Fishing Report >> 春爛漫の奥大井…パーマークと戯れる!
平日強行…先行者なしの好条件!やっぱりそこは天国だった♪    2009年4月24日 Reported by Takuya Fujiwara 

「先んずれば即ち人を制し、後るれば即ち人の制するところとなる」
いにしえの人はそう言ったが、今の私には、そのまんま釣りに当てはまる言葉。
渓流釣りは、言うまでもなく「先行者がいないこと」はとても重要。
ならば誰よりも先に!なんだけど、土日ともなれば、どんなに朝駆けしても、エサ師のおじさんにはかなわないことが 多い。
入渓地点に車や自転車がなく、意気揚々と釣り上がっていくと突然、河原に色鮮やかなテントが張られていてジエンド…。
引き返しを余儀なくされたり、ずっと上流から入ってきた人が、普通に釣り下ってきたり。
4月の温暖な陽気の中、美しい渓で清々と釣りしたいと思うけど、他の釣り人も考えることは同じなんだな。
鮎の盛期になれば、多少はそちらに散るんだけど。

そんな悶々とした中、数日前にまとまった雨が降り、平水に戻った渓はリセット状態のはず。
「今行ったら天国だら〜♪」という白昼夢はどんどん膨らみ、結局自制できず、仕事の都合を無理やり付けて、平日釣行を敢行することに
なった。(いいのか〜!?)

まだ暗いうちに車止めに到着。他の車はなし。ヘッドライトを点灯させてMTBを漕ぎ出す。
1時間ほどで最初の入渓点に到着。先行者の気配はない。
「今回こそ、先行者なしで本流独り占めか!?」と思いながら、釣り開始。
いかにも…というポイントには、本当に踏み跡がない。
「マジで?」と半信半疑でルアーをキャストすると、いきなり数尾が足元までチェイスしてきて、 ピックアップ寸前にバイト!
うほほっ、すんごい活性高いぞ。しかも体高がある8寸サイズのアマゴではないか。

その先の同様のポイントにも踏み跡がなぃ…いや、あったわぁ。やっぱりね。そんなに甘くないよね。
と思いきや、蹄じゃん!イノシシさんのかよ〜。
で、ルアーをキャストすると、またもやすぐさまフィーッシュ!くねくねファイトを堪能させてくれたのは、尺オーバーのイワナだ。


これは本当に、雨後の平水+先行者なしという最高の条件なのではないか?武者震いを抑えながら、釣り上がっていく。
日が昇り、水温があがってくると、瀬の中からも良型のアマゴがヒットしてくるようになった。
私にとって理想的なシチュエーションです。
「この瀬の あの大石の裏の あのたるみの脇」と照準を絞る。
キャストは決まった。ラインスラッグを計算に入れて、思い描いたコースにルアーをトレース。軽くトゥイッチを入れて、さあ来るかな…。
と、ググン!とフィーーシュ! はぁ〜〜〜っ、幸せなり♪超きもちぃ〜〜〜♪
誰もいないので、ついつい「おっしゃ」「うひょ」「ナイスサイズ」などの独り言が多くなる。
今、仕事多忙で山に入れないサカちゃんには毒な話だけど、川の状態、魚の活性共に本当に最高で、そこかしこでライズも見られたっけよ。


平均8寸サイズのアマゴ、尺オーバー混じりのイワナで、結局、20尾くらいは釣れたかな。ここ最近では、一番気持ちのよい釣果だった。
平日強行で、たまたま良い条件のときに入れたってことが最大の要因。
逆に言うと、土日アングラーは普段はなかなか思うように釣りができないってことね。エウっ(涙)。

これからもっと暖かくなるので、オフに新調したソロテントの出番かなー。
サカちゃん、もう買った?奥大井の野人になりましょうぜ。

(おまけ)前週に別の渓で釣れた尺アマゴだよん


Rodufm STS-56Si
ReelSTELLA 1000S
LineVARIVAS TROUT Advance 4lb
LureTACKLE HOUSE Twinkle mute.50

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