへ入れましょう。駐車
料は500円/日である。とりあえず、駐車場に入れたら、まずは観光地図を手
に入れましょう。すぐ隣の浪漫亭などで手に入ります。
 5月2日からお祭りで、各種イベントが催されるので、にぎやかなのがお好き
な方は2日以降の方がおすすめですが、今回はのんびりしたかったのであえて前
日に行ってみました。おかげでゆっくりと見て回れました。
 ここは、大正村といいつつも、町全体が大正時代というわけではなく、江戸時
代〜昭和が混在していて、大正村役場や通信資料館等は、明治時代の建物である。
だから単に古い町並みの表現として大正村を選んだということなのだろう。
 大正村自体に入場料というものはない。ただし、大正ロマン館、日本大正村資
料館、大正時代館、おもちゃ資料館の4館のみ入館料が必要。共通入場券は500円
 資料館以外にも見所は多く、駐車場そばの大正路地や、うかれ横町といった通
りも被写体にはもってこい。川沿いも趣があるし、遠山家の屋敷裏には、ご存じ
長屋の金さんが諸肌脱いだときに現れる入れ墨の元になったといわれる桜の木が
あります。花の季節ならさぞ見事でしょう。
 実は、ここに来るのは3回目。なんだか来る度に変化している様な感じはある
けれど、地元の方達が町おこしにがんばっている感じがするのだ。同じ岐阜県の
昭和村、愛知県の明治村なんてのもあるんだが、これらは典型的なテーマパーク。
やっぱり、本当に人の生活感が感じられる大正村の方が私は好きです。がんばれ
明智村!

大正村役場前の通り
OM-1 28mm/F3.5
F8 1/125 AGFA VISTA 100
レンタサイクルもレトロに見える?
OM-1 50mm/F1.4
F8 1/250 AGFA VISTA 100
なにげない軒下
OM-1 100mm/F2.8
F5.6 1/250 AGFA VISTA 100
趣のあるメインストリート
OM-1 28mm/F3.5
F11 1/125 AGFA VISTA 100

 

デジカメギャラリー
駐車場入り口
現在の村長、司葉子さん
十六銀行もごらんの外観
大正の館にある蓄音機群
大正館にはカメラもでもこれって昭和製では?
橋本邸跡のモダンな照明
おもちゃ館のブリキのおもちゃ
これも昭和では?
うら通りもごらんのとおり
これが遠山桜
うかれ横町にある元カフェ、今グリル

今回の撮影機材
 フィルムカメラ:OLYMPUS OM-1
     レンズ:ZUIKO 28mm/F3.5 50mm/F1.4 100mm/F2.8
 デジカメ:MINOLTA DIMAGE G400