愛知県新城市 阿寺の七滝
 

                               '06.07.22

なかなか梅雨が明けない上、たまに晴れると恐ろしいほどの猛暑。とても下界に
はいられない。涼しいところを求めて乏しい知識をかき集めて、思い出したのが
ここ。
 浜松から257号線で鳳来方面へ走り、乗本の交差点で右折し県道439号線
に乗り換える。赤引温泉を通り抜け、明治橋の交差点で右折したら、またすぐに
右折し県道442号線に入る。あとはひたすら道沿いに進むのみ。途中狭い所も
あるけど、舗装路だし特に問題はない。
 駐車場に車を止め、駐車料300円を滝への遊歩道入口にある箱に入れれば、
あとは歩いて行くのみ。阿寺の七滝までは1kmくらい。まあ途中きれいな渓流
を眺めながら進めるし、林の中の道なので日差しが余り差さず涼しい。やはりこ
こを選んで正解だったようだ。
 前日までの雨で、川が濁っているのではないかと思ったが、さすがに清流だけ
あってすでにきれいな水が流れていた。メインの滝に行くまでも、何カ所か滝が
あり、下に降りてみることは出来ないが、上からなら眺めることが出来る。流れ
が穏やかになったら半分以上来た証である。水の中をよく見ると魚が泳いでいる
のが見えます。
 道なりに進んでいき、たどり着いたところが、阿寺の七滝である。その名の通
り、七段になった滝が見られるが、下から眺めても多段になっているのがよく判
らない。是非そばにある展望台から眺めて下さい。結構ここまで来て、展望台ま
で登る人が少ないのは不思議である。まあ、せっかくの土曜日だというのにあん
まり人もいないうえに、この展望台も寂れていて、是非登ってみたいという気に
させないのかもしれない。日本の滝百選に選ばれている割にはちょっと寂しい。
まあ、午前中だからかもしれない・・・ 逆に人が余り来ないと言うことは、荒
らされないということだからいいか。
 滝周辺は割と明るいのですが、それ以外は非常に暗いので、高感度を使うか、
三脚が必須となります。そのためスローシャッターによる流れを表現するのには
いいんですが、高速シャッターで流れを止めるというのはかなり苦しいです。

途中の沢
七滝の最下部
これが七滝 中間部分
苔むした小さな橋 緑が深い

今回ホワイトバランスがイメージと違ったので、色調補正してあります。

今回の撮影機材
 カメラ:Nikon D70
 レンズ:18-70mm/F3.5-4.5 70-300mm/F4-5.6