愛知県豊田市足助町 中馬のおひなさん
 

                               '06.02.12
 香嵐渓で有名な足助町、今は豊田市に併合されてしまった。そんな足助に紅葉の
季節でもないのに出かけてみた。お目当ては、もちろん「おひなさま」だ!
 今年(2006年)は、2月11日〜3月5日まで開かれていて、例年このくら
いだろう。朝は10時くらいからである。
 浜松からだと、高速で豊田まで行き153号線を行くか、257号線から420
号線を行けばいい。どちらが早いか分からないが、お金の節約なら当然後者だろう。
それでも2時間足らずで着けるから結構近いのだ。ただし、さすがにこの季節
420号線には、所々雪が残っており夏タイヤではちょっと冷や冷やさせられる。
 駐車場は、中央駐車場(600円)が近くて広い。他にも民間の駐車場が500円
であったりするが、場所が分かりにくかったりする。まあ見つけたところに手早く
入ればいいんではないだろうか。
 駐車場や至る所に地図があるのでまずこれを手に入れて、どう回るか作戦を練ろ
う。足助町のWebサイトにも同じ地図があるけど、ちょっと字がつぶれてて見難
い。
 会場は、足助川沿いの町中がメイン。とにかく町中が全部会場みたいな感じで、
130ヶ所もの展示所がある。商店や施設以外に一般の家でも公開していて、これ
ほどたくさんあるとは思わなかった。しかも要所要所に食事どころや、軽食のコー
ナーがあり・・・って駐車場から100mと行かないうちに全て立ち寄っているの
は一体だれ!おかげでちっとも進みやしない。まだ10時だよ!
 そんな相方はほっておいて、しばらく単独行動。「おひなさん展示中」と書かれ
たところはとにかく入る。しかもこの辺は非常に雰囲気のある街並みで、昔ながら
の家やお店がたくさんある。いや新しいところも景観を壊さないよう配慮している
ところが多い。
 こちらのおひなさんは、とにかく古いものが多い。江戸時代から明治、大正、昭
和と様々な時代のものがあり、しかも結構保存状態がいい。こういうものを撮ると
きはフラッシュはオフが基本。フラッシュの光でおひなさんが、もろくなったり色
が早く退色するのだ。それにフラッシュのベタ光で雰囲気も何もあったモンじゃな
い。マナーを守らないと写真撮影自体が禁止になるので注意しましょう。
 普通の段飾りのおひなさんばかりではなく、箱雛や、土雛なども多数展示されて
いる。物語が感じられるものが多く違った趣がある。
 日曜日だけに徐々に人混みが増えてきて結構なにぎわい。天気がいい反面、冷え
るので寒さ対策だけはしっかりしてから回りましょう。

ギャラリー1
シンプルだけど時代がかったおひな様
表情豊かな招き猫
様々なおひな様 ここは酒屋さん
ネコ踊り?
これも古い(江戸末期)おひな様
ハイハイ人形 人垣の所にはおひな様が・・・
いい街並みだなあ 土雛の一種って、赤穂浪士じゃん
懐かしいものいっぱいの雑貨屋さん 由々しき酒屋さん


今回の撮影機材
 カメラ:OLYMPUS E-300
 レンズ:14-54mm/F2.8-3.5