記事の順番変えました。
楽器買いました
調整費ケチり、自分でバランス調整の巻
新しいリガチャー買いました
野中貿易アニヴァーサリーコンサート
L.A.Sax
東京サクソフォンアンサンブルの演奏を聴いて
吹奏楽の中でのサックスの役割?
クソフォーンオーケストラや吹奏楽の中での音色変化
サクソフォーンの音色変化
仕事もだいぶ落ち着いてきて、ちょっとづつでも、また書いてます。
もう、ずいぶん前になるのですが、アルトを買い換えました。
ずっと、ずーーっと、クランポンのPrestigeがほしかったのです。が、如何せん、市場に出ている本数が少なく、いざ買うとなると、二の足を踏んでました。
やっぱりどうせ買うなら、良い物がほしいですからね。
そこへ、某先生から、買ってくれる人がいるなら、使っていないし、自分のを売るとの噂を聴きつけ、
交渉へ.....
ついに、手に入れてしまいました。
でも、やっぱり買って良かったです。
吹いていて無茶苦茶気持ち良い。
これで、Soprano、Altoともに、楽器だけは立派になりました。
あぁぁぁ、練習する時間がほしぃ。
そろそろ、この楽器もかなり空いてきているから、調整ださないといけないなー
と思っている矢先、先の楽器やさんに、見せたら、「ほら、こんなに空いてるよ」
と現実を突きつけられました。
内心「ひぇー!!!そんなに!?」顔は「そうなんですよねー」。
「タンポ全部買えたほうが良いよー」楽器やさん
「いくらかかります?」私
「うーーん、6万くらいかなー」楽器やさん
「やっぱり?、前出したときも、7万かかったんですよ」私
.....とまあ、この後もいろいろ会話があったのですが。ですがっ!
今の私の財政状況では6万は出ない。
そこでっ
......自分で調整したれっ!
と、昔から調整には興味のあっていろいろやっているので。
#私のサックスのケースには、コルクシート、接着剤、カッター、紙やすり、ガラス台、キーオイル
、ゴム系接着剤が常備
久しぶりに自分で調整しました。
#いや、言い訳じゃないですが、クランポンは、まめに調整しないとだめなんですよ。
ポイントは、シの上のトーンホールとシ、ドのバランス。
ドを押さえたときのその下のキーのバランス。
さらに!ファ、ミ、レのキーとファの上のトーンホールのバランス。
#言葉で説明するのは、つらい!!
以上空かないようにバランスとりました。コルクシートだと厚いので、
紙を貼り付けたり。
力技で曲げたり
空き具合は、水取り紙をはさんでの引っ張り具合
おまけにタンポの革には、油分補給(シリコン入り油)
キーオイル充填120%!!
...............
いやー、なんとかその場しのぎっ!
すごく良くなりました(いや、いままで、この状態で良く吹いていたな、だけど)
#楽器ってこんなに吹きやすかったんだ!
でも、良い子は真似しないように。
ちゃんと調整に出しましょうね。
ついでに、Sopも調整しようと思ったのですが、これは、ちょっと素人手には、
あまる部分があったので、調整してもらおう思ってます。
#私の技術では、直せない。
というわけで、なにが言いたいというと、「まめに調整を出したほうがいいですよ」
ということです。一度信頼できるところへ調整出せば、あとは、上記にあるポイント部分を
気にすればしのげるのですが、一年に一度は少なくとも専門家に調整してもらいたいですね。
これの更新もずいぶん久しぶりになってしまいました。
で、また書く意欲が沸いてきたので、ちょいと書きます。
アルトのリガチャーを変えました。今まではハリソンハーツを使っていました。
やっぱり、あのリガチャーはリガチャー革命というべき火付け役ですから、
すごくよいのですが、リードをよく選ばないと、抜けすぎ、自由過ぎる音(笑)になってしまうのに
ちょっと不満を感じていました。ま、合うリードで吹くと、あいかわらずとてもすばらしい。
で、ちょっと浮気してみようと、バンドレンのoptimumを買いました。
買おうとした動機は、同じ楽団の友人が楽器(Selmer SERIE III)&まっぴ&リガチャー(optimum)を
買ったのです。
それまで、おのざわくんから、良いよーとは聞かされていましたが、なかなか吹いてみる機会に
恵まれなかったのですが。身近な人間が買ったのをよいことに、借りて吹きました。
まとまっていて、かつ適度な抜けがあるのに、驚きました。
(あ、プレートは3番です)
で、彼が買った楽器屋というか、修理屋というか。行きました。
最初、「おーー、クランポンねー」という楽器やさん。まずは、ノーマルなGP(金めっき)のものと
サテン仕上げのGPものと吹かせてもらいました。
なんとなく、サテンの方がしっとりした響き。
「サテンと、普通のと、違うんですねー」と私。「表面の加工で、響きに影響がでるみたいね」
と楽器やさん。
で、サテンのものを、合計6つ出してもらって、選びました。
最初のは、ま、置いといて。
1つ目は、「お、さらにまとまったしっとりした感じになるなー下の音がよくまとまるなー」
2つ目、「うーーん、もうちょいかな」
3つ目、「うーん、これももうちょい」
4つ目、「お、抜けがよくていいなー」
5つ目、「うーーん、もうひとつ」
で、何回か吹いてみて、選定の常で、どれがよいのかわけがわからなくなりかけたところで
一休み。
こういうときは、他人の意見が大事ということで。いっしょに行った友人に「ね、どれが良いと思う?」
と、いいながら、また吹く。
楽器やさんの良いと言っていた、4つ目も捨てがたかったけど、「これなら、ハリソンの方が良いかな?」という勝手な思い込みで。
ほかのものと違った、よい印象のある、1つ目にすることにしました。
さてさて、まだまだいろんなリードで試していませんが、なかなか満足。
その後、印象がどう変わるかは、お楽しみ。またしばらくしたら、リガチャーの後日談のせますね。
10月3日に横浜みなとみらいホールで野中貿易の35周年記念コンサートがありました。
パリ国立高等音楽院のサクソフォーン科の教授であるクロード・ドゥラングル氏と、オイロス
アンサンブルの演奏がありました。
デゥラングル氏の生演奏を聴くのは、これで3回目なのですが、やっぱり上手いですねー。
あ、そうです。
サヴァリのソロ曲を吹いてくれたのですが、そのときに通常使用している楽器とは別な楽器を使用して吹いていました。
メーカーは判別不明だったのですが、キーシステムを見ると、古い楽器、古い楽器のコピーではないか?
と思いました。音色も若干こもった感じで、おとなしさを感じました。(曲に合わせた吹き方のせいもあるでしょうが.....)
その後に、セルマーを使っていたのですが、ぱーっと抜けた感じがしたのが印象に残っています。
C.ロバの曲を弟子である平野氏と一緒に吹いたのは、すごかったです。非常に難易度の高そうな曲なのに、息がぴったり会っているという感じですね。
イベールの協奏曲は、初めて生で聴いたのですが、なかなかよかったです。名演でした。個人的感想では、最後の盛り上がり部分をもう少し派手にしたほうが、好きなのですが.......(盛り上がりきらずに、終わってしまった感じが若干ありました。)まあ、そんな私見はどうでもいいですが。
アンコールでは、楽器を間違えて(Sopで吹く予定なのに、Alto)持って出て、慌てて取りに戻る
という一幕もありましたが、ラベルのハヴァネラ形式の小品(なぜか、主催者側発表では、「
ビゼーの「カルメン」より、ハヴァネラ」になってましたが....、ハヴァネラとしか伝わっていなかったんでしょうね。)と「この道」でした。
無料で、あんな演奏会が聴けてしまって大感激でした。ありがとう、野中貿易!
おしむらくは、もうすこし小さいホールのほうが、音響的に良かったのですが.....
L.A Sax楽器メーカをご存知ですか?いやーこういう楽器を作って売ってしまうとは。
無許可なので画像は載せられませんが、必見!!
なんと、カタログには、コントラバスサックス、カーブドソプラニーノ、ストレートアルト、
ストレートテナーなどが載っています。
なにもソプラニーノを曲げなくとも.....
もっと驚いたのは、さまざまなカラーリングのサックス。
豹柄のサックスなんて......すごい。毎年新しいカラーリングを出しているらしく、
1998カラーチャートなんてあったりします。
他のメーカーのサックスも、500ドルほどで塗り替えてくれるらしいです。
ディーラーに野中貿易が載っていたので、日本でも手に入るんですね。
7/10に東京サクソフォンアンサンブルの演奏会に行ってきました。
メンバーが変わってから2回目の演奏会です。
曲目は、ピエルネ/民謡風ロンド、グラズノフ/サクソフォン四重奏曲、リュエフ/演奏会用四重奏曲、シュミット/四重奏曲、アンコールで、ピエルネ/鉛の兵隊の行進、ヴェロンヌ/半音階適ワルツ、バッハ/G線上のアリアを演奏してくれました。
最近のサックス四重奏の演奏会といえば、新曲や独自のアレンジものが多いのですが、
久しぶりにサックスの古典の四重奏を聴きました。
東京SEといえば、今活動している四重奏団の中では最古参の一つですね。
古典を中心に演奏する団体として、これからもがんばってほしいと思いました。
吹奏楽の中でのサックスの役割とは?私自身もこれにはすごく悩んでいます。編曲者、作曲者でもまったく違ってきます。
ある場合は、ビオラのように、ある場面では、ヴァイオリンのように。
または、サックスのとしての本来の演奏。いろいろ求められます。
常に自分がどういう役割を担っているのか理解しなくはやっていけないと思います。
ものすごく難しいです。
いっちょ前にこのわたしもサクソフォーンオーケストラの中で演奏したことが何回かあるのですが。
今、自分が吹くフレーズは、なんの楽器のフレーズなのか?ということを
たえず意識して吹くようにしています。それによって、フルートっぽく聞こえたり、
弦のように聞こえたりするような気がします。
特にアレンジ物の有名な曲では、聴く側の頭の中では、オリジナルの音が鳴っています。
それとあまりに違う演奏をすることは、作曲者や編曲者の意図にもはずれるのかな?と
思っています。
ぜひ、トランペットみたいな吹き方、フルートみたいな吹き方、オーボエみたいな
吹き方、弦のような吹き方を考えてみてください。
これも音色変化や表現力の向上にプラスになると思います。それぞれの楽器の有名なフレーズを吹いてみると良く解ります。
1998 6/20に私の所属するNEC玉川の演奏会がありました。今回は、我が師匠雲井雅人先生を
客演で呼んで、アルトでトマジの「バラード」、ソプラノでアンコール「翼をください」
を演奏していただきました。前々から、曲想に合わせた音色の変化ということをいわれていたのですが、あらためて、まざまざと音色の変化というものを感じました。
アンケートなどでも、多彩な音色がすばらしいとか書かれている方もいらっしゃったのですが、まさに、すばらしいです。
日本中いや、世界中探しても、これだけ音色の変化に気を使っている奏者は少ないのでは
ないかと思います。(べた賞め過ぎますか?雲井先生)
で、普段何気なく演奏している曲でも、それぞれの曲想に合った音色を意識し変化させることで表現力が格段にあがります。特に雰囲気を変える部分では絶大な効果を発揮します
こういう練習のためにも、長調、短調の音色の違い、曲想に合った音色の違いというのを考えて吹かなくてはいけないなーと感じました。
いろんな楽器の演奏を聞いて、曲のイメージを豊かにするというのも重要ですね。