愛知県豊橋市 葦毛(いもう)湿原

 

                               '04.06.27

愛知県のミニ尾瀬とも言われる。湿原で市街地から近くにあるため意外な穴場ス
ポットである。
 湖西市の浜名湖周遊道路より多米峠を越えていくと近い。多米トンネルを抜け、
しばらく道なりに進むと葦毛湿原こちらの標識がでているので判りやすい。

 駐車場は2箇所あり、入口近くの駐車場より第1駐車場と書かれている方が日
陰になっているので夏場はこちらの方が車にはよい。日曜日(梅雨の晴れ間)と
いうこともあって、近い方の駐車場にはそこそこの入り。駐車場入口には自動販
売機。駐車場より歩き出したところにトイレもあります。ただし、これより先に
は一切の設備はありません。
 駐車場より、溜池沿いを山の方へ歩いていく。だいたい1kmくらいはあるだ
ろうか。比較的平坦な山道になっているのでスニーカー程度で十分である。2箇
所ほど木道の入口があり、そこからが葦毛湿原となる。湿原には木道が整備され
ていてそこを歩くようになっている。基本的に木道以外は歩けない。湿原保護の
ため三脚等も湿原に降ろすのも厳禁です。そのため、離れたところを撮るには望
遠レンズが必須となります。テレマクロの付いているズームが結構有効です。ま
た、ロープを張っている杭も結構ヤワ(元々湿原なので仕方がない)なので、も
たれかかったり足場にすると倒れる危険性があるので要注意。

 今の時期は、春の花も一段落したのか花は少ない(様に見える)。しかし、こ
この名物?でもある食虫植物のモウセンゴケはたくさんでています。そして、地
面からすっと立ち上がった先に白く小さな花を付けている植物がたくさんありま
す。よく見ないと見過ごしてしまいそうなほどです。後で調べて判ったのですが、
なんとこれが邪悪なモウセンゴケの花だったのです。他には、菖蒲が咲いていま
した。
 湿原自体そんなに大きくないので本当にミニ尾瀬といった感じではあります。
木道を歩くのも一筆書きはできないので、多少行ったり来たりになりますが、そ
れもまた楽しみましょう。湿原の方には休憩できるところはありませんが、入り
口付近にベンチやテーブルがあります。こちらは森の中の雰囲気で日差しも適度
に遮られています。

ギャラリー1
湿原全体図
Nikon D70 18-70mm/F3.5-4.5
18mm S F6.3 1/160 ISO200
森の中の道
Nikon D70 18-70mm/F3.5-4.5
35mm P F4.2 1/20 ISO200
木道
Nikon D70 18-70mm/F3.5-4.5
35mm P F9 1/1320 ISO200
モウセンゴケ
Nikon D70 28-105mm/F3.5-4.5
105mm P F5.6 1/500 ISO200
モウセンゴケの花
Nikon D70 28-105mm/F3.5-4.5
105mm P F5.6 1/500 ISO200
花菖蒲
Nikon D70 28-105mm/F3.5-4.5
78mm P F6.3 1/160 ISO200
ジャノメチョウの一種
Nikon D70 28-105mm/F3.5-4.5
105mm P F5.6 1/500 ISO200
木道
ikon D70 28-105mm/F3.5-4.5
28mm P F9 1/320 ISO200

 ここでもやっぱり写真を撮られている方が結構いるのですが、みんなデジカメ
なんですね。特に地面近くで接写をするのにコンパクトデジカメは便利なんです
よね。そう書きながらG400を忘れた私はバカです。それ以外に一眼レフが一
人いたのでちらりと見ると私と同じD70。やっぱり売れているんですね。

 

今回の撮影機材
 カメラ:Nikon D70
 レンズ:18-70mm/F3.5-4.5
     28-105mm/F3.5-4.5