DUMKA

2008年に見たアニメ / 2009.01.01

 新作で観ていたのは「ARIA(3)」「絶望先生(2)」「カオスヘッド」「かんなぎ」の4本と随分減り、このうちDVD購入に至ったのは「絶望先生(2)」のみ。ただ、「ToHeart2」のOVAが第1期に続いて第2期も面白かったほか、「Canvas2」をはじめ旧作品が廉価版DVD-BOXとして再リリースされたおかげで、アニメDVDの購入件数は前年より増えました。

 ところで、アニメにもようやくBD化の波がやってきましたが、深夜帯の作品にはまだまだ及んでいない上、DVDの後からBDが出たりすると懐が痛みます。それでも「うたわれるもの」のように内容、作画とも質の高い作品なら、結局BDも買ってしまうわけですけれど。せめてPCのビジネスソフトみたいに、上位版へのステップアップグレードがあればいいのになぁ。

2008年にプレイしたゲーム / 2009.01.02

 購入件数は18禁ゲーム(いわゆるエロゲー)を中心に20本以上。このうちボリュームのある作品でシナリオを読了したのは、「Fortune Arterial」「ToHeart2 AnotherDays」「この青空に約束を」「世界でいちばんNGな恋」「こなゆきふるり」「るいは智を呼ぶ」「FairlyLife」「ななついろドロップス」の8本と、前年から持ち越していた「ひまわりのチャペルできみと」の合計9本。このほか「処女はお姉さまに恋してる(おとめはボクにこいしてる)・フルボイス版」「Never7・PS2版」を再読。近年、ゲームへの意欲が減退したなと感じていましたが、振り返ってみると2008年の読了件数は前年比倍増で、面白い作品に多く出会えた一年でした。

 このうち「ひまわりのチャペルできみと」は2007年中に始めたものの、作中に出てくる質問(?)のところで何故か詰まってしまい、いったん中断。その後、最初からやり直して約1ヶ月の間、夢中になって読みました。テキストは全篇で文庫本20冊以上のボリュームだそうですが、竹井作品は「ポケロリ」を何度も読み返しているくらいに好きなので、もし出版されたら喜んで読破してしまいそう。せめて自転車レースの場面だけでも実現しませんかね。もちろん全員分。

 丸戸作品2本、「この青空に約束を」と「世界でいちばんNGな恋」は続けて読了。どちらも「2ちゃんねるでやっていないと恥ずかしいエロゲ」に挙げられていたのを見て手に取りました。前者は子供の頃(70年代)に見ていた青春学園ドラマを、後者は高橋留美子の疾風怒濤時代の傑作「めぞん一刻」を、それぞれ懐かしく思い起こさせます。ひょっとして、これが「おっさんホイホイ」?

 オーガストは私にとってデフォルトの絵買いブランドで、「Fortune Arterial」も体験版などの下調べをせずに購入。でも、読んでみると主人公達がしっかり学園生活していて、「これだ!俺が読みたかったのはこういう学園伝奇ものなんだ!」と大いに楽しめました。えりりんかわいい。

 「るいは智を呼ぶ」の感想は以前書いたとおり。「ToHeart2 AnotherDays」はヒロイン側の視点で描かれた郁乃篇が好みです。女性が主人公の男性向け作品は非常に少なく、少女漫画テイストの「ななついろドロップス」もメインヒロイン・すももの視点ならどんな風だったろうと思いました。

サハロフ(佐藤純一)