中国科学技術館

●科学技術館までの道のり(失敗談)
中国科学技術館の展示館がオープンし、見学者が多いとのテレビ報道を見て 、近いうちに行って見ようと思っていた。
2000年5月の休日、予定していた用事がなくなったので急に出かけてみる ことにした。充分な確認をせず、大分前に切り取ってあった写真 (特徴のある建物が載っている)入りの新聞記事を持って家から飛び出した。 だいたいの場所はわかっている、家の前のバス停から801バスにのれば途中に あるはずである。
バス停に着く同時にバスが来たので飛び乗る。暫くして車掌さんに新聞記事を見せて 下車駅を聞いてみた。 いろいろ調べてくれて、乗り換えの停留所と次に乗る路線を教えてもらった。 思っていたところとは大分違う場所だ。
新聞記事にはあいにく住所は記入されていない。 新しい場所にでも作ったのかしら??? 疑問に思ったが、 まぁ、親切に調べてもらったのでその通り行ってみることにした。
北京の秋葉原「中関村」を過ぎて暫くして下車、別路線に乗り換える。 乗り換えたバスで、再び新聞記事をみせて車掌さんに尋ねる。 様子がおかしい。どうも間違えているらしい。
とりあえずすぐに下車して確認することにした。 途中で数人に聞いてみたが、わからなかったので、 当初考えていた場所までまたバスで戻ってみることにした。 もちろんタクシーでも良いのだけれど、今日はバスで行くことにしたから あえてバスこだわる。
暫くして逆方向のバスが来たので乗り込んで、車掌さんに聞くと、にっこり笑って だいぶ先ではあるが、途中の「中国科学技術館」で降りればいいとの答え。 やっぱり最初に思っていたところであった。
そこで下車して、 改めて記事の中の写真と見比べるがやっぱり少し形がちがう。 (往路にバスの中で見比べた時に違う建物と判断した)
さて、道路を渡って入場口へ行ってみると記事そのもの建物であった。

●さて見学
休日でもあり大勢の人がきている。入場券を臨時増設の窓口で買って 目的の新館へ。 子供連れが非常に多く熱気に溢れていた。科学技術に関するあらゆる分野 のテーマについて、子供達にわかるように解説、展示していて自然に 学習できるようになっている。 最新のパソコンシステムがあったり、年代物のステップ バイ ステップの電話交換機があったりする。 あまりに見学者が多かったので、写真を撮るのに気がひけたため、内部画像はわずかしか撮っていない。
大人ももちろん楽しめるが、将来を担う子供達の勉強のためと思えた。

さて、技術立国といわれる我が日本に、このような科学技術館があったろうか。
(#300、#801バス等、中国科学技術館下車)


新しい展示館全景 新しい展示館入口
科学技術館中庭 新展示館内部
新展示館内部(車のエンジン) 新展示館内部(斜めの家)
新展示館内部、江沢民の題字の前で記念写真 高く積まれた真空管、同じ機能を実現するのにトランジスタ-の場合、ICの場合と 比較して展示している



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