感想と言えるものではなく、プレイ中に記したメモに過ぎませんが、5回目にしてようやくハッピーエンドを迎えたので、これまでの経過を掲載します。
※ネタバレを含みます。未プレイの方はご遠慮ください。
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2006年5月25日到着(発売日)。Amazonにて購入、6069円。ドラマCD付き。
2006年7月20日開始。
TLSの伝統を受け継ぐ王道ギャルゲーの最新作。主人公のデフォ名は相原光一。いつも通りにデフォ名でプレイ。
今回のナビ役は妹の相原菜々。TLS3、TLSSと姉が続いたから、妹のナビは久しぶり。初っ端から妹に起こされてて駄目主人公の予感。て、本気でキスしようとしてたのかよ菜々。
憧れの星乃結美(ほしのゆうみ)と廊下ですれ違うが、何も言えず。おはようも言えないのか君は。
菜々の紹介で、1年生の里仲なるみと出逢う。うどんの人だな。友達になってくれと言われる。こちらは初対面だが、向こうは知っていたっぽい。勝手に憧れられている分、最初から高感度が高そうだ。
水澤摩央(みずさわまお)。幼馴染みの摩央姉。からかうときの目がたまらんなこれは。声は池澤春菜で、初代TLS以来の出演となる。このシリーズで2回出るのは初めてじゃないのか?
祇条深月(しじょうみつき)。ピアノの人。お嬢様だな。
咲野明日夏(さきのあすか)。サッカーの人。
星乃結美。図書委員。1年から同じクラスだったのか。いきなり哲学書を薦めるのは正直どうかと思うが、キャラは立つかもな。微妙に気があるような反応だが、どうなんだろう。
二見瑛理子(ふたみえりこ)。天才。開始前の注目度が一番だった。
川田先生は水泳部の顧問か。
職員室の煙害に悩む川田先生。今時全面禁煙じゃない学校があるのか。
理科準備室で化学?実験中の瑛理子と会う。先行して公開されていた絵で、これはインパクトがあった。「さよなら」が口癖っていう人は初めて見たな。
机の上のザクが気になるな。
瑛理子がテーブルに就いてると誰も近寄らないのか。取って喰うわけでもないのに、これじゃ孤立させられるわな。
初のアタックイベント、摩央姉の膝小僧にキス。て、幾ら仲良しだからって、膝にキスするのか? エロゲでも見たことないぞ。
15日目、休み時間に校舎裏で瑛理子とキス。問答無用でファーストキスを奪われたのに、ちっとも気持ちよくないとがっかりされてしまった。そりゃそうだろ。愛情のないキスに何の価値もない。
17日目、摩央姉と下校の約束を取り付けた。
瑛理子は難敵だな。どんな話をすればいいのか、なかなか分からない。
放課後、理科準備室で瑛理子とキス2回目。ティーン向けの雑誌を読んで研究しているようだが、そもそもキスの実験って何なんだ? ていうか、気持ち良くないから失敗とかいってるが、それは実験じゃなくて実践もしくは練習だろう。
瑛理子とキスした後で、摩央姉と一緒に帰る主人公。良い度胸だなおい。下校と言ってもTLSシリーズの下校会話はなく、寄り道デートに近い。
菜々の着替えに遭遇。TLS名物もしっかり受け継がれているな。
瑛理子と下校の約束。好きな音楽がクラシックなのは良いが、絶望するような暗い曲って何だろう。クラシック音楽は基本的に楽観主義だから、暗い曲調の音楽でも後の好転を予感させる作りになっているのが普通だし。まあチャイコフスキーの6番とか、例外はあるけど。
食堂で摩央姉チェック。ボリュームのある中華定食ものを頼もうとしたら、豚にでもなる気かと叱られる。TH2でタマ姉も野菜を中心に食えとか、似たようなことを言ってたな。
菜々とパターゴルフ。菜々、いつの間にゴルフウェアを買ってたんだ? 文章から手取り足取り教えているのが分かるが、絵がないのでかえってエロい。
菜々のライン読みポーズ、そう来たか。下手なエロゲーよりエロいと言われるが、そういうことか。
雨に降られて帰宅、お風呂で寝落ちして、帰ってきた菜々とバッタリ。PS2で裸を出すわけにも行かず、さすがにタオルで隠しているが、これはなかなかだ。
摩央姉と校舎裏でキス。これで現在、摩央姉が好きのレベル2、瑛理子が好きのレベル1、そのほかという状態。
1日の4区分のうち、1区分はフリーイベントさがしに当てているが、今回は菜々のプール授業。エッチとか突っ込まないな。
摩央姉、昨日のがファーストキスだったのか。
菜々とパターゴルフ勝負最終戦で、昔なくした菜々の指輪を発見。主人公が結婚式ごっこで菜々にあげたものか。想い出話はTLSシリーズの華だ。
体育の授業を裸足で受けている瑛理子を見掛ける。靴を隠されたとか。よくあると言うが、高校生にもなって、そんな子供じみた嫌がらせをする低能がいるとは驚きだ。
悪戯な風来たああああ。神風かよ。初のターゲットは摩央姉。これは凄い。ぱんつはいてない、と言えなくもないギリギリの線だ。PSチェック、よく通ったな。いつからそこに…と、低音で凄まれる。これもTLSから受け継いだイベントだ。やはりこれがTLSの後継と言うことになるんだろう。
地震に怯えた菜々が飛び込んできて、今日は一緒に寝ると言い張る。添い寝くらいはあるだろうと思ったが、部屋へ送っていって終了。駄目じゃん。TLS2だと君子と一晩一緒に過ごしたのに。
摩央姉にどんな洋食が好きかと聞かれたので、ロールキャベツと答えたところ、雑誌に書いてあったとおりだという。さすがにもう肉じゃがの時代ではないわな。
摩央ねえと一緒に下校、野良猫に餌をあげようと駅前へ寄り道するが、会えなかった。もっとも最近、都会では野良猫じゃなく地域猫という言い方をするが、それはともかく、前に会った場所で見掛けないと、心配になるものだ。
花壇の花に水をあげている星乃さん。夏は水が熱くなるから、午後にあげてはいけないのだそうだ。知らなかった。花を好きな人に悪い人はいない、か。まあその是非はともかく、見返りのない対象に愛情を注ぐことができるのは、本物の優しさを持っている証だ。
1回目終了。何も無し。結局、摩央姉のレベル2が最高だったか。友達の柊になぐさめられる。え? 星乃さんがどうしたって? 何だか分からないうちに終わってしまったぞ。
思い立って、TLS2プレイ記録VTRを少し見てみる。本気で泣けた。久しぶりだったためもあるが、強烈だ。危ない危ない。一気に持って行かれるところだった。
2回目。既読スキップがないのは辛いな。TLS2にはそれでも引っ張っていく強い牽引力があったけれど、キミキスはどうだろう。
2日目、星乃さん、会話1回目でアタック成功。仲良しルートだが、レベル2に上がった。幸先が良いぞ。
星乃さんから、地味で友達が少ないのでもっと明るくなりたいと相談を受ける。卒業後にみんなに思い出してもらえるような人になりたいと言うが、それって大変だぞ。
川田先生とのエンカウント率が高いな。攻略対象ではないのだが。
瑛理子とは今回も屋上で出逢った。そういえば左利きだっけか。左手に紙飛行機を持ってるな。
なるみにアタックしてみる。味見したお玉で間接キスですよ。年下らしく初々しくて良い感じだ。好きルートのレベル2に。
なるみに1年廊下で、減速無しで抱きつかれる。そりゃみんな見るだろ。犬チック認定。
星乃さんアタック。一緒に帰る約束を取り付ける。引っ込み思案な人なので、リードしてあげないといけない。電車通学30分は遠いな。その辺が友達の少ない原因か。
11日目、菜々と夜のゲーム。今回は麻雀に挑戦。絵もちゃんとある。熱心についてくる菜々が面白いが、妹に麻雀を教え込む兄っていうのはどうなんだ?
なるみと菜々が保健室で何かやっている。髪を結んでもらっていたそうだが、声だけ聞いていると妙にエロいな。ていうか、これじゃエロゲ脳だな。
マッチング会話がうまくヒットするようになってきた。コツがつかめてきたようだ。あとは会話の中身の編集・選択か。
なるみアタック。一緒に帰ることに。
菜々チェックを聞きに行って着替えにバッタリ。絵ではドアノブの影になって見えないが、主人公は菜々のパンツをばっちり見ているようだ。抜け目がないな。
またもなるみが飛び込んでくる。こんな真っ直ぐな子、現実にはいるはずがないんだから、素直に抱きつかれておけ。年下の女の子をどう思うか聞かれる。可愛いと答えたら、年下好きにされてしまった。
星乃さんアタック。話をするときの距離に気付くとは、なかなかやるな主人公。彼女は防備領域が広すぎて、他人を警戒せずに受け容れることが出来ないわけだ。
お嬢様と話す。マッチング会話が3回続けて成功すると、話上手だと褒められるのか。今回は珍しく5回連続で成功。好評の上、新しい話題も手に入った。
うどんのキーホルダーを拾う。持ち主は一人しか考えられないな。
星乃さんの好きな話題が変わったとかで、好感度ゲージがクリアされてしまった。どうすればいいんだ。
菜々と麻雀2回目。着替えるというからどんな服かと思ったら、何とチャイナドレスに変身だ。しかも黒とはなかなかにシック。川田先生からもらったというが、麻雀を始めたという生徒にチャイナドレスをくれるってどういう先生だよ。大学時代、この服を着て、中華飯店でアルバイトしていたそうだ。サイズを直したのは良いが、当時大学生の先生と、現在高校1年の菜々とでは、胸の差はやむを得ない。突っ込むのは無茶だろ。
16日目。星乃さんの引っ込み思案解消計画。昼休みのテラスで、知らない人の話題に割り込んで盛り上げるの巻。凄いこと考えるな主人公。誰をぶつけるのかと思ったら、菜々となるみか。この場面は実に良い。
星乃さんが仲良しレベル2に。なるみと二股状態。
星乃さんと帰ることに。一緒に本屋へというお誘いが。一歩前進。
屋上で星乃さんがしゃっくり。おどかすか、くすぐるか、という選択だが、おどかすと止まるってのは嘘だと思うぞ。
一緒に帰るもまた本屋へ。会話が同じなんだが。そろそろレベルを上げないと。
図書室でなるみにアタックしたら告白され、こっちの気持ちを聞かれてしまった。二択だ。参ったなどうも。今回は星乃さん有力だと思うので、ひとまず先延ばしに。うわ、泣かれた。大泣きでびっくり。感情が高ぶると語尾に「〜もん!」が付くのは菜々と同じか。泣き止まないので抱きしめたら、やっと落ち着いた。
ひゃああああ、星乃さんが亡霊のように出現ですよ! ばっちり見られていたようだ。考えてみたら図書室は星乃さんの本拠地じゃないか。何とか言いくるめるが、次はないと釘を刺される。怖っ! なるみはレベル2に上がったが、複数のキャラと仲良くなるのは考え物だな。
22日目。星乃さんに釘を刺されたのが気分的に響いてるなぁ。気が重い。昼休みに食堂でなるみのストーリーイベントがあるが、回避してみる。
と思ったのも束の間、休み時間にまた抱きつかれた。しかも水着じゃないか。なんつー娘っこだ。と、そこへ菜々が! 睨んでるぞオイ。なるみが行っちゃったら、今度は菜々が抱きついてきた。もう滅茶滅茶だ。
なるみのエンカウント率が急上昇。休み時間に連続ですか。今度はこのゲームで初めてお断りを入れてみる。
麻雀3回目。つもったら切る。つもるって何?
星乃さん、やっと会えたのに会話できず。もう駄目かも。
25日目。何度試みても星乃さんとは話せないか。もはやこれまでだな。前途放棄。
3回目。今度はオンリープレイに徹しようと思う。
今回は強制イベント(うどん泥棒)でなるみと出逢った。しかし腹ペコだからって、素性の知れないものを勝手に食べちゃうか?
摩央姉を追うも、必須イベントに間に合わず、前途放棄。しかしオンリープレイだとほかの人と話せないし、単調な作業で退屈になる。既読部分の自動スキップがないのが痛い。キャラに思い入れ出来る要素も少ないし、早々に飽きてしまいそうな予感。
4回目。そろそろ分かってきたのは、狙っているキャラに使えそうもない話題は、ほかのキャラで消費してしまえばいいということ。
星乃さんで悪戯な風ゲット。おへそが見えた。
週末デートの約束を初めて取り付けたが、最後の日曜日になってしまうのでは時間切れだ。
結局間に合わなかった。デートが学園祭に重なるため、自動的にキャンセルされてしまう。4回目の日曜日までにデートできなかったら失敗確定だ。
これまでに感じたのは、ゲーム性が重視されていて、ストーリー性は薄いということ。TLS2の好きな私には向かないのかもしれない。
5回目。なるみに挑戦。話が弾んで、なんと初日の最初の会話でアタックが成功、レベル2に上がってしまった。仲良しルートだ。今度こそエンディングに辿り着けると良いのだが。
なるみルートだと菜々が絡んでくるので、菜々の好感度も重要になる。というか、菜々のヤキモチが凄い。
15日目、レベル2に移行。仲良しから好きルートに変わった。
うどんの生地を踏んで捏ねるイベント。家庭科室だが、何故か体操服で生足だ。微妙にエロいな。
悪戯な風。なるみ。
ラーメンうどん? 正直に駄目を出したら、発想が駄目ってところでがっかりしていたようだ。ポイントはもらえなかったけど、褒めたら店で出しちゃいそうな勢いだったし、やっぱり駄目だろこれは。
菜々の部屋に入ろうとすると慌てるイベントがあるが、TLS2の君子にも同じパターンがあったな。一体何をしてるのか気になるぞ。
学校の廊下でチュウ。手の甲にだけど。
22日目(月)、好きルートのレベル3に上がった。大きなミスがなければ、今度こそ行けそうだ。
音楽室でなるみと会う。芸術系は選択授業のはずだから、なるみは音選だな。
初めて一緒に帰ることに。間に合うかどうか、微妙になってきた。
26日目(金)、週末に海でデートをする約束を取り付けた。ギリギリだけど、どうにか間に合ったようだ。ついでにテラスでキスされた。背が届かなくて、顎にだったけど。
なるみと海へ。海水浴シーズンが終わったから、水着は無し。ちょっと残念。と思ったら、服の下に水着を着てたのか。セパレート。好きルートのレベル4に昇格。
バカップル状態。
一緒に下校。主人公の部屋に来訪。もちろん二人きり。エロゲだとアレなんだが、PS2じゃしょうがないな。押し入れは男のワンダーランドだから覗いちゃ駄目だ。1年の時の教科書を見付けて、自分のと交換してほしいと言い出した。乙女チック。こんなにも慕われてるのは良いが、責任重大だ。前に星乃さんと競合したときは、図書室で人目も憚らず大泣きされたもんなぁ。その夜、なるみからお休みなさいの電話がかかってきた。
32日目(木)、学校の廊下でキス。すごいね、びっくりだね。
通常登校最終日の33日目(金)、ここに来てようやく菜々のお風呂でバッタリイベントに。今回は遅かったな。
学園祭。なるみのクラスはうどん屋。里なかって、実家のうどん屋と同じ名前か。きつねうどんの揚げが特製のハート型だ。
既にキスしてる仲だが、あらためて告白。って大泣きするなよなるみ。首っ玉にかじり付かれてエンド。やっぱりTLS2のような込み上げる感動は無いのか。
メインメニュー画面の背景がなるみになった。なるみは可愛いのだけど、最初から最後まで同じ調子で意外性は無い。子供っぽさが売りのキャラか。図書室でわんわん泣かれた場面は迫力もので、忘れがたいものがあるな。
--(ここまで)
こんな感じで楽しんでいます。ゲームをするときはこうしたメモを取っていて、気に入った作品だと、それを元に感想を書くことがあります。ちなみに、TLS2のメモ(24〜26回目の分)はこんな感じでした。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~sakharov/pravda/tls2-2i.html
サハロフ(佐藤純一)