1年に1度くらいは、硬派な気持ちで魚に向き合うべし!? 2008年12月14日 Reported by Kazuki Sasaki | |
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■日時 | : | 2008年12月14日(日) |
■場所 | : | 駿河湾:吉田沖、焼津沖、安倍川沖一帯 |
■参加 | : | 西野さん、カズさん、小長井さん、カズキ(執筆者)他、チャーマス一派の猛者たち |
すでに毎年の年末恒例行事となっている「チャーマス太刀魚チャンピオンシップ」。
今年も、昨今の不況をものともせず、100人を超える参加者に恵まれ開催された。
当日の天候は、この時期に珍しく雨模様。
しかし、集合場所の大井川漁協は、悪天候など関係ない笑顔と談笑に包まれていた。
さすがに7年目の大会ともあって進行はスムーズそのもの。
北村大会委員長の挨拶のあと、海政丸の船長さんから最近の状況を聞き、それぞれの思惑を胸に、各船へ乗り込んだ。
船団は、吉田沖へと向かって一斉に出港。すぐにスタートフィッシング。
前評判通り、今ひとつ型が小さく、おまけに足が速いという展開に、一同は四苦八苦する。
しかし、ゴールデンタイムということもあり、1投目からぽつぽつと釣果があがる。
朝マズメが過ぎ、タチが深場へと移動すると、徐々にサイズがアップしてきた。
とはいえ、一同の釣果は、どんぐりの背比べ状態が続く。
ひと通りリミット達成したのを見計らい、キッカーフィッシュを求め焼津前へ行くも、魚は薄く型も小さい。
早々に見切りをつけ、安倍川沖へ移動し、ここで良型を追加するも群れが小さく、皆に釣果が行き渡らない。
いつの間にか止んだ雨のあと東風が吹き。、釣りにくくなり始めたところでストップフィッシング。
まだ乾ききらないジャケットには帰りの風は冷たい。
お楽しみのウエイイン(最大3本の合計)は、1位 1,800グラム(PE)、2位 1,755グラム(ナイロン)。
結局、いい年の2本分にも満たない記録に止まる。
私が毎年楽しみにしている北村さんの考察によると、今年はメスのタチがいないのでサイズはでかくても目方がないという。
ぱっと見てキロサイズかと思えたタチでも 700グラムしかないといった状況。
確かに2〜3週間ほど前に、同じようなサイズが焼津前で釣れていた。
カップリングがうまくいかないまま産卵場に流れてしまい、群れがまとまらず、今回のように移動が早い状況が出来上がったと思われる。
自然の中の営みなので仕方ないけど、タチウオにはがんばって嫁さんを探してもらい、しっかり来年へと繋いでくれることを期待しましょう。
釣果はいろいろでしたが、この愛すべきゲームフィッシュへの造詣が年々深まるいい大会であると思っています。
みなさんいかがでしょうか? では、来年もまた様々な思いを胸に大井川でお会いしましょう!
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