愛知県足助町 香嵐渓 カタクリ編

 

                               '05.03.27

 香嵐渓のある足助町は、あと数日('05年4月1日)で、豊田市に合併するらし
いので、足助町という名で紹介するには今回が最後になるんでしょうか。
ソノハナシハ\(^^\) (/^^)/コッチニオイトイテ
 香嵐渓といえば愛知県、いや東海地区でも有数の紅葉の名所でありますが、実
は春もいいんです。その香嵐渓の春を代表するのが飯盛山のカタクリ花なんです。
 浜松から2時間足らずで行け、東海地区一の群生地でもあり、最も早く咲くん
です。しかも、国道脇の駐車場からすぐの所という、写真を撮るにはもってこい
の場所。そのせいで、朝早くから開花待ちのカメラマンが結構訪れている。

ギャラリー1
早くから場所取り
カタクリの説明
だいぶ人が出てきました。
11時くらいで満車状態

 特にここは、遊歩道が整備されているおかげで、下側からあおりやすい。カタ
クリの花は、夜は閉じていて、日が当たり気温が上がってくると、一斉に開き始
める。見ていると本当に1時間くらいで一気に開くのだ。だから、あれもこれも
と、見ていると目をつけていた花はみんな反り返っているという状態になる。だ
から写真を撮るのもおもしろい。まるで、日の出待ちをする時の感じに似ている。
 ぐるりとカタクリ群生地を一回りするだけなら15〜30分もあれば回れる。
しかし、紅葉の頃のように臨時駐車場はほとんどないので、なるべく朝早めに行
くのがいいが、早いとまだ花が咲いていない。花が咲く時間を見計らって出かけ
ると、駐車場が満車というジレンマに襲われる。また、人が多くなると、通路が
一方通行となるので、行ったりきたりしながら写真を撮るということも困難にな
る。となるとやはり、早めにいって開花待ちするのが正解か。余った時間は、足
助屋敷あたりを散策するもよし、飯盛山を登るもよし。今回は、日曜ということ
もあって道路の渋滞をさけるのと、後から来る人に駐車場を明け渡してあげよう
と、早々に引き上げました。
 全体的には、5〜6割くらいの咲でしょうか。この花が終わりになると、いよ
いよ香嵐渓の桜が見頃になります。足助屋敷周辺にたしかあったはず。

ギャラリー(E-300)
まだ寝ている花達
ZUIKO DIGITAL 14-45mm/F3.5-5.6 P Auto
開くとこんな感じ
ZUIKO 65-200mm/F4 F5.6 Auto
これで、全開かと思うと・・・
ZUIKO 65-200mm/F4 F8 Auto
ちょっと目を離すと、ここまでそる
ZUIKO 65-200mm/F4 F5.6 Auto
まだまだ咲いていない花もある
ZUIKO 65-200mm/F4 F5.6 Auto
プロペラ状まで開いたところ
ZUIKO 90mm/F2 F4 Auto
この辺はちょっと少ない
ZUIKO DIGITAL 14-45mm/F3-5.6 F11 Auto
花をクローズアップ
ZUIKO 90mm/F2 F4 Auto

 カタクリというと、片栗粉の原料になるのですが、今売られている片栗粉はジ
ャガイモから作られています。生育に何年もかかるカタクリを育てるより、1年
で育つジャガイモを使った方が便利ということなのだろう。

今回の撮影機材
 カメラ:OLYMPUS E-300
 レンズ:ZD14-45mm/F3.5-5.6
     Z65-200mm/F4 Z90mm/F2