今回も昨年の６月の４１名を上回る参加総数４６名と嬉しい限りです。
正棋会新入会員も２名と着々と増えていますが、その中には鈴木英春さんのご紹介で
福井県から来られた方もおられました。
朝の挨拶で新入会員をご紹介後、熱戦が繰り広げられました。
さてＡ１では２０名の大世帯ですが、注目の高田明浩さんの連勝が気になるところで、２０１８年９月より
負け知らずの２８連勝でまずは１勝し、偶然にもプロの藤井聡太七段と並ぶ２９連勝を達成しましたが、
ついに２戦目に西淳平さんに負け、不敗神話が崩れ落ちました。
しかし高田明浩さんの正棋会２９連勝は誠に素晴らしい成績です。（なお、過去正棋会では沖元二さんの３３連勝という記録があります）
今回のＡ１の４勝賞はすべて伸び盛りの学生さんで、石井紀彦さん、戸川悠二郎さん、高橋憲太朗さん、
榊大輝さん、畠田尊寛さん、千野啓人さんでございました。
おめでとうございました。
そしてＡ２ではＡ１と匹敵する１８名の大世帯でしたが、ベテラン勢が大奮起でした。
５勝賞では山田明純さん、ベテランの入川喜代春さん、４勝賞ではベテランの豊留勝行さん、
ベテランの山崎将弘さんでございました。おめでとうございました。
またＢ１では、５勝賞の金川卓平さん、４勝賞の若手安井優音君、ベテランの堀田博万さんでございました。
おめでとうございました。
Ｂ１クラスは８名と少な目ですが、このクラスが増えていければいう事なしです。
来月７月７日（日）は年２回の正棋会王将戦でクラス分け無しの無差別で行われます。
久々の日曜なので、大勢の方々がご来場頂けることを期待しております。
今回の正棋会王将は高田明浩王将でしたが、次回はだれが正棋会王将となるのでしょうか？
（石川由男）
今月のＡ１級から熱戦を紹介します。
連勝記録を作った高田明浩さんと、常連の大山孝駿さんとの一戦です。
【図は☗３二角まで】
図以下51飛、33歩成、65金、57歩、47角成、同銀、57飛成、58銀打、48竜と進みましたが、
48竜では46歩、57銀、47歩成、68銀右、58金で後手が指せていました。
（野山知敬）