山梨県 身延町
←久遠寺の定番?
'06.03.31
久遠寺というと、たがみよしひさのマンガに出てくるノンこと久遠寺紀子を思い
出すのは年だからだろうか。あのころのビッグコミックスピリッツはおもしろか
ったなあ・・・って、感傷にふけるのはこのくらいにして、身延山の方の久遠寺
の紹介を
山梨県南部に位置し、静岡から52号線を興津川沿いに北上していけばよろし
い。とにかくここのしだれ桜は、桜百選にも選ばれるほど見事である。
例年桜のシーズンは、52号線は渋滞必至。久遠寺のある門前町の方は通行規
制がされて、一般の車は川向こうの方に止め、そこからシャトルバスで移動しな
ければならない。おまけにそのシャトルバスの始発は8:00であるから朝一か
ら桜を眺めるというのは難しい。そうするには、通行規制のない平日に休みを取
って行くしかないのである。
駐車場は、門前町の中、身延山ロープウェイのそば等数カ所ある。山門から歩
いて登るのが嫌ならロープウェイの方に行くしかないが、門前町の方も見たけれ
ば下の方の駐車場に止めた方が便利だろう。ただし朝8時前では開いていないの
要注意。結局上のせいしん駐車場に止めることになりました。途中に無料で止め
られるところも何カ所かあったようですが安全を見てこちらに止めました。
せいしん駐車場から久遠寺までは200mくらい。宝物殿裏側からはいるよう
な格好です。表に回ると、お目当ての看板娘・・・じゃなかった看板老婆のしだ
れ桜(樹齢400年)が目に入る。昔に比べると樹性が衰えたとはいえ、まだま
だ美しい。いやあ見事だ!
平日で、朝早いと言うこともあって来ているカメラマンもまだ少ない。お互い
遠慮しあいながらのんびりと撮影ができる。おまけに今日は天気もよくて最高の
撮影日和である。
久遠寺のしだれ桜というと、祖師堂前と、仏殿前の2本が大きいが、それ以外
にもあちこちにしだれが植えられていて、裏手の方にもあるのでそれらをうまく
配しながら撮影するといいだろう。また、お寺の堂内は撮影禁止だが廊下はOK
ということで御堂の方から桜を写すのも面白い。とにかくいろんなアングルから
撮れるから非常に楽しい。ただし廊下は非常に冷たい。歩き回っていると足の裏
の神経が麻痺してくる。
撮影が一息ついたら、お茶で一服。ということで自前の抹茶で桜を眺めながら
いただきました。
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まるで降るような桜 | 本堂から撮ったもの |
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下からあおったもの | 裏のしだれ桜と |
さて、久遠寺ばかりが身延山ではない。ここには、日蓮ゆかりのお寺がたくさ
んあり、それと同時にしだれ桜もたくさんあるのです。裏からせいしん駐車場の
方を抜け三門まで下っていく途中に桜のたくさんあるところがある。あちこち寄
り道しながら回るといい。
そうしていくうちにお腹もへってくる。門前町で腹ごしらえとお土産物屋をチ
ェック!
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タンポポと桜 | 窓に映った桜 |
こんな桜もあります | 岸乃坊の門 |
駐在所の看板にも桜が | 門前町は、狭いながらも大にぎわい |
身延山というと生ゆばが名物。ゆば定食は1050円くらいからとリーズナブル。
これは、野菜天ぷらが付いて1350円 まさに精進料理!
今回の撮影機材
カメラ:Nikon D70 OLYMPUS E-300
レンズ:70-300mm/F4-5.6 14-54mm/F2.8-3.5 11-22mm/F2.8-3.5