９月例会は参加者３６名、内新入会員が６名と
先月を上回る参加者でした。
淡路駅の東淀川区民会館で定着化してきたようです。
なんと！６名の新入会員の中には徳島県、鳥取県から来られた方々も
いらっしゃいました。遠いところからありがとうございます。
A1ではレーティング高得点2322の高田明浩さんが五勝賞、
そして６か月ぶりの横田淳史さんが五勝賞、
また５年ぶりの高井晟晴さんは四勝賞、
さらに先月のうっぷんを晴らした倉辻勇紀さ んは四勝賞でした。
A2では世話役のベテランまっちゃんこと松本洋さんが五勝賞、
そして10年ぶりのベテラン唐住隆之さんは四勝賞、
B1では世話役のベテラン広川裕さんが四勝賞、
朝井俊行さんがA2昇級見込みの四勝賞、
そして昨月に続き連続のベテラン武田泰明さんが
四勝賞を獲得いたしました。
おめでとうございます。
さて、今回は私事石川由男の正棋会１千勝達成の表彰を
行っていただきました。
40年間、対局数は2110局で1003勝1107敗。
１千勝達成は沖元二さん、野山知敬さんに次ぐ三人目ということで
ただただ恐縮し、感謝の念でいっぱいであります。
しかし負数も1107敗とワースト１位ですが
これは正棋会会員の皆様に感謝されるところだと思います。
40年間も今思えばあっという間ですが
これだけ続けられたのは『強くなりたい』『楽しい』
の両立があったからだと思います。
最後にこのような成績記録を管理して下さった亡き山崎康雄さん、
亡き藤山順一さん、高島茂浩さんに感謝いたします。
またそれを統括している野山知敬さんに感謝いたします。
（石川由男）
今月のＡ１から熱戦譜をご紹介します。
今月は若手の新入会員が多く、ご紹介する林原七音（なおと）さんは鳥取県米子市から来ていただきました。
対する瀬戸隆さんはアマ名人戦大阪府代表の実績があります。
（図は84飛まで）
図以下64角、88歩、同金、87歩、98金、77銀、86歩、35角、27飛、75歩、91角成、76歩以下
後手の猛攻を浴びてしまいました。
91角成で73角成でも54飛で、次に57飛成！という強烈な狙いがあります。
検討すると、先手の陣形で26飛と48金がアンバランスで、玉の堅い後手が勝ちやすかったのではないか
というところまで遡ることになりました。現代将棋恐るべしです。
（野山知敬）